榛名さんの総監部グルメ日誌
春の訪れを感じつつまた雪が舞うのだろうかと上着を着込むのが底冷えする京都の春というものだと思い出させる今日この頃です。
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京都の春と云えば。近海練習航海部隊舞鶴寄港、といいたいところだけれども妙に時機を外したりまた艦隊の規模が年々小さくなったりで必ずしも当てはまるとは言えない、やはり京都の春と云えば、都をどり、行くか行けるかは別として都をどりのポスターが並ぶ。
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祇園甲部歌舞練場にて執り行われます都をどりは、実は観覧料はお手頃ではあるのですが入場券の入手が困難な印象がある。ただ、今年は明治五年に始まりました都をどり第一階から数え第150回という節目の年、と意気込みが有りますので大いに賑わうのでしょう。
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都をどり、4月1日から始まるのですが、そう考えてみるともうそんな時期かあ、という気分と共に、混雑する前に先斗町で美味しいものでも頂こう、と歩み進めました次第です。ここは、ふたご家、祇園甲部歌舞練場の直ぐお隣にあります、ランチがお手頃なお店で。
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先斗町、祇園甲部歌舞練場は化粧煉瓦が重厚だけれども圧迫感の無い近代日本のほの暖かさを伝えるちょっと安心する構造となっているその前の小路がもう先斗町となっていまして、もちろん先斗町が一番賑わうのは夜なのですが、昼時にもこんな素敵なお店がならぶ。
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手鞠寿司、そう実は昔から美味しいといいますか親しんでいました手鞠寿司のお店が、どうも最近暖簾を掲げていない事が多く、そんな情報は直接確認しろよと言われる事もあるのですが、確認して想定通りだと余計凹むことになりますので見守っているお店がある。
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帆立の上にイクラが載せられたかわいらしい手鞠寿司、いやぷちトマトにチーズが載せられた不思議な、椎茸も煮込まれていて出汁が沁み込んで侮りがたく、鱒の上の小菊は食べられるのだろうかとか、なにかこう、良くまとまっている上の工夫が遊び心のようで。
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粕漬けの上の桜型の人参や湯葉豆腐というような、手鞠寿司というのは時間を愉しむ様な頂きかたで、盛り合わせという様な寿司御膳は色々あるけれども、手羽もので遊ぶわけではないが板さんの遊び心を頂く、これが昼餉といいますか、食事の在り方なのかなあ。
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湯葉豆腐に天麩羅と、そうセットですので一通りならんでいるところも一気にドッジボールのように素早く手鞠寿司だけ集中して平らげる様ないけずを省いて、ちょっとした塩気か、出汁の甘みか、それとも歯応えを愉しむのか、と卓上を旅行のようにめぐってゆく。
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先斗町のここにきて、美味しい手鞠寿司を頂きますと、ちょっとの間は満足感と云いますか、難しい気分よりも、やはり美味しいよねえと充実感で満たされるところです。まあ、これだけ綺麗な手鞠寿司を並べますと、陽は高いのに一寸一献、と誘惑が凄いけれどもね。
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お野菜と海鮮の手鞠寿司セット、これ千数百円というお手頃なのですがランチタイム以外に夜の品書きを観ましても実にお手頃で一品料理は数百円、千数百円で鍋料理が頂ける。もう少し二千円を超えるとすき焼き小なべがあるのだけれども、すき焼き、だと、ねえ。
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鴨川を一望できる、さてここの先斗町に来たのだなあ、と実感してよりおいしくご飯を頂けるもう一つの秘訣は、風情といいますか、鴨川の流れが良く見えるところになるのかもしれません、美味しくて安く鴨川一望、わからないのは此処が混雑せずすっと入れたこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/e7/c74f63b2a9f0234fb14083000ace2a94.jpg)
電話で一本予約を入れるのが流儀、とKBSの番組で京都呑みの達人さんがおっしゃっていたけれども、ま、時間に縛られたくないからこそ自由気ままに散策する当方としては、予約などせず、行ってみて、満員ならば次を探す、その先に出会いがあるとおもっています。
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都をどり。総踊方式の舞踊なのですが、歌題は毎年新しいものと切替えられていまして、大和の四季、伊勢物語四季の眺め、五十鈴の調、旭の御影、千歳の都風というような歌題を冠して上演されています。いつか、といいつつ、さてさて、先斗町を巡るのですね。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
春の訪れを感じつつまた雪が舞うのだろうかと上着を着込むのが底冷えする京都の春というものだと思い出させる今日この頃です。
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京都の春と云えば。近海練習航海部隊舞鶴寄港、といいたいところだけれども妙に時機を外したりまた艦隊の規模が年々小さくなったりで必ずしも当てはまるとは言えない、やはり京都の春と云えば、都をどり、行くか行けるかは別として都をどりのポスターが並ぶ。
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祇園甲部歌舞練場にて執り行われます都をどりは、実は観覧料はお手頃ではあるのですが入場券の入手が困難な印象がある。ただ、今年は明治五年に始まりました都をどり第一階から数え第150回という節目の年、と意気込みが有りますので大いに賑わうのでしょう。
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都をどり、4月1日から始まるのですが、そう考えてみるともうそんな時期かあ、という気分と共に、混雑する前に先斗町で美味しいものでも頂こう、と歩み進めました次第です。ここは、ふたご家、祇園甲部歌舞練場の直ぐお隣にあります、ランチがお手頃なお店で。
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先斗町、祇園甲部歌舞練場は化粧煉瓦が重厚だけれども圧迫感の無い近代日本のほの暖かさを伝えるちょっと安心する構造となっているその前の小路がもう先斗町となっていまして、もちろん先斗町が一番賑わうのは夜なのですが、昼時にもこんな素敵なお店がならぶ。
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手鞠寿司、そう実は昔から美味しいといいますか親しんでいました手鞠寿司のお店が、どうも最近暖簾を掲げていない事が多く、そんな情報は直接確認しろよと言われる事もあるのですが、確認して想定通りだと余計凹むことになりますので見守っているお店がある。
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帆立の上にイクラが載せられたかわいらしい手鞠寿司、いやぷちトマトにチーズが載せられた不思議な、椎茸も煮込まれていて出汁が沁み込んで侮りがたく、鱒の上の小菊は食べられるのだろうかとか、なにかこう、良くまとまっている上の工夫が遊び心のようで。
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粕漬けの上の桜型の人参や湯葉豆腐というような、手鞠寿司というのは時間を愉しむ様な頂きかたで、盛り合わせという様な寿司御膳は色々あるけれども、手羽もので遊ぶわけではないが板さんの遊び心を頂く、これが昼餉といいますか、食事の在り方なのかなあ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/75/bce7c62a7373c6cde424f9a88bfb454f.jpg)
湯葉豆腐に天麩羅と、そうセットですので一通りならんでいるところも一気にドッジボールのように素早く手鞠寿司だけ集中して平らげる様ないけずを省いて、ちょっとした塩気か、出汁の甘みか、それとも歯応えを愉しむのか、と卓上を旅行のようにめぐってゆく。
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先斗町のここにきて、美味しい手鞠寿司を頂きますと、ちょっとの間は満足感と云いますか、難しい気分よりも、やはり美味しいよねえと充実感で満たされるところです。まあ、これだけ綺麗な手鞠寿司を並べますと、陽は高いのに一寸一献、と誘惑が凄いけれどもね。
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お野菜と海鮮の手鞠寿司セット、これ千数百円というお手頃なのですがランチタイム以外に夜の品書きを観ましても実にお手頃で一品料理は数百円、千数百円で鍋料理が頂ける。もう少し二千円を超えるとすき焼き小なべがあるのだけれども、すき焼き、だと、ねえ。
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鴨川を一望できる、さてここの先斗町に来たのだなあ、と実感してよりおいしくご飯を頂けるもう一つの秘訣は、風情といいますか、鴨川の流れが良く見えるところになるのかもしれません、美味しくて安く鴨川一望、わからないのは此処が混雑せずすっと入れたこと。
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電話で一本予約を入れるのが流儀、とKBSの番組で京都呑みの達人さんがおっしゃっていたけれども、ま、時間に縛られたくないからこそ自由気ままに散策する当方としては、予約などせず、行ってみて、満員ならば次を探す、その先に出会いがあるとおもっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/86/393aafb8aa36e9539356c61bdd779e27.jpg)
都をどり。総踊方式の舞踊なのですが、歌題は毎年新しいものと切替えられていまして、大和の四季、伊勢物語四季の眺め、五十鈴の調、旭の御影、千歳の都風というような歌題を冠して上演されています。いつか、といいつつ、さてさて、先斗町を巡るのですね。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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