こちら葛飾区亀有駅前で深夜営業の中華料理店
JR亀有駅前で朝5時まで営業する、深夜族の強い味方「中華工房 和」。亀有の居酒屋は午前2時頃には閉まる店も多く、行き場を失った集団が飲み直しに訪れるケースも多い。また歓楽街に誓うので、仕事終わりのホステスグループやアフター客、それにタクシーやトラックの運転手まで客層は様々。時おり酔った輩の喧嘩や粗相も。
さすが出前までこなす町の中華料理店。メニューはらーめん、つけ麺、焼きそばをベースに、麺類だけで50種以上。さらに炒飯やカレーなどのご飯もの、餃子や焼売からエビチリまで多種の一品料理、定食メニューまで取り揃えている。間違ってもコンプリートを目指そうなどとしてはいけない。征服は困難を極める。
麺類はフカヒレらーめん、天津めん、マーボーめん、担々麺から鴨汁つけ麺までバリエーションが豊富だが、名物は「地獄らーめん」。名前の通り、ラー油と唐辛子で赤く染まったスープの激辛メニューだ。玉子と野菜で辛さを和らげながら啜るも、気を抜くと喉元が大変なことに。それでも中毒者が後を絶たない人気の一杯だ。
私は他にも、脂多めのチャーシューが5枚乗った「チャーシューめん」(写真左)や、具だくさんの「五目そば」(写真右)、味噌つけ麺などを注文することが多い。興が乗れば、バイスサワーと焼売を追加。深夜まで活気のある店内は騒がしい。だが、様々な客の会話に耳を傾けながら啜る一杯は格別である。
<店舗データ>
【店名】 中華工房 和 -kazu-
【住所】 東京都葛飾区 亀有3-29-1
【最寄】 JR常磐緩行線「亀有駅」南口徒歩2分