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PCの適切なメモリー 使用率の管理(1)

2022年09月20日 | パソコン





 一般的なPCにおけるメモリーの使用率は、どの程度ならいいのででしょうか?
また、別の質問で、パソコンの動作が重く感じるのですが、メモリー率を下げるにはどんな方法がありますか? 


 どちらもよくある質問ですが、パソコンの利用法によりいろいろありますので、ここでは高度な3D動画・情報処理、高負荷なゲームを除いた一般的なPC
CPU基準クロック2GHz以上、搭載メモリ―8GB)ついてお答えします。
理想的には、メモリー使用率55~60%以下であることが望ましいです。
搭載メモリー4GBしかないPC(入門機)では70~80%は普通で、WordExcel、簡単な画像処理、Webサイトの閲覧、メールの送受信は全く問題ありませんが、少し高度なことをすると、フリーズしやすくなります。
一般のPCでは、Word や Excel などのアプリを起動しても、精々 0.2GB 前後しか利用しませんが、リモートアプリを使うとすぐに数10%上昇します。PC内では膨大なファイルが使用されており、常駐アプリが多いと一つ当たりは微々たるものであってもチリも積もれば山となって多くのメモリー消費します。


[Windows] + 「I」(アイ) → 関連設定(右カラム)→ システムの詳細設定 → システムのプロパティ画面 → 詳細 → パフォーマンス → 設定 → 視覚効果を細かく見直してください。判らない方は、「パフォーマンスを優先する(B)」を選んでもよいでしょう。
どうしても、メモリーが不足する場合は、同画面の視覚効果の隣にある「詳細設定」から、仮想メモリーを増設する方法もありますが長くなるので後述します。


使用率について
 例えば、メモリーを55%利用している状態で、リモートアプリを起動して25%上昇したとすれば、80%の使用率になります。リモートアプリにもいろいろあって、一概に言えません。
そこで、他のアプリを利用すればすぐに上限近くになり、CPUやメモリーは処理中の稼働率は100%となり、メモリー不足が発生して処理待ち状態が生じて音声が途切れたり、動作が止まる現象になります。
酷い場合は、PCがフリーズ(固まった状態)になります。その場合、静かに2分間待ってください。それでもダメなら20分放置してください。
 急ぐ場合は、[Ctrl] + [Alt] + [Del] でタスクマネージャーを開き → 簡易表示 から、固まったアプリを選択して「タスクの終了」をし、残ったアプリがあればデータを保存 → PCの再起動で正常に戻ります。



 highdyOneDrive をはじめとして、リモートアプリ、 Google フォトAmazon Drive
(来年中に終了、Amazon Photos に統一)Yahoo!ボックスなど沢山の無料のクラウドドライブ(ストレージ)を使用しています。 これらはいつでも起動できるショートカット(アイコン)を作成(Google フォトは標準装備されているのでは不要)しておけばいいのです。
ただ、これらの中でPCにインストール可能なものもあり、うっかりインストールすると問題があります。例えば Dropbox 、これをインストールしてしまうと、概ね 0.5GB以上もメモリーを消費してしまい使用率を大幅に上げてしまいます。従い絶対にインストールしないで使う方法がお奨めです。
 常駐ソフト(アプリ)が多い場合もメモリー不足を起こします。
 どうしても常駐させたいソフトは別にして、可能な限りタスクマネージャー「スタート」タブの項目は「無効」にしておくことです。何でもかんでも無効にするのではなく、自分で判らないものは触らないでください。無効にしてもいつでも起動可能です。

快適な動作のために
 次の2点は、毎回PC起動時に確認してください。
 ① Windsow、セキュリティのアップデート
  
[Windows] + 「I」(アイ)→ 更新とセキュリティ → 更新とセキュリティ をクリック → 常に最新であること(最新の状態です)
  セキュリティアプリもWindows 11を正規の状態でインストールされている方は不要ですが、そうでない場合の Windows 10 や 11 の方はこまめにアップデートを作業前に確認しておいてください。

  通常 Windows のアップデートは、PCの「アクティブ時間を設定」して自動更新するようになっていますが、PCが再起動を要求することもあります。これを「オン」にしておけば、作業中に再起動を要求されることはありません。
しかし、作業中に裏でダウンロードやインストールは自動的になされます。そのため、メモリー使用量が急に上昇作業動作が遅くなったりフリーズ現象が発生することがあります。
それを防ぐには、作業前の起動時にしっかりアップデートを確認しておくことです。
 ② タスクマネージャー ⇒ パフォーマンス ⇒ CPU(40%以下であること)
   CPU60%以上はダメ 
   ディスク 60%以上はダメ
  毎回、タスクマネージャーを見る習慣をつけましょう!
   タスクマネージャーアレルギーの方は多いものですが、グラフを見るくらいは誰でもできます。
   CPU、メモリー、ディスク、FiWi が100%ならまずいなぁということ位は、ご理解いただけると思います。
   特に、CPU、メモリー、ディスクが100%なら、PCは動作しづらくなります。

   (PCを不調にする100%の方が、この習慣がありません!


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コメント (4)
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