highdy の気まぐれブログ

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隠れた努力を認めること・褒めること

2021年08月31日 | 処世訓(highdy のことば)



「結果という事実」がなければ・・・
 上司から叱責され、「実は、A を B しようと思ったのに・・・」と言い訳をしても、「思っただけではダメだよ! 結果がなければ・・・」と返されてしまいます。(中小企業にいた頃、経営者の上司から言われた言葉)つまり、物事は結果がすべてと言ってもよく、良い結果がなければ、どんな苦労をして意味がないと言われることが多いです。

最初に簡単に結論を出すな!
 難しそうな仕事でも、「これは無理だ、できない!」と、簡単に最初に結論出してしまっては、その仕事は「そこで終わり」です。仕事がなかったのと同じです。
やってみないと成功する(できる)か否か、判らないことはよくあります。
highdy も徹夜をしたことはよくあります。それも上司に内緒(バレると労基署に管理職が罰せられます。)で完全徹夜です。やれるところまで頑張ってみよう、という気持ちが大切です。
しかし、その結果殆どが成功しています。何事も消極的にならず前に進むことによって、めでたし!めでたし!になるものです。
でも現実の仕事上でそのチャレンジが失敗すれば人件費、材料費、光熱費など膨大な出費がすべて無駄になってします。つまり、企業では仕事がなかったのと同じどころではなく、結果として損失になります。



隠れた努力を認めること・褒めること
 社員としては、そのような無駄を発生させないために、無理にでも徹夜をして何とか成功を目指します。でも、限度があります。無理をすると必ず仕事にムラが出てきて良い結果が導けません。
3つの「」(無理 ムラ無駄)は、殆どの場合に関連性を持っています。

そのような状況化における highdy の策が、結果は良くなくても徹夜をしながら頑張った社員に対し、その「努力を認めること・褒めること」ことでした。
会社としては損失になっても、それなりに彼らもいい経験になったことだし、頑張って褒められれば、疲れも吹っ飛び、また新しいヤル気も出てきます。
清々しい気持ちで、「あの人は自分たちが失敗したけれど、文句も言わなかった!」「2度とあのような状況に陥らないように頑張ろう!」という人材が育ってくるものです。それは後々優秀な社員を育てる教育費です。
時には人間ですから間違いを指摘して叱ることもあります。叱かられた後は部下も気まずいもので、「飲みに行こう!」と言っても、いい返事は返ってきません。冗談で「業務命令だ!」などと言って連れて行った翌日は、何事もなかった如く実に張り切って仕事をしてくれます。



highdy の言葉シリーズすべて実話ですが、冒頭の「言い訳」は中小企業に入社間もない頃の経験、努力を認める話は自らも経験し、人を管理するようになって何度も実践、その経験が大企業に転職後、部下に大いに信頼されるようになった話です。
以前にも書きましたが、
highdy の上司の指示には従えなくても、「失敗しても highdy が責任をとるからやってくれ!」は、効き目がありました。
上司も心得たもので、自分の指示に抵抗する部下を使うときは、(当時は下層管理職の)highdy に頭を下げながら依頼してきました。(実るほど頭を垂れる稲穂かな
偉い(賢い)人ほど威張らず頭が低いものです。




本日もご来訪いただきありがとうございました。




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8 コメント

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Unknown (comet3)
2021-08-31 07:30:01
50代半ばあたりから若い人に結論ばかり欲しがって深く調べる事もなく簡単に「無理」と判断する人が多いように思います。
子供の頃の遊びなどが影響しているのかも知れませんね。
手前味噌になってしまいますが私の周りは皆、貧乏でおもちゃなど買ってもらえず遊び道具は自分たちで作って工夫して遊んでいました。
遊び道具は大人が用意してくれるものという感覚になっていたら、遊びたくても道具がないから諦めるということになるような...。
勝手な推論、仮説です。

私の息子もゲームばかりしていたのでちゃんと仕事が出来ているのか気になります。
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子供の頃の習慣を引きづっているようで・・・ (highdy)
2021-08-31 08:20:55
comet3 さん

全く同感です。いまの子供は恵まれた環境で、何でも与えてもらえるのに対し、私達の頃の多くは貧しくて、遊び道具はなく何でも自分で作るし、作る道具がない場合でも、遊びを自分たちで考えていました。
今は「肥後ナイフ」や「カミソリ」も持たせてもらえないことから、鉛筆さえまともに削れないようになってしまいました。
一番仕事に打ち込む時代の30~40代の大人が、勉強のための本ではなく、漫画を読んだり、スマホでゲームに熱中する始末です。
科学の進歩で生活が豊かで便利になった反面、そのような年代の人の考えが明治~昭和初期の人に比べ、10歳~20歳位幼稚になってきました。
子供の頃の恵まれた習慣を引きづっているようで、創意・工夫、物を大切にする考えもなくなったようで、私のような後期高齢者から見ると、情けない時代になったと思えます。
返信する
出来そうで、出来ない。 (屋根裏人のワイコマです)
2021-08-31 09:31:06
人それぞれですね~highdyさまの人柄がそれを
成功に導きましたが・・最高責任者から、中間
管理者、そして部課長、係長から関連企業まで
皆がそんな人たちの集団ですと素晴らしいのですが
私の職場では、残念ながら・・俗にゆうなんでも
反対人間が数人いまして、いつも彼らが職場を
壊してくれました。なんと説明しても10年くらい
同じ部署で仕事しても・・ダメでした。
半分以上は私の責任なんでしょうね~
返信する
それぞれ企業風土があり・・・ (highdy)
2021-08-31 10:36:36
屋根裏人のワイコマです さん

それぞれに企業風土というものがあり、それを変えるのは並大抵のことではありません。自分が経営者にならない限り、簡単にはできないことです。
私の人生哲学(言葉シリーズに投稿済み)に「他人を変えようと思ったら自分を変える」とい考えがあります。
一人息子で都会へ出してもらえなかった私が中小企業を辞めた理由は3つあり、
① あんな馬鹿息子が将来社長になるなら将来性はない。
② 同じ高校・大学の良きライバルがいたたため、2人とも出世が早かったのですが、ある程度まで行くと自分の能力をさらに高めてくれる指導者がいなかった。
③ 大企業で実力を試してみたかった。という理由です。
人それぞれに嫌でも会社を辞められない理由もあります。それでも頑張られたものと思いますが、決して、ワイコマ さんだけの責任ではありません。
ちなみに、私のライバルも私の退社後半年か1年後に辞めて、全く分野の異なる建築士になりました。
返信する
Unknown (びこ)
2021-08-31 14:47:01
ハイディさんは良い上司であられたでしょうね。ハイディさんのような思いやりのある上司の元で働けば、黙っていても部下も良い仕事をしてくれるようになると思います。

私は銀行に入行したとき上司に言われた言葉、社会に出たら、どの試験でも百点を取らないといけない。
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お蔭で上司にも部下にも大変恵まれました! (highdy)
2021-08-31 15:54:21
びこ さん

お蔭様で、上司にも部下にも大変恵まれました。
中小企業→大手企業(ゼネコン)→スーパーゼネコン→中小企業と4回転職しましたが、完全な自分の意思で辞めたのは初めの1回のみですが、一番長い30年間在職した2番目の会社では、他部署の上司から引き抜き交渉(7,8回以上)が多くて困りました。
3、4番目は乞われて入社したのですが、最後の会社は親の介護で辞めるのに「給料を2倍出すから」と無理に頼まれ、逆に勤めたい日だけ、時間だけ、給料は1/4でと「逆提案」、非常勤にしてもらい2年半勤め、親父の24時間介護を理由に辞めさせてもらいました。
本当に大切にしてくださった数多くの上司に感謝しています。リタイヤ後も、上司や部下に何度も声をかけられましたが、過日ブログに書いたように断りました。
「どの試験でも百点を取らないと・・・」なんて、私には言えません! 「目指して一緒に努力頑張ろうね!」位は言うかも知れませんが・・・。
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仰る通りだと思います。 (fumiel-shima)
2021-08-31 18:33:45
highdyさん、こんばんは。

仰る通りですね。
私にも多少、経験、体験はありますが、「努力を認めること・褒めること」が一番だと思います。
いつも古い例えを出すと言われても私は山本五十六の名言
『やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ』
を実践することが大切だと思い、何年か前に管理職となった息子が飲むことを理由としてそれとなく相談に来た時にはその名言とそれに続く後半の部分の 『話し合い、耳を傾け、承認し、 任せてやらねば、人は育たず。 やっている、姿を感謝で見守って、 信頼せねば、人は実らず』も併せて話しているのです。
ある程度自分のやり方に自信を持っていた息子も最近は頷いています。
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任せる勇気も必要なことです。 (highdy)
2021-08-31 19:32:54
fumiel-shima さん

ご賛同いただき嬉しく思います。
私も Shima さんと全く同じ考えで、自分でも実践してきたし、上司からも責任を持たされると、失敗をしないように義務感を持って頑張るものです。
多少頼りない面があっても、「自分が責任を取る覚悟で勇気を持って任せる」ことも必要です。もちろん、他人に任せるには権限と予算をつけることも忘れてはならないことです。
任せた以上、任せっぱなしもダメで、管理者としての責任もある訳ですから、そっと安全管理や進捗状況もチェックしつつ適切なアドバイスや要所要所で褒めてやれば、ますますヤル気を出して良い成果を出してくれます。
世の中には仕事を任せ、報告の義務と責任だけスタイルが多いですが、それでは人は育たないと思います。
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