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さいきんの流星光

元漫画家 流星光(ながれぼしひかる)の雑記ブログ/Amazon商品のアフィリエイト広告があります。

バッティングセンター

2004年10月01日 07時00分44秒 | ふつうの日記
久しぶりにバッティングセンターに行く。
打てない。
ぜんぜんダメ。

平日なのに小学生が父親とやってきて
球速80㎞/hのボックスに入って打っている。
どこかのチームに入っているのだろうか。
だが当てるのがやっとだ。

バッティングセンターにいる子供を見ると僕は必ず思う。
この子たちはプロ野球選手になる可能性がある。
上手いか下手かとい意味ではない。

野球をやっている子の中で、プロになれるのはほんの一握りだ。
目の前で、80キロの球にも苦戦している子が
どれほどプロに近づいて行けるかは分からない。
でも、可能性はある。
37歳の僕とは歴然と違う。
僕がこれからプロ野球選手になる可能性はない。
まったくのゼロ。
あり得ない。
彼らには可能性がある。
その違いは大きい。

日曜日にバッティングセンターに行くと、
多くの子供が順番待ちをしている。
それに混じって大人たちもいるが、
大人も子供も平等に順番を待ちをしている。
当然のことなのだが、
一般社会のそれとは少しニュアンスが違う気がする。

僕だけでなく、他の人たちも
子供の持つ可能性を認め、
むしろ子供たちと同じように順番待ちをしていることに
申し訳なさを感じているのではなかろうか。
子供たちが練習したいのなら少しくらい譲ってあげてもいい
バッティングセンターは、そういう空気で満ちている。

バッティングセンターには、
「子供は社会の宝物」
という言葉が、少しだけ生き残っている。

次の30分の処理

2004年10月01日 06時59分59秒 | ふつうの日記
現在、イチローは大記録まであと1本というところまできた。

イチローは、ヒット257本まであと何本…なんて考えてはいないだろう。
おそらくイチローは、
もっと小さな局面でしかプレイをとらえていないのではないか。
つまり、その打席、いかにして塁に出るか。
そして、どうやってホームまで帰ってくるかということだけを
考えて、プレイしているような気がする。

目の前のことを確実に処理していく。
これは、とても大切なことだ。
目の前のことの的確な処理が積み重なって、大きな結果につながってゆく。
僕がイチローから学ぶとしたら、まずそのことだ。
まず、今日をどう生きるか。
次の1時間、自分の予定したことができるかどうか。
誘惑に負けて、テレビ又はパソコンのスイッチをつけてしまわないか。
そういう小さな局面から、自己との闘いが始まっている。

くじけそうになったらイチローを思い出そうと思う。
イチローになりたければ、次の5分、次の30分を
確実に処理しよう。