肥宝館 -貧すれば丼する-

【千葉 鬼越】 らーめん がんことんこつ「正油とんこつネギらーめん(700円)」

ニッケコルトンプラザ通り、深夜の誘蛾灯

京成本線の鬼越駅から南に歩いて12分ほど。ニッケコルトンプラザ通りで夜7時から深夜4時まで営業する「がんことんこつ」へ。棚には漫画が並び、深夜になるとスナックの常連客とママのご機嫌な会話が漏れ聞こえて来る地元密着系の店舗だ。カウンター約10席とテーブル席が混在する店内を、優しいご主人が1人で切り盛りしている。

麺メニューは大きく分けると、白湯で背脂チャッチャの「とんこつらーめん」と、アッサリスープの「がんこらーめん」の2軸。主力と思われる「とんこつ」は正油、塩、味噌の3種を、一方の「がんこ」は正油と塩の2種を用意。ほか餃子(400円)やチャーハンも人気だそうだ。今回は「正油とんこつネギらーめん」をオーダーすることに。

程なくして罪悪感の塊の様な一杯が到着。豚骨ベースの茶濁スープに、甘味のある背脂を振りかけた王道の背脂ラーメンである。豚骨スープをチャーハン用の鉄鍋で温め直していたのが印象的だ。背脂は粒が大きく満足感が高い。一方、合わせる麺は柔らかな茹で上がりの中細ストレート。ズルズルと引っ張り上げながら啜っていく。

カウンター越しに調理過程を観ていたが、トッピングの長ネギが切り立てだったのが嬉しいところ。強烈なネギ臭と背脂の相性は間違いない。豚肩ロースのチャーシューも良い仕上がりで、あっという間に完食してしまった。次回は、辛味入りの「みそ火山とんこつらーめん」とやらを啜ってみたい。人気の餃子にビールも追加して。

<店舗データ>

【店名】 らーめん がんことんこつ
【住所】 千葉県市川市南八幡1-22-8
【最寄】 京成本線「鬼越駅」徒歩12分

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