ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

道北紀行 サロベツ編 その1 シマアオジ ツメナガセキレイ ノゴマ

2017-06-16 | 北海道

道北の野鳥を求めて、6月16日から25日まで、サロベツ、利尻島、天売島、旭川、大雪山旭岳に鳥友KSさんと遠征してきました。シマアオジ、ツメナガセキレイ、クマゲラ、ウミガラス、ヤマゲラ、ギンザンマシコ等79種類の野鳥と会うことができました。
まず、稚内空港に隣接したメグマ沼湿原へツメナガセキレイに会いに行きました。湿原といっても笹が繁茂し、かなり乾燥化が進んでいるようですが、湿原の中程にペアで盛んにフライキャッチしているツメナガセキレイがいました。木道近くの潅木を採餌用の止まり木にしているようです(16日)。


サロベツ原生花園に向かうと、期待のシマアオジがちゃんといました。北海道全土で繁殖していたのが、いまやサロベツ湿原でしか見られなくなっています。今回若い♂の個体が元気に囀っているのを見て、新しい世代が来ているようで、少しホッとしました。今後数を回復してほしいものです。写真は、全体的に色が薄く、♂の若い個体のようです(17日)。


♂成鳥が2個体確認できました。ただ、ソングポストが遠く、50〜100mはあるのではないでしょうか。





遥か彼方で鳴いていましたが、運のいいことに一度だけ採餌に近くに飛んできて、いも虫を捕まえました(17日)。


サロベツ原生花園に以前より数が少なくなったような気がしますが、ノゴマが夕日を浴びて喉の赤色を見せてくれました(16日)。



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