■救難任務の難しさ
US-2に置換えるとかKC-130を全国に配備するので後継機に撒かせて退役させるというならば賛成しますが、区分ごと廃止するのは反対です。

U-125救難機、政府は廃止する方針ですが大丈夫なのか。U-125救難機は戦闘機などの墜落事案に際して、救難ヘリコプターに先行して墜落現場を特定する任務に当たり、ジェット機が用いられているために進出速度が高く、また遭難現場を特定した場合に救助物資などを直ぐ近くに落下傘投下することも可能で、遭難者の正確な位置を捜索し追尾も行う。

ビーコンが搭載されているために戦闘機が墜落した場合でも場所は特定できるため、U-125救難機は不要となった、というのがU-125の廃止にかんする政府の考えという。すばらしい、しかしそれならば2021年に小松基地を離陸した直後に墜落したF-15の捜索がなぜあれほど難航したのか、説明が付きません、ビーコンを使わなかったのか。とこう反論する。

戦闘機にしろどんな航空機にしろ、異常か故障がなければ墜落することはほぼありません、カミカゼ攻撃ではないのです。墜落の原因は様々ですが、空中分解することもあり得ますし、空間失調に陥り高速で海面に激突する可能性もある、その場合にビーコンが確実に動くような機体を考えるくらいならば、墜落しても壊れない飛行機を造ってみろとおもう。

V-22可動翼機を救難ヘリコプターの後継に採用するのでU-125とあまり速度差がなくなり不要となった、今後は航空自衛隊がすべての救難隊にUS-2救難飛行艇を配備するのでU-125はもう不要、こういうような事情でもない限り、速力に優れたU-125を廃止するべきではありません、別の機種に置き換えるのではなく議論は救難機そのもの廃止ですから。

墜落した場合でも救難隊が助けにくる、これこそが、空中戦や航空攻撃という、航空法が想定しない厳しい訓練に戦闘機要員が耐えている、特にU-125が先行して遭難者を発見し、その上空でマーカーを投下しつつ旋回しヘリコプターを誘導する、冬の海上に墜落した場合は低体温症で一刻を争う状況となります、U-125はそのために配備されている航空機だ。

政策決定する方は一度でも、登山や航空事故などで極限状況に陥ったことはあるのでしょうか、これは机上で決定するべきではありません、現場が、墜落するときは愛機とともにカミカゼ攻撃、というような要求を出し、U-125の費用で一機でも戦闘機を、と主張しているわけではないのです、操縦士その人命が懸かっている、わすれてはならないのです。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
US-2に置換えるとかKC-130を全国に配備するので後継機に撒かせて退役させるというならば賛成しますが、区分ごと廃止するのは反対です。

U-125救難機、政府は廃止する方針ですが大丈夫なのか。U-125救難機は戦闘機などの墜落事案に際して、救難ヘリコプターに先行して墜落現場を特定する任務に当たり、ジェット機が用いられているために進出速度が高く、また遭難現場を特定した場合に救助物資などを直ぐ近くに落下傘投下することも可能で、遭難者の正確な位置を捜索し追尾も行う。

ビーコンが搭載されているために戦闘機が墜落した場合でも場所は特定できるため、U-125救難機は不要となった、というのがU-125の廃止にかんする政府の考えという。すばらしい、しかしそれならば2021年に小松基地を離陸した直後に墜落したF-15の捜索がなぜあれほど難航したのか、説明が付きません、ビーコンを使わなかったのか。とこう反論する。

戦闘機にしろどんな航空機にしろ、異常か故障がなければ墜落することはほぼありません、カミカゼ攻撃ではないのです。墜落の原因は様々ですが、空中分解することもあり得ますし、空間失調に陥り高速で海面に激突する可能性もある、その場合にビーコンが確実に動くような機体を考えるくらいならば、墜落しても壊れない飛行機を造ってみろとおもう。

V-22可動翼機を救難ヘリコプターの後継に採用するのでU-125とあまり速度差がなくなり不要となった、今後は航空自衛隊がすべての救難隊にUS-2救難飛行艇を配備するのでU-125はもう不要、こういうような事情でもない限り、速力に優れたU-125を廃止するべきではありません、別の機種に置き換えるのではなく議論は救難機そのもの廃止ですから。

墜落した場合でも救難隊が助けにくる、これこそが、空中戦や航空攻撃という、航空法が想定しない厳しい訓練に戦闘機要員が耐えている、特にU-125が先行して遭難者を発見し、その上空でマーカーを投下しつつ旋回しヘリコプターを誘導する、冬の海上に墜落した場合は低体温症で一刻を争う状況となります、U-125はそのために配備されている航空機だ。

政策決定する方は一度でも、登山や航空事故などで極限状況に陥ったことはあるのでしょうか、これは机上で決定するべきではありません、現場が、墜落するときは愛機とともにカミカゼ攻撃、というような要求を出し、U-125の費用で一機でも戦闘機を、と主張しているわけではないのです、操縦士その人命が懸かっている、わすれてはならないのです。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
アメリカにも無いのでは?
前々から不要なのでは?と考えておりました。
ようやく廃止なのかと思いました。
あと、戦闘機パイロット養成ジェット練習機
T-4が
200機もあるのは物凄く多いのではないでしょうか?
今後は大幅に削減されるでしょうけど。
今までが異常。
空自は今まで何を考えていたのだろう。
教えて欲しいですねえ。