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平成二十三年度八月期 陸海空自衛隊主要行事実施詳報(2011.08.20-21)

2011-08-19 18:26:48 | 北大路機関 広報

◆自衛隊関連行事

今週末は横田基地日米友好祭、土曜日日曜日と行われます。自衛隊ではなく米軍行事ですが、ね。少々お天気が気になりますが、足を運ばれてみてはどうでしょうか。

Img_7454 アメリカ軍、何が起きるか分からない!、というのが横田基地日米友好祭、F-22がやってきたり、まあ色々とあったぜひ足を運びたい行事です。最寄駅は青梅線牛浜駅で徒歩10分、写真のように警備厳重、第5ゲートから手荷物検査を行い入場、米国敵性国民の入場はできませんので、日本国民であることを示す運転免許証や旅券などを持っていかれる事をお勧めします。

Img_7532 横田基地ですが、これが米軍の組織力なのか、と驚かされるような展示が数多あります。そして驚きの展示としては、これは過去の日米友好祭であったのですが突然のU-2偵察機飛行展示、U-2偵察機は高校の世界史にも出てくる航空機ですが、センサー類を近代化して今なお現役、在韓米軍烏山基地に配備されている機体が展開してきました。

Img_8619 地上展示は、横田基地と言ったらC-130輸送機を20機程運用しているほか、要人輸送用のC-12輸送機、そしてUH-1をこれまた要人輸送用に配備しているくらいなのですが、アメリカの底力、というのでしょうかね、三沢基地や嘉手納基地はもちろん、ハワイのヒッカム基地や韓国の烏山基地、グアムのアンダーセン基地や米本土から航空機を集合させることもあります。東日本大震災ではトモダチ作戦の重要な拠点として機能しましたが、必要とあれば数百機の航空機を収容できる基地、これを象徴しているようですね。

Img_9053 今年は、ちょっとどうなるのか未知数なのですけれども、F-22戦闘機が展開してきた事もあります。本土初公開、先に嘉手納基地で一般公開されていたのですが、続いて一般公開されたのが横田基地日米友好祭、それだけに来場者はかなりの人数にのぼるのですけれども、基地自体が東西冷戦における米軍の太平洋正面における抑止力を担った基地ですので非常に広大、人口密度は許容範囲内でした。

Img_9157 飛行展示は、これは航空祭ではなく一般公開なのでC-130輸送機からの空軍特殊部隊による空挺降下、UH-1による救難展示、C-12機動飛行、これくらいでしょうか。こうかくと小牧基地航空祭並みなのかな、と思われる方もいるかもしれませんがもうずっと小規模、一応飛べしています、的な規模です。しかし、油断できないのが外来機。写真はVIP輸送用のC-32輸送機、ボーイング757を基本とした航空機で、これは中々見る事が出来ない航空機です。何かの任務飛行で横田基地に立ち寄ったようですが、給油でしょうか、滑走路に面したエプロン地区で実施される行事ですので、離着陸があればその様子を撮影する事は充分可能となっています。何が来るかは運次第。

Img_7760このほか、夜間にも一般公開されます。写真はエプロン地区が無人ですが、エプロン地区の航空機展示区画が立ち入り制限になるので、で店などが並ぶ地区から長時間露光で撮影しました。午後から徐々に制限区域が広がりますが、雨天時はこの時間が早まる事もありますから、このあたり足を運ばれる方は御気をつけください。そして忘れてはならないのがグルメ、米軍ピザは1000~1200円でボリュームたっぷり、物凄い数を同時に焼いている米軍ステーキや、ちょっと毒々しい着色料が目を引くスポーツドリンクのゲータレートなんかも注目です。

◆駐屯地祭・基地祭・航空祭

注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関

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