病名で有名なのは、水俣病。
熊本県水俣市周辺で起こった病気です。
Wikipedia参照:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E4%BF%A3%E7%97%85
一部抜粋:
水俣病(みなまたびょう)とは、メチル水銀化合物(有機水銀)による中毒性中枢神経系疾患のうち、産業活動が発生源となり、同物質が環境に排出され、食物連鎖によってヒトが経口摂取して集団発生した場合に言う。
1956年(昭和31年)5月1日に熊本県水俣市にて公式発見され、1957年(昭和32年)に発生地の名称から命名された。その後、類似の公害病にも命名されている。
抜粋以上:
地名に近い病名で、川崎病があります。
最近、コロナ感染者の子供に、発症し始めて、この病名が良く出るようになりました。
しかし、川崎病の川崎は、この病気を発見した医師の川崎先生の名前から由来しています。
神奈川県川崎市とは、関係ありません。
川崎病とは、次の通りです。
https://www.tokushukai.or.jp/treatment/pediatrics/kawasaki.php
一部抜粋:
川崎病は乳幼児に好発する急性熱性疾患であり、全身の中型・小型の筋性動脈での血管炎を主病変とした血管炎症候群です。無治療の場合には約25~30%の割合で冠動脈に拡大性病変(coronary artery lesion, CAL)を合併し、この病変は、血栓形成によって心筋梗塞発症の危険因子となります。このため、適切な急性期治療により強い炎症反応を速やかに終息させ、血管病変の出現を抑制することが重要となります。
1967年に川崎富作氏により原著が報告されてから半世紀になろうとしているが、いまだ原因不明です。
抜粋以上:
人名の病気としては、ヤコブ病があります。
http://www.kma.jp/ishikai/ishikai_0042.html
一部抜粋:
クロイツフェルト・ヤコブ病:
中年期以後に発症する痴呆性疾患ですが、小脳症状、不随意運動(ミオクローヌスといわれる筋肉のピクつき運動)がなど多彩な症状がみられ、急速に進行して、寝たきり、無言無動状態となる致命的な疾患です。Creutzfeldt(1920)とJakob(1921)が最初に臨床症状と病理学的所見を報告したことからこのような病名で呼ばれています。病理学的所見の中心が大脳皮質の海綿状態であることから亜急性海綿状脳症とも呼ばれます。
抜粋以上:
一方、地名と勘違いされているのが、戸塚ヨットスクール事件があります。
神奈川県横浜市には、戸塚区があります。
神奈川県、横浜市となると。海があるイメージですが、残念ながら、戸塚区は、全く、海とは接しておりません。
戸塚ヨットスクールに関しては、海に面したヨットスクールのイメージは、大きな間違いです。
戸塚ヨットスクールの戸塚とは、人名です。
一部抜粋:
戸塚ヨットスクール事件(とつかヨットスクールじけん)は、1983年までに愛知県知多郡美浜町のヨットスクール「戸塚ヨットスクール」内で発生、発覚して社会問題に発展した一連の事件。
戸塚宏により設立された戸塚ヨットスクールは、当初は「戸塚宏ジュニアヨットスクール」の名称で、ヨットの技術を教える教室だった。その後非行や情緒障害等に戸塚の指導は効果があるとマスコミで報じられたことで、親元からスクールに預けられる生徒が増加し、指導内容をヨットの技術養成から非行や情緒障害の更生へと切り替えた。当初は教育界のカリスマとしてマスコミは好意的に取り上げていたが、後に事件が発覚した。
抜粋以上:
戸塚ヨットスクールのあった場所は、愛知県知多郡美浜町です。知多半島にある町で、東西が海に面しています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%8E%E6%B5%9C%E7%94%BA_(%E6%84%9B%E7%9F%A5%E7%9C%8C)
一般的に、病気名は、地名か人名から付けられています。
今回の新型コロナは、当初は、武漢の新型コロナと言われていました。
WHOは、中国の武漢の地名が残るのを避ける意味で、COVID-19と名付ました。
勘違いしない為には、地名みたいな名前の時は、一度、確認する必要があると考えます。