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チャップリンの独裁者

2020-05-20 | 映画

今日、チャップリンの「独裁者」を見た。

この映画は、若い時に見た記憶がある。

ヒットラーを揶揄した映画として有名でした。

今日、気づいたのは、この映画が作成されたのが、1940年。

戦争が始まった初期。

1940年は、アメリカは参戦しておりません。

そういう時代のハリウッド映画です。

映画公開の前年(1939年)にドイツは、ポーランドに侵攻し、ユダヤ人狩りをしていました。

日本は、ドイツ、イタリアと三国同盟(1940年)を結んでいます。

有名な話ですが、チャップリンが、ドイツ語風には話していたのは、でたらめなドイツ語風に演説している演技です。

タモリが、中国風に話す形態模写と同じです。

オーストリアに侵攻する話を中心に、ムッソリーニと会談しますが、ムッソリーニの形態を良く真似し、雰囲気が良く出ておりました。

 

最後の演説が、チャップリンの言いたいことでした。

第二次世界大戦前とは言え、映画の力を見せつける、良い映画でした。

80年前の作品とは思えない内容です。

又、見直したい映画となりました。