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【御徒町】 わ蔵 御徒町店「特選らーめん(980円)」

御徒町ラーメン横丁でシメの豚骨を

JR御徒町駅と秋葉原駅の間の高架下にあり、5つの人気店が集う「御徒町らーめん横丁」。2020年3月、初期メンバーだった「なんつッ亭」から「麺屋 翔」に入れ替わったが、わずか1年半で撤退。2021年11月16日に「わ蔵(わくら)」がオープンした。板橋本店をはじめ、中目黒、歌舞伎町などにも支店を展開する豚骨ラーメンの人気店だ。

店内はコの字カウンター8席に、4人がけボックスが3卓の計20席ほど。麺メニューは九州豚骨白湯の「わくらーめん」が主軸で、味玉、チャーシュー、青葱などを追加可能だ。もちろん替玉(100円)も可能。ほか、限定メニュー扱いになるだろうか、アゴ出汁を使ってアッサリ仕上げた塩豚骨の「あご塩とんめん」もラインナップしている。

サイドメニューには高菜とチャーシューの「高チャンご飯」や、豚ちゃんカレー、雑炊用でピリ辛の「替飯」などを用意。今回は具沢山の「特選らーめん(980円)」をオーダーした。なお、麺は茹で時間30秒を基本にして、2秒の粉落としから、60秒の超やわまで6段階から選ぶことが出来る。今回は15秒の「かた麺」でお願いした。

少し背脂が浮いたスープは、看板にある通り100時間かけて仕込んだ豚骨白湯。サラサラした飲み口だが脂はしっかり。カエシは強すぎず、豚の甘味もほのかに感じられる仕上がりだ。そこに合わせるのは豊華食品の低加水極細麺。少し茹でムラがあるのが残念だが、パツっと歯切れ良い麺は九州豚骨の王道だ。悪くない。

チャーシューは脂多めで柔らかなバラロールが4枚。ほか、黄身ネットリで醤油ダレの染みた味玉、朝倉市の農家と直接契約しているネギ、歯ごたえあるメンマ、キクラゲ、海苔3枚が乗る。お好みで卓上のニンニク、紅生姜、胡麻、胡椒を使い味に変化を。飲み屋の多いこのエリアでシメの一杯に丁度良い。次は呑んだ後に。

<店舗データ>

【店名】 わ蔵 御徒町店
【住所】 東京都台東区上野5-10-14
【最寄】 JR山手線「御徒町駅」南口徒歩1分

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