緑の街の水先案内人

都城市で緑の街の水先案内人として移る日々を写真と日記で綴ります。

日向市駅での待ち時間

2011年01月30日 18時01分10秒 | photo日記
1月30日(日) 

 本日は青少年育成事業に関係するイベントで日向市まで出向く事になりました。城盆地、朝の風向は西風で、微妙な差で市街地方面は火山灰がそれています。全国的な大雪と雨は宮崎県を避けて現地では朝から青空が広がっております。城駅でJR各駅停車の電車に乗り、南宮崎駅で特急日向に乗り換えて日向市駅まで出向きました。








午前中に日向市で開催された青少年育成事業に関係するイベントも滞りなく一時間余りで終了して、さて、帰路の電車時間に四五分ほどあります。日向市は海辺の街と申しても差し支えありません。日向市駅を含めた市中心部から細島港は目と鼻の先、日向灘までは一キロ程の距離でしょうか。プラットホームには、山から吹き下ろす寒風を遮る、ガラス張りの待合室もあります。







早めにホームに上がり電車を待つ事にしました。日向市駅は二〇〇八年に第十回ブルネイ賞駅舎部門で受賞した真新しい駅舎です。三〇分ほどの待ち時間、駅舎はカメラで撮影するに丁度手頃な素材です。どのような視点で駅舎を捉えるか?手持ちのカメラに納めてみました。撮影箇所はプラットホームからの視点です。







話しを換えて、城盆地、このまま新燃岳の降灰が続きますと「激甚災害指定地域」になりそうな予感がします。何せ風向きは春先まで変わらないでしょう。そうしますと降灰地域が移動する可能性は少なくて、城盆地に降り注ぎ、市民の生活のみならず、農産物被害の拡大が予想されます。このところ、口蹄疫・鳥インフルエンザ・新燃岳降灰と、農業に関係しては暗いニュースが続きます。







視点を変えないと、自然災害に心身共に巻き込まれそうで、想いを駅舎とデザインを考えるに手頃な日向市駅、カメラマンの腕前は素人の域を未だに脱していませんが、シャッターチャンスと言いますか、気持ちを切り替えると、つまりカメラの目線になりますと、素材は至る所に有るものです。そんな思いでシャッターを押しました。どうぞ、ご覧ください。