安くて旨くて通し営業！浅草を代表する麺処
浅草寺の門前を東西に走る伝法院通りの西の端で年中無休、昼夜通しで営業している「ら麺亭」へ。同じく伝法院通りの東側にある「与ろゐ屋」とは姉妹店にあたり、両店とも地元商店街の中心的人物・松本光昭氏が創業。伝法院通りを小江戸の街並みにリニューアルしたのも松本氏が推進したという。
この「ら麺亭」、らーめんが1杯400円から、焼売が2個で150円という安さが魅力だ。そして味も手抜きは無い。店の一押しはワンタン麺だが、今回は全部入りの「特製らーめん」と、焼売2個をオーダー。店内はカウンター9席のみだが、天気の良い週末は店前にテーブル席が出現する。今日は店前で啜ることに。
らーめんのスープは鶏ガラベースの醤油清湯。香ばしく清々しい飲み口だ。具材は厚切りのチャーシュー、味玉、ホウレン草、メンマ、海苔、刻みネギ。そして自慢のワンタンは鶏肉、ニラ、春雨と調味料で仕上げた甘めの餡を、浅草開化楼特注の皮で包んでいて、食感も良く旨い。これで1杯700円はお値打ち価格だ。
そして大粒な手づくり焼売は、豚挽肉と玉ネギの餡で甘目に仕上げてある。これを醤油ではなく酢で頂くのが「ら麺亭」流。お得な焼売＋ライスのセット(200円)もあり、特製らーめんに付けても1000円でお釣りが来るのが嬉しい。平日・祝日は11時、土日は10時から20時までの通し営業なのもありがたい。
<店舗データ>
【店名】 肉厚わんたん麺と手作り焼売 ら麺亭
【住所】 東京都台東区浅草1-39-9
【最寄】 つくばエキスプレス「浅草駅」徒歩2分
★建物の老朽化に伴い、2022年8月29日をもって閉店
