流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

刀語 炎刀・銃 を語る

2010-12-12 15:49:52 | ■アニメレビューとか
1年かけて放送してきたアニメということで自分も最後くらいは見ようと思って視聴。
何となく流し見する程度だったのがグイグイ話に引っ張られてかなり楽しめました。
冒頭のとがめの死の辺りは鏡面を使いながら本音を語らせる部分とか、
ああいう風にしかできないとがめの生き様と七花のやり取りがグッときた。
そして七花が次々に刀を折っていく辺りはあの圧倒的な力と、
今まで戦ってきた相手を思い返させるような、同時にとがめの命令を反芻させるような、
その場では刀を折らないためにどういう戦いやドラマがあったのか想像させられ、
そんな刀の解説を交えながら終局に向かっていくが面白かったしかっこ良かった。
七花が自分の知らない方が声をやっているっていうのもあってか、
新鮮なヒーローのように映ったかなぁ、と。
テンションを持続させるBGMとかそういうのも印象的でした。
右衛門左衛門とのバトルは、
とがめを殺した相手に負けるならっていう七花の覚悟が、
勝負に乗り気じゃなかった右衛門左衛門にそれだけの勝負である、
っていうことを、その罪に言及して全力で勝負させてる感じでグッときた。
チェリオはもう、普通にカッコ良かった。

見終わった後、
12ヶ月で12話っていう読書体験だったり視聴体験出来た人がちょっと羨ましくもあったり。
ただ気まぐれに見てそこにグッと来るものがあったのが個人的には嬉しかったかな、と。
やっぱこう綺麗に終わるとそこに至る軌跡も気になるためか、
積読してた原作をぱっぱと消化してしまえたりしますし、
そういうキッカケ、楽しみを作ってくれる機会になってくれたのも個人的に良かったな。
年越しは刀語見ながらしたいかなという心地良さ。
あとこれはどういうアニメだったかという想像力を刺激される楽しさというか。
こういう楽しみ方っていうのはなかなか出来ないので楽しみきりたいなぁ、とか。

まあどうでもいい話。


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