今朝、みのもんたの番組で、浜田幸一氏と河村たかし氏がののしりあっているのを見た。
テーマは国会議員の議員年金の話であるが、
テーマはなんにしろ、ここに現代政治の縮図が現れている。
つまり片方は利権の維持であり、片方は利権の破壊である。
そして、その理由はお金を根拠としている。
俺の銭がどうの、国民の銭がどうのというものだ。返せ、返さない、使いまわせ、使いまわさせるなということを永遠に喧嘩しているのである。
誰もその根本をただそうとはしない。
そのお金という常識の中で、どっちが奪うかという論争を繰り返しているのである。
平和党は、根本ルールそのものを変えようとしている。
金を使うのが民間であるとか、政府であるとかの問題ではない。
金が世の中のすべてであるという価値観そのものをくつがえすことこそ、
すべての社会問題解決につながると考える。
それが自然主義経済である。
これは理論ではない。理論的なものというのは人工的に、身勝手につくりだされたものだ。
だから、結局は人々の闘争につながるだけだ。
モノはほっておけば、勝手に朽ちる。だが、お金だけはなぜ増えようとするのか。
それが自然物と経済のバランスを欠く結果となり、さまざまな不都合なことが起こってくるのである。
ライブドア的なものが淘汰されようとしている今、国民はそれに気づくべきである。