goo blog サービス終了のお知らせ 

さいきんの流星光

元漫画家 流星光(ながれぼしひかる)の雑記ブログ/Amazon商品のアフィリエイト広告があります。

弟の芝居を観に行く

2004年12月05日 08時23分05秒 | ふつうの日記
弟が劇団に所属している。
その芝居を観に桜上水駅まで行く。
駅から延々と細い道を歩くと劇団の事務所があった。
劇団の練習場での上演なのだ。

狭い部屋の中に30人ほどの観客が詰めて座り、
芝居が始まった。
ステージはなく、観客が座っているフロアがそのまま
舞台になっている。
観客との距離はほとんど無い。

僕は芝居というものをほとんど観たことがない。
人生において2,3回くらいしかない。
だから今日の体験は、かなり新鮮なものだった。
手を伸ばせば届く距離にいる人が物語の中にいるという不思議な感覚。
僕の隣に座る男は、僕と同じ観客なのに、
その隣に立つ男は別世界に存在している。
これが芝居というものなのか。
内容は特筆すべきものではなかったが、
狭い部屋での芝居…、好奇心を刺激された。
これからも機会があれば、小さい芝居を観てみたい。
1対1の芝居、なんてものもあるのだろうか。