もはや井口はCWSに欠かせない存在。

2006年06月26日 | MLB
井口が日本人初の7打点を記録した。アストロズVSホワイトソックスは昨季のワールドシリーズを思い出す。今年の前哨戦とも言えるがまだアストロズは元気がない。今日の試合には勝ったが、充分にスター選手はいるものの唯一厳しいのは中継ぎの層の薄さにある。しかし井口はギーエン監督とも仲がいいのか大事にされている。以前の空中から投げてアウトにしたプレーは間違いなく今年の最高のファインプレーである。井口はホークス時代もそうだが所謂逆らわないバッティングでセンターから右への意識は強く、MLBのようにストライクゾーンが広いボールを無理に引っ張らない打撃でもっと率も上がると思う。しかし彼は身体が一回り大きくなったというかお尻がギュと上に張ったいい下半身になったように思える。野球は下半身というが、WBC辞退でかなりウエイトを鍛えたと予測する。そんな彼も甘いストレートの内角球は悠々レフトへ運ぶパワーもある。スモールベースボールを掲げてもやはり豪快な当りはファンも思わず立ちあがる。彼の活躍で今年もいい位置につけているが後何回井口のプレーでファンが立ちあがるか?大いに期待したい。