秋空になってきました!(9月10日・朝)
長いのでお時間のある時に・・・
家族の協力とセカンドオピニオン
要介護者・認知症にならないためには、本人の努力と家族の協力も必要であり、特に、独り暮らしになったら毎日のルーチンワークが必要だと思います。
highdy は自分の親の介護のために、社会福祉士・ケアマネージャーの勉強、実務は介護法・調理法の有資格者である紫陽花に学びました。同時併行として、大学(リタイヤ後の大学)で基礎看護学・在宅看護論・循環系医療・リハビリテーション・環境衛生・栄養学・福祉に関する権利擁護・その他あらゆる関連科目を学び実践しました。
こんな人間も珍しいと思いますが、「知識・技術は一生の宝」という highdy の哲学の一つです。
それらは大いに役立ち、病院や介護施設に行ったときは新人看護士を(お節介め!)指導するほどでした。使用薬についても、医師と種類や量について相談していました。
いまは、セカンドオピニオン制度もあり、医師や治療法も薬も(可能な方は)インフォームドコンセントに基づき自分で選ぶ時代です。医師に「丸投げ」の時代はとっくに終わっています。
周りから「この薬が良い」、「この薬が悪い」と何を言われても、医師や薬剤師でもない第三者が評価することではなく、あくまで決断するのは本人です。使ってみて効果が疑わしければ、自分で調べて医師に相談すればよいことだけです。
このような背景から、「家庭でできる介護・予防・リハビリテーション」について、その一部をまとめてみました。参考になれば幸いです。
1.ルーチンワーク
朝起きるときから始まり、あおむけになったまま手足が痙攣したときのように、ブルブルと震わせて体をほぐします。
毎日必ず幾つかのルーチンワークをこなすようにします。それには頭も体も両方使うようにします。どちらも使わないでいると、老化の一途を辿るのみで、使わない機能は退化します。その意味で、朝の体操はとても良いルーチンワークの一つになります。
目や耳からの情報収集も大切なことで、見ること聴くことの意欲がなくなれば、老化や認知症の始まりです。
ルーチンワークのためには何らかの趣味を持つことも役立つことで、女性がボケずに長生きできるのも、買い物や家事をすることにより頭も体も両方使っているためです。毎日の買い物や献立を考えるのも、結構頭も使う大変なことなのです。
要介護者・認知症にならないためには、本人の努力と家族の協力も必要であり、特に、独り暮らしになったら毎日のルーチンワークが必要だと思います。
highdy は自分の親の介護のために、社会福祉士・ケアマネージャーの勉強、実務は介護法・調理法の有資格者である紫陽花に学びました。同時併行として、大学(リタイヤ後の大学)で基礎看護学・在宅看護論・循環系医療・リハビリテーション・環境衛生・栄養学・福祉に関する権利擁護・その他あらゆる関連科目を学び実践しました。
こんな人間も珍しいと思いますが、「知識・技術は一生の宝」という highdy の哲学の一つです。
それらは大いに役立ち、病院や介護施設に行ったときは新人看護士を(お節介め!)指導するほどでした。使用薬についても、医師と種類や量について相談していました。
いまは、セカンドオピニオン制度もあり、医師や治療法も薬も(可能な方は)インフォームドコンセントに基づき自分で選ぶ時代です。医師に「丸投げ」の時代はとっくに終わっています。
周りから「この薬が良い」、「この薬が悪い」と何を言われても、医師や薬剤師でもない第三者が評価することではなく、あくまで決断するのは本人です。使ってみて効果が疑わしければ、自分で調べて医師に相談すればよいことだけです。
このような背景から、「家庭でできる介護・予防・リハビリテーション」について、その一部をまとめてみました。参考になれば幸いです。
1.ルーチンワーク
朝起きるときから始まり、あおむけになったまま手足が痙攣したときのように、ブルブルと震わせて体をほぐします。
毎日必ず幾つかのルーチンワークをこなすようにします。それには頭も体も両方使うようにします。どちらも使わないでいると、老化の一途を辿るのみで、使わない機能は退化します。その意味で、朝の体操はとても良いルーチンワークの一つになります。
目や耳からの情報収集も大切なことで、見ること聴くことの意欲がなくなれば、老化や認知症の始まりです。
ルーチンワークのためには何らかの趣味を持つことも役立つことで、女性がボケずに長生きできるのも、買い物や家事をすることにより頭も体も両方使っているためです。毎日の買い物や献立を考えるのも、結構頭も使う大変なことなのです。
呼吸を整えるには、鼻から吸って口から吐くが基本で体操でもそうです。老人になるといつもいつも口を軽く開けたまま呼吸をする方がいます。そうなると体の具合が良くないことを意味します。正常であれは、口は使わない呼吸ができます。ヒトの身体は苦しい時、多量の酸素が必要なときは、自然に口から息をする仕組みになっています。
最近若い方がリラックスしている筈なのに、口を開けたままぼんやりしていますが、ある種の精神状態や体調をあらわしています。それは老人でも似たようなことがことが言えます。
2.新しい刺激を得ること、言葉を発すること
常に、家族(子供や孫、ペット)や知人と話し、新し情報を得ると同時に言葉を発することが大切です。
ヒトの身体の老化は足から始まります。多く重篤なの病では、気を失ったり、歩けなくなったり、脳はできるだけエネルギーを使わないに方向へ作用します。新しい情報がなければ、脳は使わない方向に作用しその機能は退化します。
ヒトの重要な機能は首から上にあり、脳 → 目 → 耳 → 鼻 → 口へと重要度が下がります。ヘレンケラーのような三重苦であっても、常に新しい刺激を得ることにより、素晴らしい人生を全うされた方もおられます。
喋ることは、認知症予防にも大きな効果があります。
3.過剰な薬物を摂らない
ヒトは身体が弱ってくると、手っ取り早く薬やサプリメントに頼りがちです。しかし、それらは本来「体外異物」なので、必ず作用・副作用(副反応)があります。できるだけ食物で補うことを考えましょう。
過剰な(常用する)薬やサプリメントは「毒」思ってもいいくらいです。ヒヤルロン酸、コラーゲン、ビタミン剤などいろいろありますが、それがそのまま体内では吸収・利用されるわけではないので、思ったほど効果が期待できません。
最近若い方がリラックスしている筈なのに、口を開けたままぼんやりしていますが、ある種の精神状態や体調をあらわしています。それは老人でも似たようなことがことが言えます。
2.新しい刺激を得ること、言葉を発すること
常に、家族(子供や孫、ペット)や知人と話し、新し情報を得ると同時に言葉を発することが大切です。
ヒトの身体の老化は足から始まります。多く重篤なの病では、気を失ったり、歩けなくなったり、脳はできるだけエネルギーを使わないに方向へ作用します。新しい情報がなければ、脳は使わない方向に作用しその機能は退化します。
ヒトの重要な機能は首から上にあり、脳 → 目 → 耳 → 鼻 → 口へと重要度が下がります。ヘレンケラーのような三重苦であっても、常に新しい刺激を得ることにより、素晴らしい人生を全うされた方もおられます。
喋ることは、認知症予防にも大きな効果があります。
3.過剰な薬物を摂らない
ヒトは身体が弱ってくると、手っ取り早く薬やサプリメントに頼りがちです。しかし、それらは本来「体外異物」なので、必ず作用・副作用(副反応)があります。できるだけ食物で補うことを考えましょう。
過剰な(常用する)薬やサプリメントは「毒」思ってもいいくらいです。ヒヤルロン酸、コラーゲン、ビタミン剤などいろいろありますが、それがそのまま体内では吸収・利用されるわけではないので、思ったほど効果が期待できません。
確かに摂取しないよりかは、構成成分を含んでいるので若干の効果は期待できるかも知れません。基本的にはすべて一旦分解されます。飲んでも効かないと仰る方はこの理由によるものです。
余剰成分は、むしろ身体に悪さをします。ビタミン剤の過剰摂取もダメです。
水溶性ビタミンでは余剰分は、体外へ排出やすくオシッコの色が変わります。ただ、脂溶性ビタミン(ビタミンA・D・E・Kなど)は、一部を除き様々な弊害があります。
水溶性ビタミンでは余剰分は、体外へ排出やすくオシッコの色が変わります。ただ、脂溶性ビタミン(ビタミンA・D・E・Kなど)は、一部を除き様々な弊害があります。
それぞれの個人の体質もありますが、どんな薬も使い過ぎると体内に抗体ができて効き目が悪くなります。highdy も効き目の悪い薬に変えて食品から摂ることを考えましたが、効きすぎて失敗した例もあります。
(「老人介護のエピソード」)
4.日常生活でのリハビリ
若年性の認知症のように病気に起因する認知症は別にして、自然発生的な認知症は、上記のようなルーチンワークや新しい刺激の無い方に多いです。
現役時代はバリバリ仕事のできた方が、退職して急に認知症状態に陥る方をよく見かけます。その多くの方は趣味らしい趣味のない方に多いようです。つまり、新しい刺激がなくなるために、脳を使わなくなります。
4.日常生活でのリハビリ
若年性の認知症のように病気に起因する認知症は別にして、自然発生的な認知症は、上記のようなルーチンワークや新しい刺激の無い方に多いです。
現役時代はバリバリ仕事のできた方が、退職して急に認知症状態に陥る方をよく見かけます。その多くの方は趣味らしい趣味のない方に多いようです。つまり、新しい刺激がなくなるために、脳を使わなくなります。
ヒトの身体は脳が司(つかさど)っていますので、脳が退化すればいろんな身体の部位に支障が出始めます。
リハビリテーションは、多少の痛みは我慢して努力するものです。脳は痛みを感じると少しでも痛みを和らげるような物質(エンケファリン、ダイノルフィン、エンドルフィンなど)を分泌させ、痛くなく必要な機能が使えるにようにしてくれるものです。
痛いからと動かさないでいると、ますます機能は失われていきます。
少し前の研究でも、脳内神経は使えない系統は、新しい神経系統をつくって補おうとすることが判っています。その意味で多少痛くても、努力すれば使えるようになるのがリハビリで、予防的な意味の日常生活におけるリハビリが大切です。
リハビリテーションは、多少の痛みは我慢して努力するものです。脳は痛みを感じると少しでも痛みを和らげるような物質(エンケファリン、ダイノルフィン、エンドルフィンなど)を分泌させ、痛くなく必要な機能が使えるにようにしてくれるものです。
痛いからと動かさないでいると、ますます機能は失われていきます。
少し前の研究でも、脳内神経は使えない系統は、新しい神経系統をつくって補おうとすることが判っています。その意味で多少痛くても、努力すれば使えるようになるのがリハビリで、予防的な意味の日常生活におけるリハビリが大切です。
我が紫陽花が肩の複雑骨折をしたとき、有名病院で全治5か月の診断で、絶対に自己流のリハビリはしないように警告がありましたが、1か月余りで完治し、外科やリハビリ専門科の医師から「驚異的な回復力!」と驚かれ、参考にしたいので方法を教えて欲しいと言われました。
何10年も続けているヨーガの賜物です。元々若い頃は(セミプロの)実業団選手ですから、痛みには慣れており貰った痛み止めも最小限しか使っていません。
5.生活の中での工夫
趣味がなくても散歩も何かと刺激になり、それをブログにアップすることで、脳も身体も両方使います。
新聞のクイズを解いたり、俳句・短歌・川柳を詠んだりするのもいいことです。孫ペットと戯れたり、お話をしながら料理の下ごしらえを手伝ったり、喋ることが大切です。生活の中で頭や身体を使うあらゆる工夫をすることです。
5.生活の中での工夫
趣味がなくても散歩も何かと刺激になり、それをブログにアップすることで、脳も身体も両方使います。
新聞のクイズを解いたり、俳句・短歌・川柳を詠んだりするのもいいことです。孫ペットと戯れたり、お話をしながら料理の下ごしらえを手伝ったり、喋ることが大切です。生活の中で頭や身体を使うあらゆる工夫をすることです。
多趣味で「〇〇さんと会うのは天皇陛下に会うより難しい」と揶揄(から)われる紫陽花は、天候により家庭菜園にも散歩にも行けないとき、スマホの万歩計を見ながら何10回も5、6mしかない廊下を歩き階段を上ったり下りたりして、その日の「自主設定ノルマ」を達成しています。highdy にはとても真似ができませんが・・・。
6.家族の協力が大切
介護というものは、老若を問わず家族の絶大な協力が必要です。
6.家族の協力が大切
介護というものは、老若を問わず家族の絶大な協力が必要です。
単に時間やスペースなどの問題にとどまらず、お金も知識も必要で、家族にとってはあらゆる意味での家族犠牲を伴います。その中で最も重要なものは愛情です。
いまの時代、多くは要介護者を病院や介護施設に入れ、お金で解決をはかり、一週間に一度どころか月に一度もお見舞いに行かない方々が多いです。諸事情で居住地が離れている方は、1年に一度の方もおられます。
誰でも「自宅の畳の上で死にたい」というのが一般的な希望だと思われますが、いろんな条件によってその願いが叶わないことが多いでしょう。多くの場合、お金や経験・知識だけではなく、愛情よりも家族の犠牲を避けていることに問題があります。それほど介護は難しいものと言えます。
いまの時代、多くは要介護者を病院や介護施設に入れ、お金で解決をはかり、一週間に一度どころか月に一度もお見舞いに行かない方々が多いです。諸事情で居住地が離れている方は、1年に一度の方もおられます。
誰でも「自宅の畳の上で死にたい」というのが一般的な希望だと思われますが、いろんな条件によってその願いが叶わないことが多いでしょう。多くの場合、お金や経験・知識だけではなく、愛情よりも家族の犠牲を避けていることに問題があります。それほど介護は難しいものと言えます。
highdy の場合は、「もうこれ以上の自宅介護は無理です」と病院から強い指導があり、やむなく病院に頼みました。
完全看護の大病院ですが、見舞いも兼ねて大学の期末試験中でさえも2日に一度の割合で訪問し、洗濯物の交換、髭剃りや歯磨き、食事の介護をして、看護士や介護士に大変喜ばれました。
入院前に医師や看護師が驚くほどのことが実行できていたのは、たまたま仕事上で医薬・食品分野の知識が少しだけあったのに加え、自分で前述のような猛勉強をしたからで、入院と同時にナースセンターの隣室で、24時間心電図モニター常備の状態になりました。
政府の指導で同じに病院には長期滞在ができず、一度だけ病院の救急車で看護師が付き添い転院しましたが、最後まで認知症になることなく、2年間延命しました。
ただ、一つだけ悔やまれるのは、始めのうちは車椅子を利用して散歩もさせましたが、本人が歩行器で歩いてトイレなどに行きたいのに、歩かせてもらえず(看護士が足りないため)寝たきりにさせられたことです。
政府の指導で同じに病院には長期滞在ができず、一度だけ病院の救急車で看護師が付き添い転院しましたが、最後まで認知症になることなく、2年間延命しました。
ただ、一つだけ悔やまれるのは、始めのうちは車椅子を利用して散歩もさせましたが、本人が歩行器で歩いてトイレなどに行きたいのに、歩かせてもらえず(看護士が足りないため)寝たきりにさせられたことです。
自宅ではひと晩に何度も自力で起きて歩き、highdy も24時間体制でトイレ介助をしていたのに・・・。
本日もご来訪いただきありがとうございました。
スマホでどうぞ