守谷の住宅街で啜る正統派白河ラーメン
茨城県の取手と下館を結ぶ関東鉄道常総線。レンガ造りの駅舎が「関東の駅100選」にも選ばれた新守谷駅から西へ約1.5キロ、歩いて25分ほど。素住台歩道橋そば、常総ふれあい道路から一本西に入った路地にある「手打ちラーメン いまの家」へ。こちらは福島県白河にあるい「いまの家」の暖簾分け店として1992年にオープン。
正統派の白河ラーメンを啜れると人気だ。店内はカウンターと小上がりであわせて30席ほど。麺メニューは醤油と味噌、塩バターの3種のラーメンに加え、冷やし中華も提供。ラーメンにはチャーシュー、ワンタンをトッピング可能だ。また、麺メニューはいずれも並・大・特大の3サイズを用意する。今回はチャーシューメンを大で注文した。
スープは鶏ガラを主軸に、豚ガラなども加えているか。円みある醤油のカエシを効かせた、旨みたっぷりの清湯である。表面に浮かんだ鶏油が香ばしく、食欲スイッチを刺激。そのスープに、ご主人が棒を使って手打ちした中細麺が泳ぐ。これがまた、モッチリした食感で最高の出来。早くも箸とレンゲが止まらない展開に。
燻製されたチャーシューは豚モモ肉がメインだろうか。脂の多い部分、赤身部分とを織り交ぜ、様々な味を楽しませてくれる。やっぱり白河ラーメンはコレだな。ほか、ホウレン草、細メンマ、三角の海苔、刻みネギが乗る。あっという間に完食した。あ、ワンタン+チャーシューの「ワンチャー」もあったのね。次回はワンタン必須だな。
<店舗データ>
【店名】 手打ちラーメン いまの家
【住所】 茨城県守谷市松前台2-6-1
【最寄】 関東鉄道常総線「新守谷駅」徒歩25分