不名誉なランクのワースト3位の農薬大国
我が国の農薬の使用量は世界第3位の不名誉なランクにあります。
我が国の農薬の使用量は世界第3位の不名誉なランクにあります。
第1位は言うまでもなく中国ですが、2位と3位を韓国と争うほどで、以下、イタリア、ドイツ、英国、アメリカ・・・と続きます。
国内農産物が「安全・安心」と殆どの方が勝手に思い込んでいますが、それは国内だけの話で諸外国からは「汚染物」扱いされているのです。
国内農産物が「安全・安心」と殆どの方が勝手に思い込んでいますが、それは国内だけの話で諸外国からは「汚染物」扱いされているのです。
一時期原発事故により汚染された魚介類とは違って、こちらは長年にわたってこの状況は変わりません。
「国産が一番安全だ」と妄信するのは大変な誤解なのです。
農産物は野菜や果物とも種類も豊富ですが、欧米のように小麦やトウモロコシのように農薬は使っても比較的使用量が少ないものは輸入に頼り、少量多品種の自給品野菜と米を主食とすることが農薬の使用量を上げていることや日本では果樹類など農薬使用量が多い作物の栽培割合が高いことも影響していると考えることもできます。
中でも顕著なのはブドウの殺菌剤で、我が国の農薬使用量は30.9kg/haと言われ、スペインの約2倍、アメリカとイタリアの3分の2、フランスの2分の1となっています。
何故そんなに農薬が必要なのでしょうか?
理由は簡単で、日本は欧米に比べて温暖で湿潤な気候であるため、病害虫が発生しやすい条件のロケーションにあることです。
中でも顕著なのはブドウの殺菌剤で、我が国の農薬使用量は30.9kg/haと言われ、スペインの約2倍、アメリカとイタリアの3分の2、フランスの2分の1となっています。
何故そんなに農薬が必要なのでしょうか?
理由は簡単で、日本は欧米に比べて温暖で湿潤な気候であるため、病害虫が発生しやすい条件のロケーションにあることです。
農薬の危険性
食品の残留農薬は、ガンをはじめとして、アレルギー、鬱病、アルツハイマー、発達障害、等々数多くの危険が指摘されています。
一方、国内で販売されている農薬の種類は、5000種類以上と言われ、成長促進剤や除草剤にとどまらず、殺菌剤、殺虫剤、殺鼠剤など、病害虫を防ぎ生産性を上げるために多くの目的で使用されています。
以下に登場する写真はすべて highdy 家の家庭菜園のものです。(2020.06.07撮影)
トマト(左)とジャガイモ(右) 金糸ウリ(そうめんカボチャ)
何故、危険性の高いものを大量使用するように
なったのでしょうか?
その理由は幾つかありますが、大きく分けて2つあります。
その理由は幾つかありますが、大きく分けて2つあります。
① 消費者が虫の食った野菜や形の整っていない野菜は購入しなくなったのです。
食生活も豊かになり加工食品が増えて、本来の自然の味を食べ分けできる方が少なくなっています。
子供たちも、お母さんが本物のハンバーグを作ると、「学校給食の(植物性タンパクを混ぜた食感も落ちる)ハンバーグの方が美味しい」と言うくらい、本物の味や食感を知らない子供や(私たちの子供である)若い方が多くなったことによります。
もちろん、給食ですから栄養価はしっかり考えてありますが、それと味や食感は別問題です。
あの知能レベルの低い(実際は知能の問題ではなく、本能的なものと思えますが・・・)
虫すらも食べないような残留農薬のあるものが美味しい筈がありません。
茄子
② 政府の行政がブドウに限らず数々の農産物の農薬使用基準の緩和をしてきたことにあります。
データは少し古いですがほんの少しだけ例を挙げると、以下のようなものがあります。
・ ほうれん草、三つ葉、白菜、カブなど40種の野菜の農薬(クロチアニジン)の残留農薬基準値を三つ葉は1000倍、カブに至っては2000倍など大幅に引き上げ(2013年10月)
ミックス菜(サラダ菜・玉レタス・サニーレタス)
・ ヨーロッパ(ドイツ、イタリア、フランス、など)で禁⽌されている農薬のうち殺虫剤である上記クロチアニジンやアセミタプリドの食品残留基準値を大幅に緩和(2015年5月)
(日本も含めて諸外国でミツバチ大量死の原因ともされるネオニコチノイド系農薬クロチアニジンなどは、欧州では使用禁止になっています。)
サラダ菜
・ 我々の主食である稲に対する農薬ネオニコチノイドのドローンによる空中散布を解禁(2016年7月)
いんげん豆
・ WHOが発ガン性があると評価しており、世界的には削減・禁止の流れにある除草剤などに使われるグリホサート農薬の残留基準値をトウモロコシ5倍、小麦 6倍、甜菜(=てんさい:北海道特産の砂糖の原料になる植物)75倍、そば150倍、ひまわりの種400倍というレベルまで大幅引き上げ(2017年6月)
トマト(中玉)
・ さらには、フランス、ドイツ、スウェーデン、ブラジル、オーストラリア、アメリカ、他14か国などで使用を禁止しているグリホサー ト農薬の残留基準値を最大400倍も緩和(2017年7月)・・・・・
ほんの一部を取り上げてもこの有様では、諸外国に「汚染物」扱いされるのも当然です。外国の旅行代理店から日本への旅行者に対し「⽇本は農薬の使⽤量が極めて多いので、旅⾏中はできるだけ野菜を⾷べないようにしてください。あなたの健康を害する恐れがあります。」というパンフレットが渡されるのも頷(うなづ)けます。
我が国におけるこれらの間違っている(と思われる)行政は、農民を含めて消費する国民の無知をいいことに甘い汁を吸いたがる輩(現政権と一部の国会議員)がはびこっていることと、それらに対して新しい基準を求める複数の大手農薬メーカーの突き上げがあるために、こんなことになるのです。
我が国におけるこれらの間違っている(と思われる)行政は、農民を含めて消費する国民の無知をいいことに甘い汁を吸いたがる輩(現政権と一部の国会議員)がはびこっていることと、それらに対して新しい基準を求める複数の大手農薬メーカーの突き上げがあるために、こんなことになるのです。
すべての議員が無知とは言いません。一部には知識や技術に非常に優れた方もいらっしゃいます。が、数が少ないと何もできないのです。
(そのような、政党・議員を選んだ私達にも責任があります。ちなみに私は選んでいません!!)
ただ言えることは、諸外国に比べて日本は基準が甘すぎることは確かですが、それによりどれだけ危険で、ガンその他の発病を増やしたり寿命を縮めているかというと、それに答え得る適切なデータは見当たらない気がします。
何と言っても、日本は世界的に長寿であり、(実はその理由は)世界で最も優れた国民皆保険制度があるため、病気になっても容易に死なない(死ねないが正しい?)仕組みになっています。
何と言っても、日本は世界的に長寿であり、(実はその理由は)世界で最も優れた国民皆保険制度があるため、病気になっても容易に死なない(死ねないが正しい?)仕組みになっています。
完全無農薬有機栽培
highdy 家の話は以前から何度も登場していますが、自らの健康は自ら守る主義で、野菜は可能な限り自給自足主義で購入野菜は最小限にし、可能な限り自然または減農薬と思われるものにしています。
自家栽培していないものは、同じ家庭菜園仲間で無農薬の方々と物々交換です。
「完全無農薬有機栽培」と言えども、有機肥料として使用する発酵鶏糞・発酵牛糞であっても少ししか使用しません。
何故なら、最近の鶏・豚・牛などの家畜は、 ”ホルモン漬け” ・ ”薬漬け” と言われるくらい、野菜と同様成長促進や病気対策のためビタミン・その他多種類の薬を餌に配合して育てています。従い、当然一部は排泄物にも含まれます。
必要な肥料は、台所の安全と思われる生ゴミ(野菜くず・魚の内臓・残渣は鍋で煮たもの)からコンポストを作って利用しています。
必要な肥料は、台所の安全と思われる生ゴミ(野菜くず・魚の内臓・残渣は鍋で煮たもの)からコンポストを作って利用しています。
本日は 14:25現在赤ちゃんの誕生は 5匹です。昨日は、4匹でした。
皆様の ポチッ! に心から感謝します。