ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

ボルネオ紀行 タビン野生動物保護区 その3/ガマヒロハシ コシラヒゲカンムリアマツバメ ウォーレスクマタカ等

2023-09-23 | ボルネオ
コシラヒゲカンムリアマツバメ 2023年9月2日 ボルネオ タビンWLR

9月2日タビン野生動物保護区にて;第3日目は早朝6時半ごろより出動。ジャングルに向かいます。色々出てくれますが、相変わらず高い、遠い、空抜けで、写真にはなりません。キツツキが出てくれました。全身茶色のその名もクリチャゲラ(Rufous Woodpecker)。
こちらも茶色で、お腹と幅広の嘴が見えるチャイロゴシキドリ(Brown Barbet)。
♀は灰色ですが、♂は茶色のクリイロバンケンモドキのペアでしょうか。バンケンの一種ですが、なんでモドキとつくんでしょうね。熱帯の派手な色が目に着きますが、茶色の鳥も結構多いですね。
こちらはサンショウクイと名がつきますが、サンショウクイ類ではなく、でも近いハグロヒタキサンショウクイ(Black-winged Flycatcher-shrike)
全身を撮りたかったですが、頭部だけまともに写ったマレーズアカミユビゲラ(Olive-backed Woodpecker)。3本指がちゃんと見たかったです。
道の上に巣があったせいでしょうか、クマタカにしては近くで見させてくれました。ウォーレスクマタカ(Wallace's Hawk-Eagle)で、ダーウィンと同時期に進化論にたどり着いた生物学者でボルネオにも探検にやってきたであろうウォーレスの名前が冠してあるのに感慨深いです。♂♀のペアでいました。♀の方が色が少し薄いです。
後頭部に伸びた冠羽がなんとか見えます。
その瞬間は逃しましたが、交尾シーンを見せてくれました。
やっと低い所にいる綺麗な鳥が出てくれました。コシラヒゲカンムリアマツバメ(Wiskered Treeswift)でアマツバメの仲間ですが、森の中の開けたところで、枝に止まってフライキャッチを見せてくれます。警戒心が薄いのか下を通ってもこちらには関知なし、でした。
頭をグルグルしながら獲物を探して、見つけると飛び出し。
同じ枝に戻ってくるので、待っていると拡げた翼が撮れました。
更に歩いていると3羽のちょっとお茶目な感じのガマヒロハシ(Dusky Broadbill)が枝の上に集合。好奇心が強いのか、我々を観察している様な感じです。大きな頭と大きな目そして広い嘴、何とも言えず愛嬌のある鳥で、ガマとつけるのは可哀想です。
なんか3羽でおしゃべりしている様にも見えます。「日本人かね〜、大勢でゾロゾロ来たね」とか。
「せっかくだからサービスしてあげよう」とでも思ったのか、羽を拡げて求愛の様な仕草を見せてくれました。
ユニークな鳥たちが次々に出てくれて、本当に楽しめます。

次回はこの続きで、ついにキヌバネドリに出会えて、しかも、いい位置に止まってくれたシーンなどをアップしたいと思います。ご覧いただきありがとうございます。


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