平和エッセイ

スピリチュアルな視点から平和について考える

アメリカで50万人の大規模反戦デモ

2007年01月31日 | Weblog
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<米国>大規模なイラク反戦集会 女優フォンダさんも加わる
1月28日19時28分配信 毎日新聞

 【北米総局】米軍のイラク派兵に反対し、駐留部隊の撤退を求める大規模な反戦集会やデモ行進が27日、首都ワシントンや西海岸の主要都市ロサンゼルスなどで行われた。ワシントンでの集会にはイラクで戦死した兵士の家族や元軍人、野党・民主党の議員ら数万人が参加し、ブッシュ政権のイラク増派策を厳しく批判した。
 集会には、ベトナム反戦運動の「闘士」として知られた女優ジェーン・フォンダさんも加わった。ロイター通信によると当時、政権側などから厳しい非難にさらされたフォンダさんは、この34年間、公の場での発言を控えてきたが、この日は大勢の参加者を前に「もはや沈黙は選択肢ではない」と、派兵阻止に向けての行動を呼びかけた。
 デモには「米兵を故郷に帰せ」「イラク増派反対」などと書かれた大量のプラカードや横断幕のほか、イラク駐留部隊の家族が持ち寄った兵士の写真や国旗に包まれたひつぎも持ち込まれた。
 ブッシュ大統領は今月10日、泥沼化するイラク情勢の回復を図るため2万人以上の米軍部隊の増派を発表。23日行った一般教書演説でも増派の必要性を訴えたが、野党・民主党だけでなく、与党・共和党からも批判が出ている。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070128-00000028-mai-int

イラクでの米兵戦死者はすでに3000人を超えました。アメリカではイラク戦争に反対する国民の世論がかつてないほど膨れあがっています。しかし、この記事からは、その熱気はあまり伝わってきません。日本の新聞・テレビだけではなく、アメリカのマスコミもこの反戦デモをそれほど大きく報道しなかったからです。実際には、ワシントンDCのデモには50万人もの参加者があったそうです。ところが、ところがニューヨーク・タイムズは「Tens of thousands 数万人」と数字を小さくして報道しました。アメリカの知人が以下のサイトを教えてくれました。

500,000 march in Washington DC downsized by Media:

march for anti-war:

march in LA-1/27/07:

「あるある大事典」の納豆番組ではないけれど、テレビも新聞もいつわりの情報で人々を操作している部分が非常にあります。最近、京都のアパホテルの耐震偽装が明らかになりましたが、昨年、もとイーホームズの藤田東吾氏がアパグループの耐震偽装を告発したとき、朝日も読売も毎日もまったく報道しませんでした。これも情報操作です。

いまアメリカでは、イラン攻撃を狙っているブッシュ・ネオコン政権と、草の根の反戦平和運動が激しい綱引きをしています。アメリカが無謀な中東大戦争に突入しないよう、世界平和の祈りを祈り続けなければなりません。

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1 コメント

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これも、情報の操作? (あけぼの)
2007-02-01 21:55:35
can you have some information about Ban-ki-Moon's program? I need to have
友人から、こんなメールを受け取りBan-ki-Moon's programを検索すると、なかなか捜すことが出来なかったのですが、アメリカのヤフーで発見。
日本のニュースが興味ないから流されないのでしょうか? http://www.foxnews.com/story/0,2933,246822,00.html
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