緑の街の水先案内人

都城市で緑の街の水先案内人として移る日々を写真と日記で綴ります。

FP継続教育研修会

2011年01月29日 18時16分01秒 | FP
1月29日(土)  

テーマ:地方におけるFPの役割とビジネスの可能性~独立系FPの本音トーク
講 師:CFP森恵子氏(パーソナル フィナンシャル カレッジ代表)
主催者:日本ファイナンシャル・プランナーズ協会宮崎支部
時 間:午後1時~3時まで



(講演メモ)
1.独立系FPの仕事

①FPその他の資格養成講座・FP支援・金融機関内の研修・企業内研修・消費者向けセミナー
・FPその他の資格養成講座:時給5,000円~10,000円、下がり傾向、原因:価格競争が始まっている。
・FP支援:ネットワークなど可能性が広がる。
・金融機関内の研修・企業内研修:運営管理機関の元で受託業務が多い。
・消費者向けセミナー:講師は体力仕事、二時間が限度。

②ライフプランニング・証券仲介業・保険代理店

③原稿執筆・監修
原稿執筆:テキスト・連載もの・子育主婦や専業主婦へFP3級が取得できる参考書、
監修:出版業界は良い原稿が求められている。



2.試行錯誤、時代の変化

①FP業界、FPとは何か
スキルを充分に身につける事、世間を早く知る事。時代の流れを上手につかむ。FPの業務内容が人々に見えないのが大半です。時代の変化で感じた事:2006年の変化、資産運用の難しさ。時代は変わってもFPは変わるべきでない。家計運用はリスクを多く取るべきでない。心の専門家の心構え:人間の心は分からない。マーケットは何が起こるか分からない世界。
FPのニーズは高まっている。他業界からの評価はある。

②時代の変化



3.FPビジネスの可能性

①他業界からの評価
・まちづくり:再開発、地上げのイメージ、権利変換?返還?、生活保護の説明、デベロパー、ライフプランを考えつつ再開発の下支え、
・行政:早良区がシニア向けのパンフレット作成、企画にFPが参加するとより充実する。多重債務者の家計再建お手伝い、市役所窓口で対応。
・ワークライフバランス:高齢化社会の到来と労務管理、現状は手探り状態、ネガティブ問題として捉え勝ち、切り口を替える、
育児休暇はプラスかマイナスか?
プラス:組織にとってのプラス
マイナス:マネージメントが大変だ
ワークライフバランスを保つ事で組織も変化する。
・金融機関:企業や学校にどうやって食い込むか?他業界にもFPを知って頂く。FPの良さを常日頃から伝える事が大切。

②資産全体をマネイジメントするポジション
・キャッシュフロー度:パワフルなツール(資料参照)
・ライフイベント表(資料参照)住宅ローンを例(OKパターンと NGパターン)で説明

③ブランディング:自分のFPとしてのブランドを全面に出す。実務は税法と不動産が多い

④総合提案力

⑤地方のメリット:地方に着目している中央FPの出現、FPは個別対応の世界、地元密着は地方FPの出番。

⑥覚悟:FPとして生きていく覚悟は早めに。
以上