知る人ぞ知る、国道6号沿いの人気店
国道6号線の四ツ木5丁目交差点そば。その名も「四つ木五丁目ラーメン」へ。京成線の四ツ木、お花茶屋、立石のちょうど中心に位置し、どの駅からも歩いて10分ほどの距離にある。目立つ看板は無い。暖簾の文字も辛うじて英語名の「YOTSUGI FIVE NOODLE」が読み取れる程度。それでも、夜な夜なラーメンを求めて客が集う。
元々、2012年頃まで、こちらには「うしけん」というラーメン店があったのだが、惜しまれつつ閉店。その後、店主の兄が引き継いで「四つ木五丁目ラーメン」を経営していると聞いた。メニューはラーメンが醤油(600円)、塩(650円)の2種で、麺大盛りは+100円、チャーシュー麺は+250円。また、ビールやつまみチャーシューもある。
オーダーしたのは普通の「醤油ラーメン」。茶濁したスープは魚介+動物系で、ややオイリーな飲み口だ。パツンと弾力のある中細縮れ麺がマッチしている。笹切りの白ネギはゴマ油で和えてあり、柔らかで脂の多いバラチャーシューは鉄板で焼き目を入れてある。こういった手間が、ワンランク上の一杯へと押し上げている。
なお、ラーメンには初めから黒胡椒が振りかけてあるのだが、後半でスープが少し重く感じたため、卓上のペッパーミルで追い胡椒。最後まで美味しく飲み干した。このチャーシューなら、ライス(100円)と合わせて掻きこむのも旨いだろうなぁ。次回は何故か醤油ラーメンより50円高い「塩ラーメン」に、ライスを付けてオーダーしよう。
<店舗データ>
【店名】 四つ木5丁目ラーメン
【住所】 東京都葛飾区四つ木5-4-11
【最寄】 京成押上線「四ツ木駅」徒歩10分