南アジア某国出張中に他社の日本人駐在さんに「面白いから」と薦められて読んだ
「とろける鉄工所」1~6巻。
…面白かった。
日本に帰って早速続きの7巻を購入。 ブックオフで既刊を買い求める日々です。
私が感じるこの作品の魅力は
平凡な毎日を一生懸命に生きている人達の生活に対する作者の目線の暖かさです。
肉体労働といえば肉体労働ですが技術職でもある鉄工所の人達の生活を
実際にやったことがある作者ならではの目線だと思います。
女性陣のキャラクターの描き方がこれまた実に普通でよいです。
変に胸をデフォルメさせることがなくても表情ひとつで女性がちゃんと女性らしく描けるのが
画力なんでしょうね。
女性以外の絵は正直そんなに上手とは思えないんだけど全体としてバランスがちゃんと取れている、
不思議な絵です。
会話がすべて広島弁なのも青春時代に広島県の瀬戸田を往来していた私にとっては
懐かしくも心地よい響きでした。
こういう、平穏な日々を描いた漫画がもっとあってもいいと思うんだけど、
普通の生活をちゃんと描くって難しいジャンルなんでしょうね。
おまけの写真。 そんな漫画も読める南アジア某国でご馳走になった海老。
出張先の都市が遠洋漁業の基地にもなっているのでご奉仕価格で手に入るのだそうです。
うまかったなぁ。
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