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京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

【京都幕間旅情】東寺,古都の堂宇-京都散策を拝観料抜きに日常の散策として考えてみる

2025-06-25 20:00:01 | 写真
■古都の堂宇
京都散歩のわだい。

京都には寺社仏閣様々ですけれども、拝観料が必要なところと拝観料が必要では無いところがあって、この東寺も法堂に立ち入って拝観するには拝観料が必要ですが、このあたりまででしたら自由に拝観できる。

寺院ですので、その寺院なりの哲学と信仰というものがある、もちろん政教分離の我が国にあって、その修繕費用などは自活しなければなりませんから、拝観料は非常に重要なその費用の財源となるのですけれど。

信仰を支えると言う意味では、そう、堂宇を維持するよりも重視しているところなどは、拝観料を取らずに、つまりそのつもりになれば毎日でもお参りすることができる、という一つの哲学があることにきづく。

密教の話題などは、そう、失礼にならない程度の理解と知識、失礼にならない程度というのは自分で図書館などでしれる範疇と、あとは高校日本史程度の知識があれば、いろいろ法話に留まらない話を聞けるのですね。

東寺の散策、拝観料無関係にそうこういうものを散策というのだ、という自由気ままに道行くように伽藍を眺めることが出来る寺院、思い浮かべますと、東寺から京都駅の反対側も大きな寺院が二つ思い浮かぶ。

東本願寺に西本願寺、東本願寺は庭園が拝観料をもとめられるのですが、離れた場所にあります、伽藍については開門時間内は自由にご本尊も親鸞さんもお参りできますし、西本願寺についても、しかり。

東福寺、そう、ここ、通天橋ともみじ谷の上は自由に行き来できまして、おくの庭園と谷については拝観料が必要ですが、もうひとつ、伽藍については三門をふくめて自由に拝観でき、お参りは毎日でもできます。

大徳寺も、そう、塔頭寺院の庭園は拝観料が必要ですけれども、北大路通に面した街のような風景、大徳寺はどんな季節も歩いてみますと壮大さに胸打たれるのですが、ここも散策の一環としてお参りできる。

相国寺も、金戒光明寺も、妙心寺も、知恩院も、拝観料は庭園といちぶのところのみでして、拝観料というものを考えずに散策出来る範囲の方が圧倒的に多く、全域が拝観料必要なところと云いますと。

鞍馬寺、鹿苑寺、慈照寺、清水寺、三千院、善峯寺、神護寺、とまあ思い浮かべると、こういうところでしょうか。逆に法然院や西明寺のように拝観料をとらないところもありますので。

寺院、仏教は哲学の宗教という解釈があり、世界三大宗教に仏教が含められない背景にはその哲学が経典からはばわれているゆえに宗教では無く哲学そのものだと理解されているとさえ言われるものでして。

観光地では無く、そういういみで信仰のために開かれている、ゆえに、そう、維持に必要な費用はあるのだけれども、道を求める方々、散策に親しむかたがたには、開かれている、これが京都散歩の愉しみなのですね。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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