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【京都幕間旅情】醍醐寺観桜,醍醐の花見で知られる深雪山醍醐寺は色鮮やかな花曇りと物静かな拝観者の寺域

2024-04-17 20:00:56 | 写真
■花曇りに醍醐の花見
 今年の桜の季節は曇天が多いのだけれども曇天でもはるがやってきたのだから観桜への散策してみよう。

 醍醐の花見、という言葉があるくらいなのですから告春を迎えたならば定番の観桜にこの醍醐寺を含めるべきなのでしょう。曇天というべきか花曇りと少々きざな表現を用いてみるべきなのかは人により分かれるところなのですが、そんな雲の下で観桜へ。

 花見を。こう思い立つものの、昨今花々の真下で酒宴という風潮は、事情があるとはいえ見える範囲内では、もちろん見方によっては多いのだけれども、静けさと共に観桜を嗜む方々に圧されているようで静寂というものを愉しめるのはなんともあれさいわい。

 深雪山醍醐寺、ひと昔には。十年一昔というのではなくコロナ前というCOVID-19の時代を挟むべきなのでしょうねえ、ここ醍醐寺の観応は、覚悟がいるよ、とは言われたものでして成程醍醐の花見というだけあって四百余年を隔てて今なお観桜客もおおく。

 観光客も多く、と気合を入れて探訪したのですけれども実際のところは写真が示す通りでして、人でも疎ら、というわけではないのだけれども人口密度としては平野神社とかそういう、賑わっているなあ、というところと比べても落ち着きがあって、不思議だ。

 満開、と染井吉野の話題が報道されていて確かに今年も何事もなく満開だなあ、と道端の木々を眺めつつ、それならばもう満開なのだろうと探訪したものなのですが、こここの状態は恐らく五分咲きと七分咲きの点々とした状態だったのか、やや空いている。

 伏見区醍醐東大路町、醍醐寺というのはここ山科区のように思っていたのですが実際は伏見区で、ただ有名な伏見稲荷大社からは稲荷山を越えなければならず、徒歩でも行く道はあったのかなあ、という場所にありまして、最寄りの駅は東西線の醍醐駅という。

 東西線醍醐駅、前の終点駅でしたがいまは宇治市の六地蔵駅まで延伸していて、しかし六地蔵駅まで醍醐寺から京阪バスが運行されているなど、伏見区だけれども宇治市がもう近くに感じる場所、だけれども東海道線山科駅からもバスが出ていて、不思議、か。

 路線バスの旅、BS-171で毎週火曜日に過去収録したものが放映されていますが、ここ醍醐寺も、歩いて行ける、のだけれども若干距離を感じるので路線バスを利用することとなる、それも京阪バスや市バスではなくめずらしいタウンバスが運行、これを利用して。

 観桜の季節には10分おきにタウンバスが臨時バスを運行してくれるので、こちらを利用します。醍醐駅からショッピングセンターが直結していて、ショッピングセンターの中央部からシャトルバスが運行されています、地下鉄出口がわかりにくいのだけれど。

 笠取山、おお笠取山か行ったぞ第1警戒群いやいまは第1警戒隊、と笠取山分屯基地を思い浮かべる方がいるのかもしれませんが、ここ醍醐寺も空海の所縁ある寺院であるとともに、笠取山のふもとにあるのだ。昔この上にレーダーサイトがあると誤解したのが。

 芦屋基地は芦屋市にはないように、笠取山分屯基地の笠取山は三重県の笠取山で京都のとはちがう、高雄山と高尾山分屯基地は文字違いで分かりやすいのだけれども、高雄さんもとい高尾山は東京にもあるので、此処と間違えやすいのだとか、ここは京都の。

 醍醐寺、さくらの回廊と勝手に読んでいるのですけれども、三宝院という豊臣秀吉由来の堂宇というか御殿の様な建物を更に楼門の方へ進むとともに回廊のように構成されていて、その先で法堂へと向かうのですが、先ずこのあたりから観桜の凄さに圧倒されます。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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