緑の街の水先案内人

都城市で緑の街の水先案内人として移る日々を写真と日記で綴ります。

新燃岳の降灰と達観

2011年01月26日 17時46分39秒 | 自然
1月26日(水)  

 昼すぎになり新聞を眺めていた愚妻が「本日の告別式案内」欄に目を向けて、Aさんの名前が挙がっているけど、あの人かしらと階下から声が飛んできました。案内の内容を聞き返しますと遠縁の人物で、この数年お会いしてませんでしたが、目を少し離して突然の訃報に接しますと旅立ちが急にも見えます。今からでは時間的に葬儀に間に合いそうもありません。明日、改めて自宅へ弔問に出向く事にしました。その後、愚妻との会話の中で、葬儀の折には人手を必要とした名残でしょうか、フレと申して親戚縁者に連絡があり、それぞれに役目がありました。この地域社会に葬儀社が世に出る前のころです。フレを消し去った要因は数多くありそうです。


新燃岳の降灰でかすむ霧島(撮影:2011.01.22)

静かな冬の日ゆえに、野鳥や霧島の噴煙に囚われておりますと、人様の事が疎かになり失礼の段が重なります。ふと目を外に向けますと、昼すぎから北風ならぬ霧島おろしが新燃岳の噴煙を都城市方面へ運んできて道路は火山灰で白くなり、走行する車が灰を掻き上げて太陽は灰色に染まってます。ここらで一雨欲しいころ。更に窓を開けますと噴煙の臭い、硫黄の臭い新燃岳の西斜面で嗅いだ同じ臭いで、その上に微粒子状の火山灰が目に入り込んで来て、慌ててガラス戸を閉めます。

どうやら、本日は午後から新燃岳の噴煙に城盆地全体がすっぽりと覆われたようで、かなりな噴煙が続いているようです。しかし、火山活動とは言え自然変化の大きさ、この慌ただしさは何処から来るのでしょうか?勿論、地底からと言えば、その通りです。火山が及ぼす影響が、ご先祖代々からとすり込まれて来て、住民の気質まで影響を与えていると思ったりします。この様に降灰が続きますと当分は霧島へ出向く事は控えねばなりません。また、降灰が続きますと農業者の目は霧島の方角へ釘付けになります。

しかし、火山活動も自然現象、新燃岳はさておいて、話しを前に戻して考えます事は身近な人々が静かに旅立たれる様を眺めますと、それなりにこれはある種の警告だなと思ったりします。どのような警告かと言いますと、単刀直入で申しますと限られた人生を静かに深く充実した日々にして行きなさいと。人生に終わりがあるのは万民同じであり、何処かの時点で人生の充実感に目覚めなければ様になりません。目覚めるにはあまりに起こる出来事が日々の生活で多すぎるのも事実であります。なかなか目覚める事に気づく日が遅れがちです。この辺りが達観への一つの山場にも見えます。

自分は宇宙人か!そんな想いに囚われている間は地に足が着いていない状態なのかです。日々の生活を貴重な時間で埋め尽くす事で、まず考えがたどり着く先は、シンプルライフ、日々を規則正しい生活の中に置く事です。その事により、日々の生活から無理無駄がなくなり、生活が楽になります。若輩如きが考えなくても、長寿者は日々の生活をシンプルライフの上に置いているように思えます。達観と火山灰、本日は多様な日でした。

1月25日(火)のつぶやき

2011年01月26日 01時05分03秒 | twitter
18:35 from goo
新年会の贈りもの #goo_higasi_may http://blog.goo.ne.jp/higasi_may/e/f7be4da96dab6b9a5ddddad57d653c82
19:51 from web
そろそろ、夜の散歩時間、出向く先は大型ショッピングセンター。この時期の目玉は冬物衣類の値引き、只今3割引き、もうすぐ半値。買いもの上手な連れ合いのアドバイス。
19:55 from web
冬に風邪を引かないコツ:薄着をしないこと。背広など不要服。ダウンのジャンパーに身をくるむこと。「よひもふいもいらん」
by higasimay on Twitter