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肥宝館 -貧すれば丼する-

【六本木一丁目】 釜玉中華そば ナポレオン軒 六本木店「リッチ釜玉中華そば 大(1050円)」

多店舗展開中の「ナポレオン軒」が六本木に

2022年3月4日に都立大学駅そばで産声を上げた「釜玉中華そば ナポレオン軒」。あの「つけめんTETSU」創業者の小宮一哲氏が『打ち立て麺の美味しさを最大限に活かした麺料理を』と手がけた「釜玉中華そば」はたちまち人気を博し、蒲田、佐野市、府中と次々に支店を展開。そして2023年11月2日に六本木店をオープンした。

店舗はテレビ東京が入る住友不動産六本木グランドタワーの1階にある。東京メトロ南北線・六本木一丁目駅直結なのでアプローチも楽である。店内はカウンターのみ32席。本店や他の支店と違い、コチラの店はモバイルオーダー決済のみで現金が使えない。初めての方はまず、入口の看板にあるQRコードを読み込んで事前登録を。

なお、使えるのはクレジットカード、PayPay、LINE Payだ。登録を済ませたら店内で好きな席へ。今度は卓上のQRコードを読んでオーダー。麺メニューは「釜玉中華そば」一択。デフォルトではネギと生卵のみなので、有料だがお好みで味玉、お揚げ、メンマ、ネギ、辛ネギ、揚げで玉子を包んだ「玉袋」を追加トッピング出来る。

また麺量は小、並、大の3段階用意されており替え玉も可能だ。このほか、同じく小宮氏の手がける「伊蔵八味噌」の味噌ダレとスープで煮込んだ「煮込み」も提供。単品でも定食でも楽しめる。今回はチャーシューとメンマの入った「リッチ釜玉中華そば」の大(1050円)を注文した。なお配膳も返却もすべてセルフ方式となっている。

オーダー時にスマホに表示された番号が呼ばれたらカウンターに丼を受け取りに行く。カウンター脇にはしいたけ酢、ゆず七味、ブラックペッパー、にんにく、バカニラ、しょうが、揚げネギ、すりごま、皇帝ラー油、きくらげと調味料が豊富にあるので、好みの味に仕上げるべし。後入れしたい場合は小皿に取っておくと良い。

主役は太く縮れた多加水麺だ。コシが強くてモチモチで旨い麺である。そして丼底には一般的な「まぜそば」より少し多めのスープが。鰹出汁をベースに醤油のカエシを加えたモノで旨味十分だ。具材には卵黄、柔らかな肩ロースチャーシュー2枚、メンマ、ネギ、スパイス、背脂。さっそく丼全体を混ぜて啜っていく。

やや本店のジェネリック感は否めないが、麺が力強いので物足りなさはない。そして卓上調味料は辛味の強いバカニラ、揚げネギ、しいたけ酢をチョイス。最後まで美味しく頂き、丼は返却口へ。個人的には敬遠していたモバイルオーダーも、一度登録してしまえばさほど面倒ではない。次回は「玉袋」も追加してみよう。

<店舗データ>

【店名】 釜玉中華そばナポレオン軒 六本木店
【住所】 東京都港区六本木3-2-1
【最寄】 東京メトロ南北線「六本木一丁目駅」徒歩1分

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