goo blog サービス終了のお知らせ 

難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

[めざす会News] 103号(通巻211)20110309=障害者制度改革に暗雲(読売新聞 3月9日)など

2011年03月10日 01時30分29秒 | 難聴一般
大手マスコミが障害者基本法改正や総合福祉法案の問題に注目し始めた。

障害者が求めているのは普通の人と同じ権利を持つことだ。障害者の特別な権利など求めていない。それなのに、財源がないから出来ないというのは障害者の基本的人権が侵害されたままでよいのか、人並みの生活することが
何か特別なことなのか。

障害者権利条約は99カ国で批准されている。もはや国際標準だ。日本はそれらの国では訴訟が頻発しているのか聞きたい。

サラ金のT富士が赤字に転落することで納税した国税を還付するような話があり、それが数千億円という。
障害者の権利を守るのに必要な財源は大企業がきちんと納税すれば良いのだ。5%の法人税減税は止めればすむ。

ラビット 記

━━━MEZASU━━━━━━━━━━━━━
◆障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会◆
   ニュース 2011.3.9 第103号(通巻211)
   http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/
━━━━━━━━━━━━━━MEZASU━━━
◆1◆ 障害者制度改革に暗雲(読売新聞 3月9日)
3月9日、読売新聞は、社会保障部安田武晴記者の
「障害者制度改革に暗雲」を掲載しています。
 ・政府は当初、障害者の提言を取り入れる方針だった
 ・だが、政府の「改正原案」に提言は反映されず、反発も
 ・誰もが社会参加可能な環境へ、実効性ある改革が必要
の要約で解説しています(添付 PDF参照)

基本法をめぐっては、今後、二度の延期となった制度改革推進会議は3月14日(月)。
15日(火)に閣議:障害者基本法改正法案決定の動きですが、11日(金)には、制度改革推進本部と閣議の予定も
水面下含めて激しい情勢のもとで、11日、JDF(日本障害者フォーラム)は拡大代表者会を開催。
14日、夜、自立支援法訴訟団は全体会議を開催します。
また、総合福祉部会は15日(火)に開催されます。

◆2◆ JD(日本障害者協議会)3.17緊急フォーラム l
JDは、こうした情勢のもと、緊急フォーラムを開催します。
すでに参加希望が定員70名を越えましたので、急遽130名の会場としました。
参加申込みはお早めに!

日時 3月17日(木)18~21時
会場 戸山サンライズ 2階  定員130名(申し込み順)
1.基調報告1
 障がい者制度改革推進会議議長代理・藤井克徳(JD常務理事)
2.基調報告2
 障がい者制度改革推進会議総合福祉部会
 部会長・佐藤久夫(JD政策副委員長)
3.基調報告3
 障がい者制度改革推進会議差別禁止部会構成員
 太田修平(JDF政策委員会障害者の差別禁止等権利法制に関する小委員会委員長・JD企画委員長)
4.フロアとのディスカッション
90分程度の時間をとります。質問・意見などどんどんお出し下さい
○詳細は http://www.nginet.or.jp/jdict/20110317JDforum.pdf
--
障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会メールニュースです。
事務局には syouri_mezasukai@nginet.or.jp  にメールください。

まだ補聴器の再申請の結果がこない

2011年03月08日 19時06分30秒 | 難聴一般
2月17日頃に、市の障害者福祉課に申請したのにまだ通知がこない。

申請したイヤモールドの作成に時間がかかるかもしれないと気がついて、補聴器店に連絡して型どりをしてもらった。
この店で作れるとのことで緑のマイカの入ったイヤーモールドを依頼した。ラメのイヤーモールドだ。歳を考えると明るい方が良いのだ。LEDを入れたいくらいだ。


ラビット 記

鉢植えのアマリリスから芽が!障害者基本法改正案

2011年03月08日 19時06分13秒 | 難聴一般
朝夕は寒いがそれでも確実に春は来ているようだ。
もう4年目くらいになる鉢植えのアマリリスから芽が出てきた。

障害者基本法改正案も各省庁で煮詰められているだろうが再び出てきたとき、第二次意見と隔たりがあった場合、どうするのか。
政府は、野党とも協議しているのか。反障害者自立支援法廃止反対派もいる。
内閣そのものが危うい中、妥協の産物にならないように。


ラビット 記

鉢植えのアマリリスから芽が!障害者基本法改正案

2011年03月08日 12時59分42秒 | 難聴一般
朝夕は寒いがそれでも確実に春は来ているようだ。
もう4年目くらいになる鉢植えのアマリリスから芽が出てきた。

障害者基本法改正案も各省庁で煮詰められているだろうが再び出てきたとき、第二次意見と隔たりがあった場合、どうするのか。
政府は、野党とも協議しているのか。反障害者自立支援法廃止反対派もいる。
内閣そのものが危うい中、妥協の産物にならないように。


ラビット 記

難聴者の糖尿病との闘い(2)

2011年03月06日 19時34分45秒 | 難聴一般

専門医の受診はまだだがとりあえず運動だけは始めようと考えた。

耳の日のイベントの後、地下鉄の駅を1区間歩いたが10分もない。2区間歩いて20分だ。篤姫こと天障院の眠っているお寺の側を通り、Tタワーを見ながらPホテルの洒落たテラスでカップルを横目に歩く。

帰宅する際、一駅前で降りて歩いた。終電を過ぎた時以外歩いたことはない。ちょうど沈もうとする夕日に向かって歩いた。
万歩計が3134歩、時間が45分。1分70歩くらいだ。1歩0.65メートルとすると2kmだ。時速2.7km。帰宅すると下着の背中がぐっしょりだったが、何cal消費したか後で計算する。
歩きながら要約筆記事業の講演を構想した。


ラビット 記

20年前のアイラブコミュニケーションのパンフが!

2011年03月06日 11時10分50秒 | 難聴一般

東京の耳の日記念文化祭の書籍コーナーに、1994年発行の「みんなでめざそう、より良い手話通訳」のパンフが売られていた。
隣には1991年の世界ろう者会議の分厚い報告書も。

今販売しているWeLoveコミュニケーションのパンフレットのモデルになったのはお同じ時期に120万部も販売された「アイラブコミュニケーション」パンフレットだ。


ラビット 記

アイラブコミュニケーションパンフはこっち

難聴者の糖尿病との闘い(1)

2011年03月06日 10時11分25秒 | 難聴一般
Amazonで「糖尿病のすべてがわかる本(改訂新版)矢沢サイエンスオフィス編」(2008年、学習研究社)を買った。

1型糖尿病、2型糖尿病の違い、糖代謝機能の以上とかインスリンのことは受験勉強で知識を得ていたが、実際にさてどのように対応すればよいのかというと知識がほとんどないことに気づいたからだ。

毎日の食事で何がよくて何がだめなのかがさっぱりわからない。「糖」というのが体内の糖と食品、栄養の糖と区別が出来ない。ノンアルコールビールの糖質ゼロというのは飲んでも良いのかわからない。

本を読むことで徐々にその病気と危険性がわかってきた。
珈琲を日に何倍も飲むのは、血液中の糖を尿として出すので体内の水分が不足して渇望感が高まるからだが、嗜好のためではなかったのだ。
重篤な合併症がなぜ怖いのかということもわかった。

とりあえず受診して、運動を強化しよう。帰宅する際手前の駅から歩けば30分、一つ先の駅から歩いて戻っても30分。膝を痛めないように歩かなくては。


ラビット 記

「なんくるないさー」を見て・・

2011年03月05日 12時57分09秒 | 難聴一般
日テレの耳の日特番、今井絵理子の「なんくるないさー」を見て、印象に残ったシーンは最後に礼夢くんがドラムスティックを叩いているところ。
母親の今井絵理子と離れたところで、ドラムセットの後ろでスティックを叩いている姿は自立した礼夢くんを暗示しているようだった。
母親と違った音楽に関わりかつ彼の独立した表現方法を身につけていくのではないか。

もう一つは、ろう学校の子供たち。
ほとんどの子供たちが補聴器をしていた。中には人工内耳の子供たちも多いだろう。
今井絵理子はマイクなしでしゃべっていたけれど声が届いていたか気になった。
こういう施設は必ず磁気ループがある。ピンマイクで歌えな伝わったかもしれない。

関東ろう学校のPTAで歌うシーンもPA(音響設備)がないアクシデントとかでていたが、あれは体育館のようなところはスピーカーの音は反響して聞こえないので使わないで、代わりに磁気ループが入っているのだろう。今井絵理子はピンマイクを持って歌っていたがそれが磁気ループ用のマイクでは。

家の中で今井絵理子が話しかけている礼夢くんが顔を見ていないのも気になった。人工内耳も含めて聴覚補償を考えても良いのではないか。
今の聴覚障害を持つ子供たちの中には聴覚補償と手話、読話とコミュニケーション手段を多角化したスーパーデフの子供たちが育っている。

コミュニケーション方法が手話だろうと聴覚補償だろうと今の社会で聴覚障害者が生きるにはどうしても差別を受けるのだ。
だから個々の障害に応じた合理的配慮を提供する社会を求めている。


ラビット 記

おっ、番組中のCMに字幕が。

2011年03月05日 11時47分52秒 | 難聴一般
日テレの耳の日特番、今井絵理子の「なんくるないさー」の番組中のCMに字幕が付いていた。

どのCMにもついていた。いいんじゃないの。
ふつうに分かって。
「ヌードファイン」っておぼえたし。
いつか必要になるから??

テレビCMの字幕問題は難しい。民放は全国ネットの番組中でないと字幕放送が出来ない。
番組のCMが地方で違うからだ。字幕を出す設備がない地方局もある。
スポンサー側として字幕制作のコストは負担にならない。それよりCMを間違いなく送出する局の負担が大きい。


ラビット 記

難聴者の相談と要約筆記者

2011年03月04日 22時34分04秒 | 難聴一般
もう10年も以前に、要約筆記者(身分は奉仕員)が多くの難聴者が相談を求めているから相談に応じることも要約筆記の活動だとか、ほんの2年前にも周囲に難聴者の相談に応じられる人がいないので代わりに広範囲に相談に応じているということを聞いた。

難聴者に接した要約筆記者(身分は奉仕員)が悩みごとに応じようとする気持ちは理解したいが、応じてはいけない。

難聴者の悩みごとは聴覚補償、コミュニケーション保障の方法から心理的精神的な問題まで幅広い。人間関係にまつわる就労問題も少なくない。

奉仕員では、社会福祉や権利擁護の理念を学んでおらず、様々な社会資源とそのネットワーク、障害者制度についても学んでいない。中途半端な情報や接し方は当事者の自主的な判断を損ないかねない。

要約筆記者養成カリキュラムでは社会福祉の基礎や憲法から権利擁護の理念、ソーシャルワークとしての対人援助論、社会福祉事業に携わる倫理等を学ぶ。
しかし、学んだからと言って難聴者の「相談支援」が出来る訳ではなく、あくまでも要約筆記の現場にその理解を持って臨むということだ。

要約筆記者は相談支援が出来る社会資源と連携を取る必要性を理解している。
主体性の尊重、主観を挟まずに傾聴し、自己決定を促すという対応は専門性が求められることも理解している。しかし相談支援は出来ない。
要約筆記者は然るべき社会資源に「つなぐ」のだ。

障害者自立支援法は相談支援事業を市町村の必須事業として位置づけている。
相談支援が障害者の人権を守るために必要であり、相談支援事業に関わる人の資格は社会福祉士などが推奨されている。


ラビット 記

耳の日の意味は変遷する

2011年03月03日 18時16分35秒 | 難聴一般
耳の日は、耳鼻科医たちによって提唱された。

ここまで一般社会で取り上げられる疾患、あるいは身体機能については目の愛護デーの10月10日、鼻の日の8月7日を除くとあまりない。

今日の耳の日の位置づけは、難聴に関わる疾病の啓発、補聴器の早期装用から聞こえの健康、難聴予防に移っており、さらに聴覚障害者の聞こえの保障、コミュニケーション保障の理解を求める日となっている。

今年の耳の日にちなんだイベントは今週末の3月5、6日に、全国の聴覚障害者関係団体が、聴覚障害者の情報アクセスとコミュニケーション支援の権利保障を求めて、署名や「We love コミュニケーション」パンフレットの普及運動を展開する。

聴覚障害者の権利の主張の日へと移ろうとしている。


ラビット 記

あれ分別しないの?マクドナルドは?

2011年03月02日 19時12分25秒 | 難聴一般
ゴミの整理をしていた店員が客の置いていったトレーのカップも紙屑も一緒にポイと捨てた。
見ると胸にゴールドの名札を付けている人だ。

マクドナルドって食べ終わったゴミはプラスチックとそれ以外に分けて入れるようになっている。それを守らない客がいるから一緒にポイしたのか。うーむ。
この店のある市はプラスチックもビンもアルミ缶等細かく分別しなくてはいけない。

見ていると中にいた店員がカーディガンを羽織って出てきた。列に並んでハンバーガーを買っている。注文を受ける人も一般客と同じオペレーションをしている。
ふーん。よくわからない店だ。


ラビット 記

人の尊厳を守るのが障害者の運動

2011年03月02日 18時51分50秒 | 難聴一般
「障害者」の願いの根っこ。

一人ひとりなぜ闘いに立ち上がるのか。
人としての尊厳を守りたい。

生活に苦しむ高齢者、労働者、女性など連帯できる基盤がある。


ラビット 記

━━━━━━━━
こんにちは! TOMO市トモです!

 今週のメルマガは、
 きょうされんの「根っこ」の話です!
------------------------------------------------

■市民に理解と共感を呼びかける
 第34次国会請願署名・募金運動キャンペーン
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 1977年、共同作業所全国連絡会(きょうされんの旧称)
 は産声を上げました。

 当時、一部の自治体にしか作業所の補助金が無い中で
 16カ所の共同作業所が「交流したい」「まとまって運動したい」
 という強い思いで集まったのでした。

 以来34年間、私たちは毎年、
 国会請願キャンペーンに取り組んでいます。

 その請願項目には、
 かつては「共同作業所の補助金制度の確立」などを掲げ
 最近では「応益負担の仕組みはおかしい」
 「権利条約の水準に沿った制度を!」などを掲げています。

 請願署名に取り組むのは、
 掲げている項目を国会で議論してもらい
 制度・政策として実現してもらうためですが、
 決してそれだけではありません。

 私たちの思いや障害のある人の実態を
 広く市民に知ってもらい、
 理解してもらい、共感してもらうというのも
 大きな意義があることです。


 障害のある人は施設の中だけで生きるわけではありません。
 いくら施設の中で生き生きと
 働いたり過ごしたりしたとしても
 自宅やグループホームのある地域の中で、
 差別や偏見の目で見られれば
 決して豊かな暮らしとは言えません。

 だから、私たちは運動します。
 それは「あなたたちはおかしい」と頭ごなしに批難することでも
 「障害のある人にこう接するべき」と押しつけて
 啓蒙することでもありません。

 「誰もが暮らしやすい街をつくりませんか」と語ること、
 「何か生きづらさを抱えていませんか」と耳を傾けることです。
 それが、私たちの考える運動であり、
 私たちの「根っこ」にあるものです。


 34年前に比べて少しずつ暮らしやすくなった部分もあります。
 駅にエレベーターがあるのはほぼ常識になりましたし
 点字ブロックや音の出る改札など、形の上ではずいぶんバリアは減ったかもしれません。

 それでも、まだまだ障害のある人の問題は少数意見であり、新たに「自己責任」を求める流れ、 「福祉では無くサービス」という流れも私たちの前に立ちはだかっています。

 だから、私たちは今年も国会請願キャンペーンに取り組みます。
 一人の署名は微力かもしれません。
 でも、一筆から始まります。

 どうかご協力をよろしくお願いいたします。

○きょうされん第34次国会請願署名・募金キャンペーンは
きょうされんのホームページe-TOMOをご覧ください。
  ⇒ http://www.kyosaren.or.jp/34petition
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「聞こえること」 脳内イメージの活性化 要約筆記

2011年03月02日 09時00分32秒 | 難聴一般
昨日「聞こえる」ということを経験した。

これは、聞いた言葉が頭の中にすーっと入って、頭が反応して、言葉が口をついて出てきた。

実は、要約筆記でもこれと同じことが起こる。それは適切に適度に要約された文章を読むと同じように頭にすっと入るのだ。
そうすると、「聞こえた」時と同じように頭がくるくる回転する。

話された言葉を「読む」場合、内容にもよるが時間あたりの文字数(情報量)によって、「読み下す」ような場合は、頭が回らず、記憶にも残らない。

適切に適度に要約された要約筆記を体験したことがないと理解出来ないかも知れない。
全部の要約筆記者がこの領域に到達しているかといえばそうではない。

「聞こえる」ということは物理的に聞こえるという以上に、聞いた言葉をストレスなく理解して、思考と行動(発声も)が出来るということだ。

これが、言語、モード、メディアをまたがって仲介が行われると、音声の場合は「通訳」、手話の場合は「手話通訳」、文字の場合は「要約筆記」となる。
リアルタイムに、話者の言葉が聞き手に理解されるように伝えられるかどうかが「参加の保障」のポイントだ。


ラビット 記

〓人工聴覚器医療の最前線〓

2011年03月02日 08時39分38秒 | 難聴一般
4年に一度開催される日本医学会総会にあわせて、市民セミナーがあちこちで開かれることを知った。

この市民セミナーは補聴器で十分な効果のない人にはこういう治療方法もあることを啓発するセミナーだ。医師が医学的補償方法を、メーカーの方が(リ)ハビリテーションを説明する。

一般市民には、人工内耳装用者と難聴者団体が当事者支援(ピア・サポート)組織として活動していることも紹介したい。

難聴者人口が1900万人であることを引用しているが難聴を自覚していない900万人が含まれている。医学界がこれらの難聴者にどう対応しようとしているのかしてきたのか知りたい。


ラビット 記
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
第28 回日本医学会総会 市民セミナー
市民セミナー
第28 回日本医学会総会

〓人工聴覚器医療の最前線〓
国連の世界保健機関(WHO)によると、両側の耳に中等度以上の難聴がある人は世界中で2 億7800 万人と推定されています。
日本国内でも、難聴者の数は1900 万人以上1)とされ、
生まれつき難聴のあるお子さまは1000 人~ 2000 人に1 人とされています。
難聴は、それが先天性であっても、または突発性や進行性であっても、家族や友人の中で孤立感に苛まれることもあります。

従来の補聴器で十分な装用効果が得られる難聴の方が多くいる一方で、難聴の程度や種類によっては、人工内耳、埋め込み型の骨導補聴システム、人工中耳、ハイブリッド型人工内耳システムといったより高度な補聴機器が必要となる難聴の方もいます。
1) 参考文献 「補聴器供給システムの在り方に関する研究」
全国補聴器専門店認定協会(2003)

このセミナーでは、次の内容についてお話します。
◎ きこえのしくみ
◎ 治る難聴、治らない難聴
◎ 人工内耳とは
◎ ハイブリッド型人工内耳システムとは
◎ 骨導補聴システム(Baha)とは
◎ 人工中耳とは

セミナーの後半では、補聴機器の装用効果や、難聴の方が持つ期待がこの25 年間でどのように変わってきているかをお話します。
◎ 話し言葉や音楽の聴き取りを最適化するためのさまざまな(リ)ハビリテーション

○日時 : 2011 年3 月21日(月・祝) 14:00 〓 15:30
○場所 : 丸の内ビルディング 丸ビルホール7 階
○演者 : 宮崎大学医学部 耳鼻咽喉・頭頸部外科学教授 東野 哲也 先生
    株式会社日本コクレア クリニカル担当副社長 ジャネット オリバー
○情報保障:パソコン要約筆記と磁気ループ


東京都千代田区丸の内2〓4〓1 丸の内ビルディング 丸ビルホール7階
お問い合わせ先 : 株式会社日本コクレア 担当 和田
TEL:(03)3817-0241 FAX:(03)3817-0245
http://www.cochlear.com/jp