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肥宝館 -貧すれば丼する-

【千葉 市川】 ラーメン Sorenari「鶏そば 塩(850円)+味玉(100円)」

屋号はSorenari、旨さに高鳴り

JR総武本線・市川駅の北口から歩いて2分ほど。アイアイロード市川で営業する「ラーメン Sorenari」へ。元々は2016年9月に錦糸町駅北側の蔵前橋通り沿いで創業した。人気を博したが、マンション建設に伴う建物取り壊しのため2022年7月末に惜しまれつつ閉店。その後、市川に移転し2023年1月28日から営業を再開したのだ。

なお此処はかつて、つけ麺の名店として名を馳せた「市川ウズマサ」があった場所だ。「ウズマサ」はその後、二郎インスパイアの「豚極有」、ストレートな名前の「濃厚煮干し豚骨つけ麺の店」、再びつけ麺が主軸の「リベルタ」と屋号を変えて営業してきたが結局閉店。「Sorenari」は、その跡地に入居した形である。

店内はカウンター6席のみ。麺メニューは「鶏そば」「煮干しそば」がそれぞれ塩と醤油の2種あるほか、辛さが選べる「辛そば」もラインナップ。また、夏季限定で鰹ベースの「和風冷やしラーメン」と「冷やし担々麺」「冷やし白黒担々麺」も提供している。サイドメニューにはライス、燻製醤油の玉子かけごはん、豆乳プリンも用意。

なおランチ時は、プラス150円でミニチャーシュー丼かミニ鶏丼がついてくるお得なサービスも。今回は人気No.1という「鶏そば 塩(850円)」に味玉(100円)をトッピングして注文した。ちなみに「美味しく食べて頂く為」という事で「飲食時のスマートフォンはご遠慮を」との貼紙が。撮影する場合は手早く行うべし。

着丼までは5分ほど。スープにはオーブンで焼いた鶏や豚のガラを使用。これによりスープの臭みを取り、余分な野菜で味を壊す事なく純粋に旨味のあるスープが出来るそう。焼いたガラの香ばしさと旨味、鶏油のコクに、ひと口目から惹き込まれる。トゲの無い塩ダレも相まって、非常に旨いスープに仕上がっている。

そこに朝日製麺のしなやかな中細麺が泳ぐ。チャーシューは低温調理で旨味を凝縮した鶏モモ肉ロールを、七輪で炙ってからトッピング。皮つきで3枚、肉の旨味を存分に楽しめる逸品だ。味玉は黄身ネットリで美味。ほかシャキシャキの小松菜、メンマ、ネギが乗る。手間のかかった一杯、美味しく完食した。今夏のうちに冷やしも頂いてみたい。

<店舗データ>

【店名】 ラーメン Sorenari
【住所】 千葉県市川市市川1-3-7
【最寄】 JR総武本線「市川駅」北口徒歩2分

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