川崎のご当地麺「溶き卵系」を新小岩で
神奈川県川崎市のご当地麺「ニュータンタンメン」。鶏ガラと豚骨がベースのあっさりスープに、溶き卵、ひき肉、一味唐辛子、ニンニクが入った独自のスタイルが人気だ。現在は様々な店で提供されているが、元々は「元祖ニュータンタンメン本舗」創業者の故・五十嵐源吉氏が昭和42年に考案したと言われている。
支店の大半は神奈川に集中しているほか、都内だと大田区や品川、池袋、五反田、国立にも出店。また、本HP「広域チェーン」の項目では、埼玉県唯一の店舗「草加店」をご紹介したこともあった。これまで東京北東部の人にとっては、その草加店が最寄だったが、2018年2月に新小岩に店がオープンし格段に啜りやすくなった。
タンタンメンは同一料金で辛さを「ひかえめ」「普通」「中辛」「大辛」「めちゃ辛」の5段階から選択できる。トッピングも豊富でワカメ、キクラゲ、刻みニンニク、もやし、コーン、バター、ニラなどカスタマイズ心をくすぐる具材をラインナップ。今回は定番の「ひき肉&ニンニクダブル(220円)」を中辛でオーダーした。
ベースメニューは唐辛子と溶き卵のみとシンプル。強烈なニンニク臭が食欲をそそる。丼相は真っ赤だが、辛さ一辺倒ではなく、スープの旨味もしっかり感じる仕上がりだ。レンゲが特大サイズで、スープを飲みやすいのも嬉しい。お好みで最後にライスを投入するのも良い。深夜2時まで営業しているのでシメにぴったりだ。
<店舗データ>
【店名】 元祖ニュータンタンメン本舗 新小岩店
【住所】 東京都葛飾区新小岩1-42-10
【最寄】 JR総武本線「新小岩駅」南口徒歩2分