Kanaheiのデンマーク生活

糖尿病の勉強をしたくてきたデンマークでの紆余曲折な生活を日記として残しています。

クリストファーに似てます。

2006年11月10日 | おもしろい人・おもしろいもの
 最近、MTVなどでみかけ、主人公の男の子がとってもヘレさん家の次男クリストファーに似ていて、このビデオの雰囲気もまさに彼好みなので見せてあげたいな~と探していたのですが、ついに(ヨナスが)発見しました!(その節はruruちゃんありがとう!)

Bob sinclair ビデオ1

Bob sinclair ビデオ2

身軽な国

2006年11月10日 | デンマークっぽいもの
 今日の授業もITと医療の質に関して。
 
 今デンマークは2007年?に向かって、公立の病院すべてを電子カルテにしようとしているようで、あれこれ整備をすすめているとのこと。
 しかし思ったのが、デンマーク内ほとんどの病院が公立で、しかも住人はみんなCPRナンバーという個人IDナンバーで登録され、あらゆる手続きもその番号一つで済んでしまうという国、国民の数も少ないわけで、日本や他の国に比べてこういった新システム導入ということにも腰をあげるのが早いです。さらに先生は「こういったハイテクを入れるというのはメリットもあればデメリットもあるわけで、反対派やデメリットが多ければもちろん元のシステムに戻すことだってできます」と言っており、保守的なところもある国だけれど、こういう「やってみよう!」という新しいことに挑戦する姿勢など、改めてフットワークの軽い国だな~と思いました。
 日本だと病院側がたとえ公立であっても経営者、もとい、もっと悪ければ「贈賄上等」な政治家のようなものなので、企業との癒着だなんだでねっとりずっしり、フットワーク軽くなんて動けません。
 
 デンマーク医療現場でのEPJ戦略ビデオ

*もう一つ、「進んでる~!」なビデオを見たのですが、見つけられず。

 アメリカではこの手の医療情報、電子カルテなどに関しては看護学の中でも看護大学でマスターコースまであるほど、確立している分野だそうです。でもやはり国や医療の規模や範囲が広いと、スタンダードを作るのも難しいわけで、でもデンマークはその点、まとまりの良さが長所という感じで横にも縦にもうまい具合にまとまってシステムを動かせて来ているようです(デンマークは国としてのスタンダードを作るべく、法整備をしていってるし。法律を作りやすいのもこの国らしい)。
 そんな風に効率よく国を動かせるデンマーク、ちょっとうらやましいです。首都圏だけでデンマーク全土の病院数を遥かに上回る日本じゃー無理なのかなあ。