Memorandums

知覚・認知心理学の研究と教育をめぐる凡庸な日々の覚書

Facial Stimuli

2010-02-04 | Research: Face
THE KAROLINSKA DIRECTED EMOTIONAL FACES
a set of totally 4900 pictures of human facial expressions.
http://www.facialstimuli.com/index.htm
Karolinska Institutet
Department of Clinical Neuroscience
Section of Psychology
Karolinska University Hospital, Solna
S-171 76 Stockholm, Sweden
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項目応答理論:情報関数

2010-02-02 | Education for 院生以上
尺度値θに対する情報関数:I(θ) は、
 項目iに対する正しい応答確率pi(θ)、正しくない応答確率qi(θ) = 1 - pi(θ)とすると、
I(θ) = pi(θ)qi(θ) (ただし、モデルによって係数がつく)
これを「項目」情報関数とよぶ。
θの推定値の標準誤差は、
SE(θ)=1/sqrt(I(θ))
すなわち、推定値の標本分布は
N(θ,1/I(θ))
に従う。
つまり、I(θ))の逆数が項目の精度を表す。I(θ)が大きいほど精度が高い。
テスト全体の情報関数は,項目情報関数の和である(各項目は独立であることが前提)。これをテスト情報関数とよぶ。
一般に、p(θ)=.5の項目を多く含むテストのほうが、精度が高くなる。

野口(2005, p.33 前掲)を引用すれば、以下のように受験者(尺度値)ごとの精度が評価される。
 「項目応答理論では、テストの測定精度を表すのに「テスト情報量:I(θ)」を用いるが、これは特性尺度値θの関数である。したがって、受験者ごとにきめ細かく、測定精度を評価することができる。
 古典的テスト理論で用いられる信頼性係数は、いわば、受験者集団に対する平均的な測定精度を評価する指標であった。」



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作動記憶理論と項目反応理論との関連性

2010-02-02 | Research
老年痴呆の神経心理学的診断検査得点の分析 : 作動記憶理論と項目反応理論との関連性
米倉 康江、野澤 雄樹、仲村 禎夫、並木 博
日本教育心理学会総会発表論文集
Annual convention of the Japanese Association of Educational Psychology (42) pp.715
http://ci.nii.ac.jp/Detail/detail.do?LOCALID=ART0002063505&lang=ja
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