◆自衛隊関連行事
雷や名は知らねども雪の峰、夜中に雷鳴が聞こえたり初雪が舞う中にそろそろ暖かいところに行きたくとも中々、という今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか。
今週末の自衛隊関連行事は、那覇基地航空祭が行われます、緊急発進件数では最も忙しい那覇基地第83航空隊が展開している基地で、過密空港である沖縄の表玄関那覇空港と滑走路を共にしているため、飛行展示には制約があるのですが、文字通り防空の最前線、注目の航空祭です。
沖縄の那覇基地、当方としては今年、行かず地や那覇知らねども行きの未ね、という航空祭ですが、将来的に築城基地から一個飛行隊が那覇基地に移転し、海上に第二滑走路の建設が始まることから那覇基地は冷戦時代の千歳基地のように今後より重責を担うこととなること間違いありません。
そんな那覇基地は海上自衛隊那覇航空基地と隣接していますので第5航空群のP-3C哨戒機の飛行展示が行われますし、那覇空港には第15旅団の那覇駐屯地が隣接、第15ヘリコプター隊も駐屯していますので陸海空自衛隊の展示飛行など、航空祭としての行事も盛りだくさんです。基地と空港の関係から東京より日帰り可能航空祭としても知られる。
ロシア海軍対潜駆逐艦アドミラルヴィノグラードフ舞鶴親善訪問、太平洋艦隊鑑定団指揮官アンドレイアナトリエヴィチヌズネツォフ大佐指揮下、駆逐艦に加え航洋曳船カラル、補給艦イルクートを伴い舞鶴を訪問し、舞鶴港と若狭湾において救難訓練や立入検査訓練などの共同訓練を行います。
対潜駆逐艦アドミラルヴィノグラードフはウダロイⅠ型駆逐艦で、対潜ヘリコプター2機と長距離対潜誘導弾を用いる大型艦、100mm単装砲2門を背負い式に搭載する勇壮な艦容で、全体的に兵装と電装品を盛り合わせ攻撃的な印象を与えるロシア艦の特性を端的に示している。
第3護衛隊司令伍賀祥裕1佐以下ヘリコプター搭載護衛艦しらね、がホストシップとして派遣され、入港は16日月曜日の予定で、日ロ共同訓練は18日水曜日と20日金曜日に実施、19日木曜日に一般公開を行い20日に出港予定とのこと。
◆駐屯地祭・基地祭・航空祭
- 12月15日:那覇基地航空祭エアーフェスタ2013・・・http://www.mod.go.jp/asdf/naha/
- 12月19日:舞鶴基地対潜駆逐艦アドミラルヴィノグラードフ一般公開・・・http://www.mod.go.jp/
◆注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関