六厘舎の系譜。南浦和の絶品超濃厚つけ麺
JR南浦和駅から徒歩10分。さいたま市文化センターに向かう南陸橋通り沿いにある「庵悟」へ。ご主人は六厘舎系列の鴻巣「次念序」で修業し2010年に独立。六厘舎の系譜である濃厚豚骨魚介系のつけめんが人気で、並び列が発生することもしばしば。営業時間は11時〜16時の昼営業とあって、店内は常に混雑している。
メニューはつけめんと中華そばを主軸な、辛つけめん、旨辛中華そば、そして限定ラーメンも用意。この日の限定は「塩ラーメン」だったが、過去には味噌、担々麺のほか、焼きアゴ、キビナゴ、秋刀魚、カマスなどの煮干しを使った一杯を提供したことも。なお、つけめんの麺量は並300g、大盛400g、特盛500gで、あつもりも可能だ。
今回オーダーした「特製つけめん」は、チャーシュー2枚、味玉、海苔3枚がプラスされた、いわゆる全部のせ。つけ汁は粘度が高くドロドロ。煮干しと節がガツンと香る一方で、豚骨のコクもしっかりと感じられるヘビー級の味わいだ。それでいて過度な甘みが無いので、食べ飽きないのも魅力である。まさに旨味のいいトコ取り。
そのつけ汁を弾力のある極太麺を絡ませて頬張る。並盛りでも結構なボリューム感だ。そしてトッピングもハイレベルだ。チャーシューは豚バラとロースの2種。控えめの味付けで肉の旨味をダイレクトに感じられる逸品。味玉も黄身が半熟で醤油の味が染みていて旨い。駅から少し距離はあったが、歩いてきて正解だった。
<店舗データ>
【店名】 庵悟(あんご)
【住所】 埼玉県さいたま市南区文蔵2-30-5
【最寄】 JR京浜東北線「南浦和駅」徒歩10分