さいきんの流星光
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前回のブログでも書いたけど、
いま執筆中の「書籍マンガ」、今後、どうしようかと悩んでいる。

マンガの依頼な訳だし、とうぜん原稿料もいただける。
1ページ当たりはそんなに安くはない(と思う)。

内容は、保険の仕組みの説明。
一回分(5話分)が終わってすぐ、新たな依頼が来た。
「内容同じでシチュエーションだけ変えて同じページ数描いてください」
という依頼。

絵も、表情抑え目で、当たり障りのないあっさりした絵で描いている。
その方がいいと自分で判断してそういうキャラにした。

お金になるんだから…と引き受けたけど、
どうやらお金にはなるというのも怪しくなってきた。

原稿料はキチンと払ってくれる。
いやむしろ出版関係よりもいい。
原稿が完成したとたんに振り込んでくれる感じで、
非常に助かっている。

でも、僕が早く原稿を上げられないため、
原稿料が入らない。
毎日タラタラ仕事してしまっている。
締め切りが「絶対的締め切り」ではないからだ。
遅れたら遅れたでいい…的な雰囲気がある。

僕は、そういう締め切りの場合は全然仕事が進まない。
以前、学研の「ひみつシリーズ」の執筆をした時もそうだった。

「まだ余裕ありますから」

と言われているうちは、僕はまったく仕事をしない。
結果的に、長時間かかって同じ原稿料をいただく事になる。
大損である。

すべて自分のせいなんだけど、
自分はこういう人間なので、一生変われるはずもない。
そこで達した結論は…

もうこの仕事を受けるのはやめよう!
自分がダメになる。
ここ数ヶ月間、とんでもなくユルユルの空気の中で毎日を過ごしている。
毎日ダラダラ過ごしている。
こんな事やってたら、漫画を描けない人間になってしまうぞ!
ネームを切れない人間になってしまうぞ!

それが唯一の危機感だ。
何だか、自分がどんどん奈落の底に沈められているような…
底なし沼に腰までつかっているような気さえしてきた。
正直言って怖いです。

早く、今やっている仕事を終わらせて次へ進もう!
もうこの仕事は断ろうと思う。


追伸…

本当にそれでいいのか?とも思う。
僕は、このパターンばかり繰り返している気がする。
「この仕事をやっていては自分のためにはならない!」
と思い始めて、仕事を断る。

そのたびに原稿料が下がってきたのは確かだ。

う~ん…悩む悩む…悩むな~。

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