ヤンキース、「クレメンス効果」の期待はホドホドに。

2007年05月09日 | ヤンキース


あの年齢で誰もが認める「パワーピッチング」は惚れ惚れする。優勝請負人が帰って来て、生抜き連中は心も、身体もウキウキする。
クレメンスは本当にピンストライプが似合いNYYファンも「待ってました、お帰りなさい」という声が聞こえて来そうだ。
しかし、本当に活躍出来るか?クレメンスがいてくれれば士気があがる。多分そうかもしれない。ただ、彼が去ってから、Aロッド、、シェフ、ランディが居てもリングを手にすることは出来なかった。NYY未経験者3人とは、そうではないと言えば違うかも知れないが、クレメンスが来ればリングが獲れると思えば、俺は、そうは思わない。
と、言うのも、RJもクレメンスも良い球を投げるだけにタイミングは「1・2・3」でもって行かれたことが多かった。
王建民が今はエースだ、それにムース、ペティットは敬愛しているものの、若手のヒューズやラズナーも悪くない。萎縮して欲しくないのだ。彼らには未来がある。ただヤンキースが2007年、世界一になり、2008年から新球場になるなら、今季は絶対頂点に立って欲しい。経験値と慣れ親しんだ首脳陣と選手はいる。でも、それに今の主力が甘んじる要素が見つからない。年俸33億5千万(推定)あのAロッドも抜くらしい。それだけの活躍が出来なければNYYファンの厳しさは誰もが知っている。スターが揃って活躍すれば益々面白いが、その逆なら誰もが知っている「ブーブーブー」が待っている。当然ファンとしてロケットの活躍は大いに期待したいが、成長しつつある選手と4月の悪夢から目覚めてきたNYYにとって、クレメンスが来たからといって目指す合言葉は「勝利に勝るものなし」なのだ。盛りあがっても「勝つこと」それがプロの世界だと俺は思う。
コメント (1)
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