東京勤務、田舎暮らし Can you imagine 2-hr commute for one way ?

生まれ育った田舎に暮らし、毎日2時間かけて東京の下町へ。
オタク第1世代の会社員 「たぬきねいり」 のささやかな日常。

宇宙大帝ゴッドシグマ

2008年12月03日 | オタ話

はい、題名を見て引かないように。

社会人になってから、あぁ、この話はきっと例え話なんだな、ってわかる話がこの
『宇宙大帝ゴッドシグマ』です。(何度書いても思う、すごい名前だなぁって。)

内容は、20年前の普通のアニメです。
3機合体型のロボット、
乗組員の3人は主人公(熱血)、キザ、筋肉の3人。あと、博士と紅一点といった構成で
擬似家族を構成しているのが味方側です。
敵にはちゃんと美形を配置して当時の女性ファンにも配慮していました。

当時の商流として主目的はおもちゃを売るためにアニメを作っていましたから
内容はもちろん子供向けでした。
博士が本当に裏切っちゃうところ以外は。

そう、博士、裏切っちゃうんです。ふりとかじゃなく、本当に。
「わしの頭脳とエルダー軍の科学力がひとつになれば
無敵じゃあ、ふはははは」
とかいいながら。
で、何話か敵と一緒に頑張っちゃあ負けた挙句、一緒にやられちゃう。

それってありかい、とか当時大学生の私はツッコミをいれていました。
でも、今、社会人の立場になって考えると、すごくありがちな話ですよね。

例えば中小企業で技術部長と数人の技術者が会社の技術を担っていたとします。
あるとき技術部長が急に依願退職したと思ったら、
大手会社の技術顧問かなんかになっていて
「わしの頭脳と○○社の技術力がひとつになれば
無敵じゃあ、ふはははは」
とかいいだすことって、いかにもありそうな話ですよね。

まぁ、アニメと現実が違う結末になるかどうかはそれぞれの腕と努力次第なんですけど。
アニメと違って現実社会はいろいろな人にいろいろな事情があるわけだし。

このアニメの製作者はこの話から何を伝えたかったんでしょう。
記憶に残るアニメを作るのが狙いだったとしたら大成功ですね。
20年も経ってから思い出しちゃうんだから。



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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
全く知らなかった。 (きくち)
2008-12-03 23:47:27
たぬきねいりさんと同じ年のきくちです。
全く知りませんでした。このようなタイトルのアニメがあったんですね。検索してYouTubuで見ましたが、全く記憶が無いです。見たことが無くても名前ぐらいは聞いたことは今まであったんですが。まぁアニメファンでは、無いので、別に良いのですが。
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