緑の街の水先案内人

都城市で緑の街の水先案内人として移る日々を写真と日記で綴ります。

仕事合間に市議会傍聴

2012年03月12日 18時53分48秒 | 都城市政
3月12日(月)  

 朝日が昇るのが幾分早くなり、散歩に出かける時間も十分間ほど早くなり、明るんできた街をスタスタと歩くのは気持ち良いものです。一日の中で、三六五日同じ行動を取る事は、古希を過ぎた身には精神的にも安定感に支えられて、何かの折りでも心の動揺が少なくて済みます。今更でも有りませんが、精神的に変わらない部分と足腰が安定していますと、まだまだ平常心を保てます。老いの特徴の一つは時間の感覚が薄れて来る事であり、一日二四時間が、まるで十二時間で終了してしまう感覚に、何時の頃からか捕らわれ始めます。むしろそんな感覚とは、つまり時間が経つのが早すぎると気付きますと、一つの事をクリアした事でもあります。

 時間の感覚が短くなるのは、心身老化の特徴の一つと認識しますと、今までに無い新たな感覚ですので、何に使うか考えてしまいます。ある面で、時間の感覚が短くなる事は、楽天的に成る面もあり、外から眺めますと、図太く見えるか痴呆的に見えるかいずれかです。その様な認識を持ちますと世の中が透けて見える部分が出現します。面白いものだと思います。持って回ったような言い方ですが、新たに見える部分とは、何でしょう?

 本日も都城市議会を午後から傍聴して、二市議の一般質問に聞き入りましたが、なるほど、このままでは不景気の風が吹き荒れて、一段と都城市も冷え込んで、経済悪化の深刻さが増しそうな感がします。不動産仲介業者の立場から眺めますと、取引高が一段と落ちそうでもあります。新たな不動産の流れを模索しなければなりません。流れを掴みきれずに従来の方法で日々の業務に従事しますと、アウトです。

 不景気な時にはその不景気に合った商法が有るはず!その様な視点を業務の中で常に保ちます事は、前方に光を見いだす術の一つでもあります。くるくる変化するのが世の習いと思えば、俗に申しますと目の付け所を何処にするかです。若い時分には、経験も未熟で物怖じしないのが取り柄で、拠り所とする足場が少なくても気にも止めませんでした。考えずとも、困難な場面とは同じ手法が二度も使えるわけでは有りません。経験を積みますと、過去の手法が何時までも最高であると思いがちです。

 さて、実践するのが現役の務め、その先には存続の形を残す事です。取り巻く環境を改めて眺めます時に、都城市も全国の都市同様に有り余る借家アパートの建設が未だ続いています。日本も移民政策を具体化しない限り、空室が全室満室になる事は有りません。この状態は投資不動産が利益を生みません。それではどうするの?です。次に親世代の持ち家が相続人が遠方にいて空家になっているのも多いものです。僅か四〇年未満で日本の住宅は飽和状態になりました。それから先が、新たな政策を見いだせない限り、じり貧状態が続くのは目に見えています。都城市が都市計画区域内の線引撤廃(市街化区域と市街化調整区域)を全国の都市に先駆けて施行したのは何年前ですか?内容は計画的な都市政策の拒否です。最近になり取り返しの付かない事をしたと気付かれた人に会いました。だんだん取り留めが無くなりましたが、夜も更けて現役の務めを杯片手に考えて見ましょう。

都城市議会一般質問初日

2012年03月08日 16時53分50秒 | 都城市政
本日から始まった都城市議会一般質問、午前中に二名(有田辰二氏・永田照明氏)、午後に一名(榎木智幸氏)の市議質問を傍聴しました。傍聴のキーワードは農業に関してです。感想を述べるには未だ早い感がしますが、市民として良い学習の場です。


午後の休憩時間(携帯電話で撮影)


都城市議長選挙を傍聴して

2012年02月09日 18時27分40秒 | 都城市政
2月9日(木) 

 餌の少ない二月、渡り鳥にしろ留鳥にしろ意外と行動範囲は狭いもので、野鳥一羽の餌場は何カ所有るのでしょう?季節がら餌が少ないせいも有りますが、棲み着いた水辺で何とか餌に有り付いています。カモ類ならば水藻、サギ類ならば小魚貝類、朝日の逆光で鳥陰が絵になり持ち合わせのカメラに数枚納めました。人間の頭脳は両手に抱える丼一杯分で、他の考え事が有りますと絵になる光景も目に入ってきません。今朝は野鳥の辺を通り過ぎようとしましたが、感性が働いたか、冬場の柳川原川に定住中のアオサギとコカモの群れが足を引き留めました。


市街地の中小河川で朝の活動に入るアオサギとコガモの群れ

 本日は都城市議会議長選挙が無記名投票で午前十時から開催される事を知り、開会前に議会傍聴席へと出向きました。都城市議会傍聴を始めてから四~五年は経過したでしょうか!議場は市庁舎六階の重々しい扉の奥にあります。扉を開きますと議場時計は十時五分前を示しています。報道席を見下ろしますと、地元テレビ局一台のカメラが議長席へ向けられています。傍聴席は他に誰もおりません。

 ルールが有るのでしょうか、開会は現職議長の辞任に始まり、その後は副議長が臨時議会の議長職を担います。早速、議長候補者がおよそ五分間の持ち時間で演壇で所信表明を行います。立候補者は三名、登壇順に申しますと、徳留八郎氏、永山透氏、楡田勉氏と続きます。皆さんそれぞれに特徴有る所信を述べられます。三名の所信表明が終わるますと、投票用紙・投票箱・投票記入席と三点セットがそろい、議員各位が名前を呼ばれる順に投票記入席へと向かい、準備された投票用紙へ候補者名を記名されて、投票箱へ投函されます。

 投票総数三四票、有効票三四票、無効票無し。投票結果は登壇順に徳留八郎氏四票、永山透氏十五票、楡田勉氏十五票、一位と二位が同票です。一位と二位が同票で、さて副議長は議長席でどう裁定するのか先を見守ります。副議長の裁定は意外と言いますか、筆者の認識不足でもありますが、有効投票数九票を超えており、同票者同士でのクジ引きとなります。クジ引きは二回におよび、一回目はクジ引きの順番を決める予備のクジ引きです。予備のクジ引きでは永山透氏が一番目となり、楡田勉氏が続きます。本番クジ引きで楡田勉氏が一番クジを引いて第四代都城市議会議長に選出されました。第四代とは北諸県郡四町合併後の新・都城市議会議長としてです。

 傍聴は議長選出の決定を見終えて議場の外へ出ました。その後、議場内では副議長・五委員会の委員長・副委員長計十名、監査役一名推薦と新役員の選出に午後五時近くまで掛かったと聞きます。後で確認した事ですが、候補者同士に同票結果が出て、クジ引きで議長決定する方法は地方自治法に内規された事と議会事務局の説明にあります。何となく、傍聴者の感想として長閑な時代を思い浮かべます。


都城市図書館前の寒桜

 議会とは、市の年間予算決算の歳入歳出に関する採決を行う場で有り、なかなか見えなかった部分が、この数年間を傍聴席に通う事で、見えるようになって来ました。その感想を一市民としてどの様に表現すれば良いか?ひな壇に列んだ市長を頭に市役職諸氏の表情、向かい合う議員諸氏と報道陣、それと傍聴する市民諸氏と。政治を如何様に捉えれば良いのか?です。時代は流れる。既得権益、利権と頭に浮かびますが、古さと言う狭義の世界に拘りますと、地域社会は停滞するものだと思います。表現が不十分です。帰り道、市図書館前の寒桜が七分咲きで早春の香りを振りまいていました。

都城市議会を傍聴して

2011年12月20日 19時12分00秒 | 都城市政
12月20日(火) 

 忙しい師走の最中に都城市議会十二月議会を午前十時から傍聴に出向きましたが、議案の一つが採決方法で審議が長引いて、午後にづれ混み目処が立つのか判断しにくくなり、本業に戻るために退席しました。重要な議案が軒並みでしたので多数市民の傍聴が望まれるところです。都城市政も現民主党政権と何かしら似たような雰囲気があります。だんだん市議会の雰囲気が傍聴者にも伝わってきます。

 一年毎に首相が替わる日本の政治、政治には国民の監視が必要なのは地方議会でも変わりません。さすがに師走、午後は仕事がびっしり詰まっており、現役は本業へ戻らねばなりません。政治の貧困は元は国民によるもの。おこがましくも、ここでダライ・ラマ十四世の著書「ゆるす言葉」を紐解いてチベット人の現実に近づこうと心が動きます。

 都城市議会も「市民の暮らしが第一」を目指していると信じて、傍聴席から後ろ姿の市議会議員一人一人に目を向けます。背中で本人の表情を想像するわけですから、思い込みや勘違いも有るかもしれませんが、ダライ・ラマ十四世の著書「ゆるす言葉」から拝借しますと第四章・平和、再生への道から、次の言葉が背中へ送るに相応しく思います。

本当の幸福は、自分自身や親しい人々という
限られた対象の幸せを気遣うことから
もたされるのではなく、
全ての生きとし生けるものに対する、
愛と慈悲の心を育むことから
生まれるのです。

写経しながら人様の言葉を議会人へ贈るほど、自分に卓越したものが有るのか?と問われますと、何とも面目なしです。本来この折に「ゆるす言葉」は自分へ向けた戒めの言葉として受け取ります。都城市議会と言う場面を傍聴して、ひらめいたと言えば何方かを傷つける事になるのでしょうか。思い出しますのは、動画で中国国境警備兵が雪の中をインドへ渡ろうとするチベット人集団に向けていとも無造作に銃で殺害する場面がありました。射撃距離はかなりな距離に見えました。雪の山中場面です。

 動画はユーチューブで、かなりの人が閲覧した殺害場面です。とても「怒りは力ではなく、弱さのしるしなのです。」と、殺害されたチベット人集団に恨みを残さない事は至難の業に思えました。指導者とは政治の場でも絶えず試練に出会うもの。市民が国民が託す政治家、それなりの肝っ玉が必要なのは、日常の仕事に携わる一市民でも同じです。何故ならば、無ければ社会に何らかの悪い影響を及ぼします。

晴れると傍聴席も夏日より

2011年06月23日 18時07分05秒 | 都城市政
6月23日(木)   

 雨雲が東へ去ると空はマダラ模様ながらも青空が見えてきます。この日差しと雲の白さは夏の香り、若い時と同じように動き回りますと、体に汗がじっとりと滲んできます。季節が夏へと向かう兆しが見え始めるころ?兆しとは汗で額に伝わるじっとり感かな!あの摂氏四五度を軽く超える大型タンカー機関室の事を思えば、夏の暑さなど風があるだけ爽やかなもの!ペルシャ湾の海水温度が夏場に摂氏三二度は上がったのでしょうか。熱砂の湾岸諸国、当時のイラン国王統治下で紛争の火種は無かったと記憶しますが、夏の暑さも砂漠の暑さを知りますと、日本の夏は一飛びで通り過ぎて行きます。

本日は都城市議会六月定例会一般質問が午前中に二名用意されており傍聴席へ出向きますと、六割方の入りで指定席はご婦人が先着されています。今回、四日間を市議会傍聴へ出向きましたが、その中で本日は最高の傍聴者数です。六月議会は春の移動が一段落した時期でもあり、本業でも六月は何処か空白の時間が生まれて、市内情報もしくは基礎知識を入手するに、市議会傍聴席は有料セミナー席に匹敵します。市幹部職員の答弁ぶりに慣れないと意味不明に感じる場面が幾度かあります。それを乗り越えるには一般質問の対象地へ出向く事です。一般質問に関係するは大半が市内にありますので、質疑応答で理解不能の部分がありますと現場を確認しますと、「聴く難く見るは易し」、(文章として意味が通じますか?)政治の本質はそんなものかです。

市議会傍聴から、都城市の現状を考えますに、拝聴しました市議諸賢「三角光洋氏、西川洋史氏、来住一人氏、榎木智幸氏、長友潤治氏、神脇清照氏、有田辰二氏、西ノ村清氏、杉村義秀氏、永田照明氏、蔵屋保氏、徳留八郎氏」の質問内容に教えて頂く事が多くありました。何を教えて頂いたか?失礼を顧みずに申しますと、ある程度かかなりか質問事項について調査されており、来住一人議員の質問「市長の政治姿勢について」につきましては東日本大震災と福島第一原発事故に関連した講演会の趣すらあり、ひたすら拝聴するのみでした。鹿児島県川内原発迄の距離は八〇キロ、鹿児島県北部が決して地震と無関係地域ではありません。一九六八年、えびの地震が記憶の中にあります。震度M6.1と損害家屋六千五百戸と震源地はえびの市で被害は鹿児島・熊本・宮崎の三県にまたがっています。

こうして一般質問の質疑応答を眺めますと、都城市の現状が透けて見えてきます。その透けて見える部分を次世代は大いに知るべきであり、都城市政の実情を把握して、若い世代が本業の将来へ向けて参考にすべきであります。平均所得は少ないかもしれませんが、地域の豊かさを示す何らなの指数がありますならば、早めに指数が示す地域特性を捉えて将来の参考にすべきであります。何とも曖昧模糊とした表現ではありますが、農地の豊かな土地柄は人間性豊かな生活を全うできる地域と認識します。キザを申しますと補助金もしくは助成金などと無関係な生活時間が永くありました。それはそれで生き方の一つであります。市議会傍聴の感想は急いで書き表す必要もありません。それもそれです。本日は男女年配者が多くて古希の人間が学習するにも傍聴席は訪れるに値します。

本日の市議会傍聴で感じたもの

2011年06月22日 18時28分26秒 | 都城市政
6月22日(水)

 明け方に鳴く鳥はホトトギスか! 遠くの方角から聴こえてきて、やがて夢うつつながらもハッキリと耳にする鳴き声。深山で聴いた事のある鳥の声トトトット、トー、中学生時代に覚えました聴きなしは、「天辺欠けたか特許許可局・テッペンカケタカトッキョキョカキョク」、鳴き声を聴かれますと一度は耳にした事がある方が大半でしょう。記憶違いでなければ、ホトトギスには託卵と言う不思議な習性があります。つまり、雌鳥は生んだ卵を自分の巣で抱卵する事はなくて、こっそりと、ウグイス等の巣に離れたスキに卵を産み落として、ウグイスに温めて貰い孵化して子育てまで託します。成長したホトトギスはウグイスよりも大きく巣立っていきます。自然界のホトトギスはどこか横着者の風情がありますが、鳴き声は何となく特徴があり、小説題名にも登場して物語性を帯びております。


そろそろ田植えも先が見えてきた都城盆地の水田

こうして梅雨明けが近づき夏の装いが始まる頃には、野鳥の世界もさまざまな変化を繰り広げて行くもので、ようやく、野鳥の四季が整理整頓されて、頭の片隅に納められて行きます。都城盆地も戦後このかた環境汚染が繰り広げられて来ましたが、都市施設下水道など整いつつあり、どうにか野鳥が身近な河川や緑地帯に帰ってきて、そんなに時間は経てない感じがします。野鳥は環境測定のバロメーター、野鳥も生息しない地域には人間も住めません。


稲作の転作に路地野菜は筆頭カブ

さて、本日も午後から都城市議会傍聴へ出向きました。拝聴しました議員諸賢は時間順で西ノ村清氏、杉村義秀氏、永田照明氏と続きます。旧高崎町在住西ノ村清氏と旧高崎町在住永田照明氏の一般質問が旧四町と都城市との合併後六年目の現状を浮き彫りにしております。西ノ村氏は「国民健康保険事業」と「総合支所のあり方」からと、永田照明氏は「地域自治区の方向性」と「合併特例債事業」について、両者ともベテラン議員だけに地元の実情を良く掌握されております。質問内容に無駄がありません。

http://www.city.miyakonojo.miyazaki.jp/mpsdata/web/345/isitumon23_6.pdf


やはり、六月になっても留鳥でいるカルガモは家禽の過去がありそう

両者の一般質問から見えてきますものは、市町村合併とは地域社会に何をもたらすか?市町村合併についての注意事項、過疎化が静かに進行する旧四町集落へ対する行政の役割、都城市から見た旧四町公民館役割の掌握、合併特例事業の公表、合併特例債の使い方、等々です。市町村合併が持つプラスとマイナス要因を、対等合併と言う曖昧模糊とした表現が先行して、充分に解明されなかった事が議会で露わになっております。町づくり協議会でしたっけ?と言う名の現状把握のすれ違い。


ひな鳥が成鳥になるに連れて親鳥と距離が出てきます

合併後六年目に入り、旧四町住民には今さら後戻りも出来ず、また余力も無い現状では解決策とは何であるのでしょう? 一般質問を拝聴して感じた事を述べますと、グローバルな世界が広がる中で国情と時代と地域社会の特徴を背景に政策を諮ることが求められていると見ます。何とも曖昧模糊とした表現でもありますが。話を変えますと、最近の選挙、県知事選と県議選は都城市は県下で最下位投票率をマークしております。これはある意味で都城市に元気が無い証しでもあります。都城市政の現状が市民が思う以上に悪化していなければ良いがと願う本日の市議会傍聴です。


バンの風情はどことなく沖縄ヤンバルクイナに近いものがあります

都城市議会傍聴をして

2011年06月21日 18時41分35秒 | 都城市政
6月21日(火)  

 雨の収まった夕方に自宅に帰り着き玄関のドアに手を掛けてノブを引こうとしますと、ふんわりと黒い糸が目の前をフラフラと通り過ぎて行きます。昨夕も同じものを見ました。蚊、蚊が発生して活動を始めたところです。梅雨前が野鳥の子育てならば、梅雨明けをまって昆虫、蚊も昆虫かな?この辺の区別が定かで有りませんが、生物の動きがにぎやかな夏がそこに有ると人間に伝える蚊の動きです。

本日は金曜日に引き続き、市役所に出向き「都城市議会六月定例会一般質問」で市議三名の質疑応答を市議会傍聴席より拝聴しました。今回は一般質問日程によりますと二二名の質問者です。市民でありながら、長い年月を、市議会について無関心でありました。市議会定例会の一般質問を市執行部へ市議諸氏の苦情相談と理解しますと筋道も通り、都城市の現状が浮かび上がりネット情報などと見比べながら判断して、地域社会の姿が浮かび上がってきます。

http://www.city.miyakonojo.miyazaki.jp/mpsdata/web/345/isitumon23_6.pdf

本日、質問者三名を傍聴して幾つか感じた事を表記してみます。まず、順番で長友潤治氏の「道路後退用地(セットバック)に対する市の対応について」。セットバックとは建築基準法にもとづいた規定であり、建物建築申請に当たり敷地部分で四米未満道路の中心線より二米の位置を新たな境界線とします。道路部分となった従前敷地は道路として都城市へ無償提供する。セットバックで道路に提供される件数は年間に七〇~八〇件あると。セットバックしなければ関わった建築設計士や建築会社が罰則の対象になると答弁あります。宅地建物取引業者も重要事項説明書で買主にセットバックを現地で充分に説明して了解を得た上で契約締結する必要があります。

市土木部長答弁によりますと、建築主には寄贈敷地の工作物等撤去更地作業が課せられます。狭隘道路に面した敷地には建築費以外に上記の負担が加算されます。ところが、長友氏の質問に対して、寄贈敷地を道路整備することが市指導要綱十二条に「市長は速やかに道路整備を行う旨」が表記されて有ると言います。市土木部長答弁はセットバックで寄贈を受けた敷地の道路整備はほぼ皆無であるといいます。理由として道路の二重整備が有るからです。つまり、注意して狭隘道路を眺めますと道路側面に凹凸があり側溝整備は不十分で、見た目もすっきりしません。細やかと言えば細やかな市道の話です。不動産業者の感想は、セットバック道路が拡幅された道路へと完成するには百年は掛かる、と思います。土地に関係する利害関係は複雑です。その間、未整備の市道が増えていきます。質問者が発言される如く、せめても市指導要綱十二条の改善の必要ありです。

次に関心を引きましたのは、有田達二氏の「市営住宅対策について」①建て替え計画とその影響について ②長寿命計画の内容について。質疑応答から市営住宅を通じて都城市の弱者救済の状況が浮かんでくるものがあります。建て替え計画は有っても遅々として進まない新築市営住宅建築、水洗トイレ化が進まない築年数を経た市営住宅、元気のない都城市と市のふところまで見える都城市市議会六月定例会一般質問の質疑応答です。都城市は何を目指すのか?もう一つ見えませんでした。

城市議会の傍聴を終えて

2010年09月16日 18時23分30秒 | 都城市政
9月16日(木)  

 本日が城市議会9月定例会一般質問の最終日で来住一人氏(日本共産党)の「①土地改良区への助成事業について」「②小田川及び湯谷川の改修について」「③就学援助制度について」三項目が締めとなりました。来住氏は市議歴も長くて、さて何期でしょう。質問内容もポイントを押さえており、答弁する市側にかなりな準備が無いと到底満足するものにはなりません。市側の不備が見えて来ます。暗に違わず、市長始めとして○○部長に至るまで答弁に重みが有りません。つまり、市民の心まで答弁が届きません。感想として格言風に申しますと「能弁な答弁には必ずや欠けるものが内在する」。これは城市議会傍聴席でいつも感じる感想です。能弁など意識せずとも現場を踏まえた質疑応答ならば下書き資料も不要ですし、自ずと答弁者の心が傍聴者にも伝わって来ます。


都城運動公園のクスノキ

さて、今回の一般質問のまとめ。感想を述べて見ようと九日から始まった傍聴日記を振り返って見ました。今回、拝聴しました市議は、江内谷満義氏、荒神稔氏、榎木智幸氏、児玉優一氏、本仮谷勉氏、三角光洋氏、西川洋史氏、福留明氏、有田辰二氏、永田照明氏、来住一人氏と二八名中十一名に及びます。まずは市議各位に御礼を申します。城市民として不動産業者としても部分的ながらも市政状況が見えてきました。諸賢の一般質問は日本FP協会が認定するファイナンシャルプランナー(CFP,AFP)の単位取得の継続教育研修にも相当すると感じました。しかし、まだ残念ながらまだFP教科に「政治」の項目がありません。

質問内容から注目しました事は数多くありますが、関連性のある事項を述べて見ますと、「口蹄疫発生」と「七月豪雨災害」と「サブシティ構想の健康医療ゾーン計画」です。いずれも農業の視点から眺めて見ますと繋がりが見えてきます。まず、「七月豪雨災害」については、豪雨翌々日に現地をマイカーで視察しました。西岳の下川内地区から上流にかけて台風災害に見舞われて県道までも寸断された経緯もまだ記憶に新しいところです。しかし、連続降雨量が四百ミリ以上となり堤防を越えて土石流が田畑まで進入したのは記憶の中で初めてであります。世界的な天候不順は何に原因するのかまだ理解するものを知りません。今回の災害は未だ経験しない豪雨に対する中山間地域の脆弱さを見せつけられた思いです。



次に口蹄疫発生は宮崎県畜産業の内容を披露した感があります。口蹄疫など人体に被害を及ぼす程の家畜伝染病でもあるまいにと内心は思っておりましたが、よくぞ口外しなくて良かった!です。食肉に対する国民感覚はハウス栽培された野菜類とまったく同じ感覚で、無菌状態であらゆる汚染が認められないもの、人体に少しでも影響を与える食材は全てシャットアウト。しかるに今回の口蹄疫で洗い出された宮崎県の畜産現場は、郊外大型畜舎もあるなか、集落内にある人家畜舎混在の現況でした。この状況は誤解のタネを作らない為にもここでは言葉を控えますが、今後、宮崎県畜産業の向上についてはまだまだ課題が多いと言う事です。

次に「サブシティ構想の健康医療ゾーン計画」ついて、本日も午後から現場をマイカーで視察しました。現場で感じます事は「何かが変だ?」その何かは何?説明を端折って申しますと、今後の少子高齢社会を見据えますと、医師会病院は二五年前に新築されて現役中で、新たに北方約十二キロ程度しか離れていない場所に七〇億円以上の経費を掛けて移転する必要性が有るのか?疑問です。今後、都城市を始めとする地方行政が目指す事は病気になる前の市民の生活向上、心のケア!豊かな生活の創造へのお手伝いです。フォローするものは文化・教育・就職あと何でしょう。



都城市がまるで泥靴でづかづかと田圃の中に入り込んで、土地代の負担が少ない事を理由に、医師会病院建設を構想する様は、地域社会の源像を認識しておるのであろうか? あえて申しますと、長峯誠君を始めとした城市執行部に思慮の浅さを感じます。何故口蹄疫が宮崎県に発生したか未だに経路は不明です。突発的な豪雨災害が発生した地域は中山間地域です。市民の居住する街区と農業が営まれる農業地帯、都城市に於いても地域における棲み分けは今後とも都市造りに於いて基本事項です。一つの例として人間と家畜とには超えてはならない壁があります。超えれば大きなしっぺ返しがあります。農業用地のど真ん中、かって低地の湿地帯に人命を守る総合病院を建設するなど、これ以上は言葉が詰まってしまい、せいぜい言えるのは予定地近隣に水害の例が最近でも有るのにです。

市議会傍聴して現地確認へ

2010年09月15日 18時25分27秒 | 都城市政
9月15日(水)  

 午後から曇り空となり、まるで季節の移ろいを告げるかのような静かな雨が降り始めました。見渡しますと入道雲もすっかり遠のき何の変哲もない雨雲が広がっております。秋の足音とは今日の雨降りみたいに気づきました時には周囲は秋の香りに包まれております。柿の実も段々熟して来ますし、昨日は山の栗が届けられて小粒ながら鍋で湯がかれて食卓を飾っております。やや水気はありますが初物の味がします。


庭の紫式部

一昨日午後に城市議会を傍聴しまして、三人目つまり最後の一般質問者が西川洋史氏でした。市議の質問事項は二つあり、まず「中心市街地の活性化対策について」と「サブシティ構想の健康医療ゾーン計画について」です。関心を引きましたのは城市街地形成についてであります。城島津家が今の市役所に位置する場所に館を築きましたのが、戦国の世が終わり世の中が安定した西暦一千六百十五年、城島津家の館と伴に築かれた商人町が西町であったり、平江町や中町の唐人町であったりと、何故に複数あるかと申しますと商人町が移住者により形成されたからと見ます。西町は豊後方面からの移住者であり、明人の開いたのが中町で往時の町名が唐人町でしょうか。

そもそも城盆地の商人町の発生は、大隅半島内之浦に本国の難を逃れて大陸よりたどり着いた明人、中国の戦乱が人々をポートピープルとして本国を脱出させました。彼らが内之浦から北郷家領土に移住を命ぜられたのは、かって内之浦が短い期間ながらも城の飛地であったのも何か関係しているかもです。この辺は素人のアテズッポウもあります。最初は庄内秋永の地に移住させたと説明されます。やがて明人の商才を買われて領主館近くで商人町を繁盛させるようになったと続きます。つまり行政と商人町が一体となり往時の賑わいを支えたと説明されます。

商人町が移動した原因の一つは大淀川を含む盆地河川の洪水もあったと筆者は想像します。町の賑わいは往時から動いていました。繰り返しますが理由は河川の氾濫に原因すると見ました。当時は城盆地の地下水の水位も高くて河川の水辺は芦原が広がっていたと想像します。長年の開墾が続いて城盆地全体に農耕地つまり田圃と畑が広がって行きました。盆地の比較的に水はけの良い高台、今の都城市役所界隈が中心地となり周囲を商人町が西と北に連なって行きました。それを囲むようにして湿地の開墾が広がり農地が連なったのがこの五~六百年の大まかな歴史と見ます。取り留めが無くなって行きそうですが、続きを書きます。

都城市が今月二日に市議会全員協議会で発表しました「城地域健康医療ゾーン整備基本構想・基本計画の方針及び概要」で示された医師会病院計画地を視察しました。城ICから西へ約二~三キロ離れていますでしょうか。金田町と太郎坊町の間に位置します大型ほ場整備地の中にあります。海抜一三七mの低地にあります。かって大淀川に轟木ダムが存在した頃に洪水が盆地を襲い、現地は水没した広瀬集落ぎりぎりの隣接地です。現市役所より距離で九キロは離れた場所であり、ここに総事業費七一億二千万円を掛けて平成二六年度には開院すると計画書にあります。

原稿用紙三枚ほどの文字数に納める話しでなくなったようですが、だいぶん端折った話しになりますが、どういう訳で人間の健康を守る医療施設を盆地の低地に、そして周囲を農地に囲まれた地に建設するとは!西岳地区の集中豪雨も一般質問で質疑がなされておりましたが、現医師会病院を北部へ移転するのであれば、西川洋史議員が前回提案した城IC近くにある工業団地空地四ヘクタールを予定地とする案を、城市民は大いに比較するべきであり現地見学もすべきです。

傍聴人にも発言の機会を

2010年09月10日 18時29分36秒 | 都城市政
9月10日(金) 

 風がそよそよと、日中の日差しはまだ肌を刺しますが、西日の差し込む二階の自室、ベランダ越しに手の届く柿の葉が揺れるさまを眺めていますと、今日も良い日を頂きましたと言う気持になります。台風の気配が大空に無いと、九月は夏と秋とが混じり込んだ季節で、往時の粋人が盃一杯なみなみと菊花酒を愛でる様子が浮かんできます。

本日の感想を日記風に記載しますと、午前中は城市議会を約一時間拝聴、質問者は児玉優一議員(民主)です。質問は三項目有り「①口蹄疫の再発防止と経済復興対策について」「②民生委員・児童委員の確保と待遇について」「③市民税の仮徴収に関する問題点と再発防止について」です。いずれも市民として都城市の現状を知る上で参考になる質問事項です。どの項目も拝聴しておりますと、傍聴人にも都城市の現状が浮かんできて意見の一つも述べたくなります。市はもう少し和らいだ場所で市民の意見を聞く会でも設定されたら如何かと考えました。その中で「③市民税の仮徴収に関する問題点と再発防止について」(・年金からの特別徴収の停止が出来なかった理由について・今回の事務処理に要した経費について・再発防止の具体策について)は人為的ミスから発生した事案で、市側の答弁はこれ以上にミスを犯さない為に、今まで担当者の単独作業を二人に増員して更にその上に上司がチェックして再発防止に努めるとありました。つまり対策として○○部長は念を入れた作業を行うと答弁されました。

そこで、あれっ?と感じました事は、市職員の人為的なミスにより発生した、つまり市民へ大きな迷惑をかけたトラブルの再発防止は、答弁にあります担当者を増やす事も一方法でしょうが、それでは人件費がかさむだけです。作業内容はある枠内にある繰り返し作業と見ました。そうであれば基本は何か?基本はコンピュータソフトを改善すれば再発の手前で人的ミスに気づきます。システムの手直しで済むのではないか!市民の岡目八目ですが、徴収額はある程度予測出来る金額です。例えばですが金額の範囲を設定する、つまり入力数字にブロックをかける、数字のミス入力をコンピュータが受け付けないシステムに訂正する、素人が勝手な事を申すなと声が聞こえて来そうですが、そんな難しいソフトの改善でも無さそうに思えます。

この際、あえて申しますと市民の善意を市政に反映する手立てはないものかです。いちいち金銭に還元しなくても、市民として誇りで役職を担う場面が有るのは「②民生委員・児童委員の確保と待遇について」の答弁で良く理解出来ました。本市では話題になっておりませんが、市議会議員報酬の日当制や首長報酬減額など地方自治の根源に関する問題が有るのはうすうす城市民も気づいております。残念ながら市民パワーにまでなっておりません。

午後は奉仕活動団体ライオンズクラブ国際協会337-B地区2R4Z5Z(都城市・日南市・串間市・小林市・高原町・えびの市)の合同行事を明日に控えて会員八名で最終確認会議を約二時間持ちました。もちろん、皆さん手弁当、自分が出来る事を奉仕活動に提供します。この辺りはさらりとした風が吹いております。大人風に申しますと時代も変わって行きます。

傍聴人の少ない市議会が始まって

2010年09月09日 18時44分12秒 | 都城市政
9月9日(木) 

 今日は重陽の節句、最初にこの言葉に出会ったのは市内高城町・後藤家商家交流資料館でひな人形を三月の節句同様に飾るとお聞きしたのが最初です。節句が年五日あると驚くは良い歳をして教養の無さを披露するようなものです。ちなみに五節句とは一月七日が七草祝い、三月三日が桃の節句、五月五日が端午の節句、七月七日が七夕さま、それに九月九日が重陽の節句と続きます。また、本日は菊花酒を飲む日とありますが、菊花酒はリキュール酒かな?現代の菊花酒は何処で販売しておるのか?無ければ昨夜の輸入ワインで済ませましょう。

さて、本日から城市議会9月定例会一般質問が始まり、十六日迄の六日間で二八名の市議諸賢が質問に立たれます。持ち時間一時間、しっかりと拝聴します。一般質問前に議案熟読が求められて予習が必要です。一般質問をどのように位置づけるか?市民として城市の現状を知るに於いてこれ以上の機会はありません。時間の許す限り傍聴に出かけます。午前中に江内谷満義議員と荒神稔議員、午後からは榎木智幸議員の質問を拝聴。
http://www.city.miyakonojo.miyazaki.jp/mpsdata/web/345/isitumon22_9.pdf

一般質問の中では、一般論として関心を引く数字が時には出て来ます。今日もトップバッター江内谷満義議員の質問の中で答弁に出て来たものは、市民情報提供の時間、本市の百歳以上で戸籍上は生きているけど行方不明者が三百十七名もおられて最高高齢者は百四十三歳になるとあり、また、六五歳以上の市民は四四,一三四人で全市民の二五%、その内で一人暮らしは17.7%で全国平均が29.7%と申します。厚労省が毎年七月に発表します簡易生命表、戸籍行方不明者は調査の対象外であると聞いていますが、厚労省調査現場の状況が見えるようでもあります。日本の現状を少子高齢社会と申しますが、その過程を様々な数字が表しているのが見て取れます。

最前列中央傍聴席に座り込み一段落しますと、周囲が見えてくると申しますか、あいも変わらず傍聴人の少なさと,今ネット情報で話題になっております記者クラブの存在、議会一階席に位置します記者席は大半が無人です。机と椅子があり速記が出来る席、傍聴席より遙かに恵まれた環境、こんな無人状態で地方議会の状況がまともに報道できるのか疑問が重なります。その一番の原因は市民の市議会へ対する無関心です。自分が選んだ市議先生の話は手弁当を下げてでも拝聴に行きましょう。議員控え室で市民と市議とで情報交換するのも一般質問日の機会が最適です。毎度の事ながら、市議会の配置も前時代的で市民が主役の時代のものではありません。言い出せばキリが有りませんが、議員諸賢の熱のこもった質問、夜にはケーブルテレビで放映されるとは言え、現場で時間を割いて拝聴するのがマナーでもあり、市議会は市政を確認するに最適の場でもあります。

近々、ある団体が動員をかけて傍聴席を埋め尽くすから、あなたも傍聴席に出向いて下さいと電話が有りましたが、久しぶりに元気のある電話、市内の各種団体が市議会傍聴を年間行事取り込みますと都城市も大いに変化して発展への道が開けるのだがと思います。各団体役職の方々、大いに市民を啓蒙しましょう。

平成21年度第1~9回都城市クリーンセンター建設検討委員会会議録

2010年07月24日 16時35分22秒 | 都城市政
7月24日(土)

 都城市の公文書公開決定(平成22年3月29日)にもとづき「平成21年度第1回~9回都城市グリーンセンター検討委員会会議録」を環境森林部環境施設課経由で受領しました。本来ならば係る文書は都城市ホームページ等で公開すべきものです。何故か都城市の情報公開は遅れています。城市民として情報公開の拡大を求めて、ここに受領した公文書を公開します。





















































都城市役所への苦言

2010年07月02日 18時59分04秒 | 都城市政
7月2日(金) 

 本日は文書に縁のある日で、一つは午前中に東謄写堂から21世紀機関誌「南方圏のひろば」五百冊が届きました。昨年に引き続き今年最初の発刊124号になります。内容は明日七月例会テーマでもあります「前田正名と前田用水」と「都城島津邸」について十名の市民が寄稿されております。関心をお持ちの市民がこれほどおられるとは、改めて「前田用水と前田正名」及び「島津邸」について知識を得る機会にもなります。


横浜市ミナトミライのホテルより眺めた横浜港

次の二つ目は、都城市役所環境施設課の担当者より電話が昨日あり、「平成21年度都城市クリーンセンター建設検討委員会会議録」出来上がり申請者市民へ議事録コピーをお渡し出来るとの知らせであります。今年三月の「都城市議会3月定例会」の一般質問傍聴の折りに知りました公文書公開について「クリーンセンター建設検討委員会の議事録」の公開を求めて平成19年度分の議事録は三月二九日に受領しました。今回はその続きであります。



平成20年度分は同委員会が開催されずに会議録はありませんので、今日の「平成21年度都城市クリーンセンター建設検討委員会会議録」受領となりました。何故、平成21年度分が三ヶ月遅れとなったか、会議録のテープ録音掘り起こしを市職員が担当したものと思われます。内容は九回に及ぶ会議内容がA4サイズ用紙三六頁に記載してあります。三月二九日に受領しました平成19年度分会議録と通しで精読しますと山田町に予定地の有るクリーンセンター建設に関して何らかの形が見えてくるでしょう。



筆者の作業として、近日中に「平成21年度都城市クリーンセンター建設検討委員会会議録」を本ブログに掲載します。しかし、本来ならば都城市ホームページに掲載するの筋です。何か都城市の公文書公開に関して釈然としないものがあります。今回もコピー代と称して三百六十円徴収するのですから、市民が黙っておると何をするか判らんのが都城市役所と苦言を呈します。



ついでに苦言の追加を申しますと、火曜日に21世紀研究会7月例会案内状を都城市役所にもって回りました。一つは記者クラブへ配布作業と二つは庁内掲示板へ掲載して貰うためです。市役所以外で出向いた先は南九州大学、都城高専、それに会場となるウエルネス交流プラザです。これは市民が自由に参加出来る事への広報活動です。



記者クラブ配布は市長公室秘書課経由で難なく済みました。次に庁内掲示板掲載は担当が管財課である聞いて管財課に出向きました。ここが難所と申しますか、結果を先に申しますと市民活動チラシ掲載は断られました。何だ?庁内掲示板掲載に関して都城市役所には内規でも有るのか?問い合わせますと、答えは不明瞭です。職員の裁量で庁内掲示板掲載は判断しております。つまり、都城市役所は市民の要望である庁内掲示板にチラシ掲載についてお粗末の限りです。



誰がこの件に関して明快な説明と責任を持つのだ?です。改めて都城市長長峰誠君以下関係職員諸氏は何を考えているのだと苦言を申します。市民が黙っていますと、何をしでかすか判らないのが都城市役所の現状であると声を荒げて、再度、申し上げます。

都城市クリーンセンター建設検討委員会会議録

2010年03月31日 16時37分10秒 | 都城市政
3月31日(水) 

 先の都城市議会3月定例会一般質問の中で三月十五日に永田照明議員(改革の会)が質問された項目に「環境に不適切な市営の休眠最終処分場から見たクリーンセンター事業について」がありました。市側の答弁でストーカー炉方式に採用内定した過程が「クリーンセンター建設検討委員会会議録」にある事を知りました。翌十六日に市環境施設課に出向き公文書公開条例に基づき会議録請求の手続をしました。

平成十九年度分は既に速記録が出来上がっておりますが、平成二一年度分はまだ会議録を作成中と回答がありました。とりあえず平成十九年度分会議録を環境森林部環境施設課・担当:上丸正光主幹より受領しました。二五枚の文書を公開します。本来ならば都城市役所のホームページなりに掲載すべき公文書と思います。残念ながら公文書公開、情報公開の意識が希薄であるのが都城市役所の現状です。





















































発言者二六名中一四名市議の一般質問を拝聴

2010年03月19日 17時58分33秒 | 都城市政
3月19日(金) 

 友人よりツイッターの取り扱いを問われて、つまり素人の筆者に問うほどですから彼も初心者です。そこで一時間ほど前にツイッターを探訪しておりましたら、鳩山総理や元検事郷原氏やどらえもん氏をフォローに加えてしまいました。これでフォローしている人物が七名になります。彼らのつぶやきが毎日マイパソコン画面に掲載される訳ですから、つぶやきの広がりで情報共有する場面もあるでしょう。何はともあれ田舎暮らしの身に東京情報や全国のつぶやきが入り込んでくる事になり、当分はにぎやかな画面を楽しめそう。ITの長所は次から次へと変化する事か!パソコン通信ぼんちネット画面からツイッターまで個人による情報発信は社会に限りなく影響を及ぶすこと間違いなし。



もう少しツイッターについて書きますと、とは言っても書くほど知り尽くしている訳ではありませんが、フォローする人物が一つのポイントでもありそうです。テーマ毎にツイッター選択をするとか、ジャンル別で人物選定するとか、そんな器用なことが出来るかどうか、いずれにしても関心事が広がると同時に深まるのも事実です。

さて、昨日の都城市議会3月定例会一般質問は来住一人議員(日本共産党)と徳留八郎議員(輝翔)とを拝聴しました。

来住一人議員(日本共産党)
市長の政治姿勢について
・市長選挙における公約及び平成22年度予算について
国民健康保険行政について
・国民健康保険事業の現状と市民生活について
・平成22年度の国民健康保険行政の特徴について
・国民健康保険税引き下げについて
市道志比田・乙房線の部分改良について
・県道財部・庄内・安久線との交差点の現状について
・同交差点の改良の重要性について

感想:同議員の持ち時間一時間に及ぶ質疑応答を拝聴しますと、ハッキリ申しまして質問内容が非常に解りやすく、特に国民健康保険税については数字の部分をパネルで説明されますので傍聴人も室内テレビ画面で良く内容が把握出来ます。市長部長答弁で不十分であるポイントが浮き彫りになります。ある意味で来住一人議員は長峯誠君にとり良い先生だな!一般質問でどんな能弁な市長答弁でも人生経験の浅さを浮き彫りにされてしまいます。若者の能弁には詐称の匂いがする。そんな感想を持つ質疑応答です。


せっかくの夕日も電線で情緒が半分になってしまう国道222号線上の城市街地

徳留八郎議員(輝翔)
子ども手当の支給について
・支給方法について
・義務教育現場での体験学習等の奨励推進について
地域高規格道路「都城志布志道路」について
・政権交代による影響について
・県境の指定格上げについて(都城市・曽於市)
・宮崎県・鹿児島県の取り組みの差について

感想:今回の一般質問者二六名中で一四名の議員を拝聴した事になりますが、記憶する中で「志布志港を使う」と言う発言があったのは徳留議員だけだと記憶します。その中から都城志布志道路」区間でまだ調整区間の指定を受けていない都城市部分五キロと曽於市部分二キロをパネルを使って運動の展開を求められる事に、現執行部の努力不足、市民の盛り上がり不足を感じました。この辺は書き出しますと延々と続きそうですが、筆者から見ますと、まず「都城志布志道路」完成こそ第一目標でしょう。志布志市・曽於市・三股町・都城市と広域圏の繋がりを見据えた都城市のマスタープランがあると認識しております。