北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

尖閣諸島防衛への一視点⑮ 南西諸島南部への防空強化、戦闘機分散配備を再検討する

2013-04-11 19:29:39 | 防衛・安全保障

◆JAS-39-NG/AV-8Bを少数機調達する
 現在尖閣諸島を含めた南西諸島の防空は沖縄本島の那覇基地より展開していますが、この本島以南に戦闘機を配備する方式を再検討してみましょう。
Simg_2215 冒頭に私見を示しますと、基本的に沖縄本島以南に戦闘機部隊基地を置くことは不用であるという前提で、航空自衛隊のレーダーサイトが置かれる宮古島か、陸上自衛隊の駐屯の実現へ調整が開始された石垣島へ、航空救難団の救難隊を一個増勢し配置、UH-60J救難ヘリコプターとU-125救難機を展開させ、必要に応じ、補助飛行場、例えば救難隊の展開する新潟分屯基地や陸上自衛隊別海駐屯地に隣接する航空自衛隊毛根別補助飛行場や八雲分屯基地補助飛行場のように、緊急着陸の基地として使う方が現実的と考えるところ。
Simg_2013 しかし、それでも必要性が事業評価により認められるならば、置く場合は、2~3機の前線運用に適した戦闘機を簡易掩体に収容する、基地機能が大型化する弾薬庫や燃料庫は配置せず、弾薬は緊急発進用の定数を最小限の再発進用装備とともに車両搭載し燃料は可搬式車両により輸送、基地機能を極力最小限規模のものとしつつ、必要であれば基地機能が即座に自走もしくは輸送艦や輸送機の支援により、予備飛行施設へ転換できる体制を構築する、基地は小規模でも警備小隊を置きコマンドー部隊への準備を確実とする。
Simg_0696 島嶼部への配置部隊は、入間基地の航空総隊司令部飛行隊を拡大し、航空総隊司令部航空団として、戦略予備部隊としての位置づけを受ける。同部隊は前線運用に適した一個飛行隊を基幹とし、2~3機からなる分遣隊を3~5隊編成、第一線航空基地の補完勢力として補助飛行場を中心にローテーション運用を行う。補助飛行場とは、南西諸島については先島諸島既設飛行場及び在沖米軍既設基地、小笠原諸島においては硫黄島基地及び南鳥島基地、北方については丘珠駐屯地、八雲分屯基地補助飛行場、何れかの緊張度に応じて配置する。
Simg_1582 分遣隊は、戦闘機2~3機からなる飛行班、機動野整備小隊、機動警備小隊、機動補給班、通信班、以上60名から編制し、必要に応じ当該管区航空方面隊施設隊の支援を受け移動式掩体等の架設支援を受けると共に、航空管制については既設飛行場の航空管制設備の支援を受け、これらが機能不随状態に陥った場合においては早期警戒管制機からの空中官制を受ける。任務は既存航空基地の補完であり、常設ではなく必要に応じ暫時展開を大前提とする。と、まあ、考えると、こんなところでしょうか。
Simg_0902 沖縄本島以南、今回戦闘機の前方展開を考える島嶼部は、中国が多数を揃える短距離弾道弾の射程圏内にあります。前提条件として、F-15,F-2,F-4EJといった現在航空自衛隊が運用する戦闘機は本島以南の、例えば先島諸島などでの運用を行うことは不可能です。こういますのも先島諸島は中国の短距離弾道弾射程圏内にあり、短距離弾道弾は数が多いことから容易に基地が使用不能となり最悪飛行隊ごと地上で無力化、こうした理由から、高性能であるものの、大きな運用支援が必要な大型戦闘機を運用する基盤が維持できないのです。
Simg_2188 すると、この方式を考える上で実現するために不可欠な選択肢には、航空自衛隊が保有していない、前線運用可能な航空機を新たに配備する、具体的にはAV-8攻撃機やJAS-39戦闘機を少数導入し、配備する、こうしたものが入ってきます。弾道ミサイルが着弾しても復旧可能な滑走路と補修設備に戦闘機の地下格納庫を増設、という案もあるでしょうが、これではその予算だけで戦闘機数機分必要となってしまい、本島防空に穴が開くこととなり、もちろん先島諸島を見捨てるわけではないのですが、全体の運用体系を考えれば、承服できません。
Simg_3826 JAS-39,ここで考えられるのは、JAS-39です。最新のJAS-39-NGは小型ながらPS-05A+レーダーにより120kmの索敵能力を有し、AMRAAM空対空ミサイルの運用能力を有し、将来脅威に対し、圧倒は出来ないものの対抗が出来る戦闘機です。しかし最大の利点は整備器材が少ないことで、一機分の整備器材はC-130一機で輸送可能、中型トラック三台程度に分散搭載可能で、再発進までの整備は十数名で対応できる、手間のかからない戦闘機であり、変な話、地方のコンビニ程度の地上設備と駐車場の面積で少数運用が可能というほど。
Simg_0257 ただ、取得費用の大きさがかなりのものとなるのが悩みどころで、この点考えなければなりません。JAS-39,確かに軽量戦闘機ではありますが、取得費用は一定以上のものとなっていて、F-16EやF/A-18E,F-35やEF-2000と比べれても最新型のグリペンNGでは2012年のスイス空軍導入契約で22機が31億スイスフラン、当時のレートが1スイスフラン86円ですが、それなりの金額が掛かっています。タイとの契約でも2008年に締結した6機の第一次契約は合計610億円、一機当たり、100億円程度はします。
Simg_9172 そんなにしない、中古はもっと安い、という反論もあるでしょうが、中古は耐用年数が迫っており、購入に際しての近代化改修で機体価格の五割程度の費用が必要になり、十年単位でみればこれも安くはない。安く中古機を取得出来ても高い近代化改修予算と、数年おきに新しい機体を入れる事を考えると結局は高くつく。ただ、JAS-39は前線運用を元から考慮した航空機ですので、整備支援に必要な機材が非常に少なく纏められており、数機毎の分散運用も元から考えられているため、付随器材が少なくて済む、これが大きな利点といえるでしょう。
Simg_7531 6機から最大で14機、JAS-39-NGを導入する場合、この規模が上限でしょう。いっそF-35の代わりに大量配備しては、という意見があるでしょうが、JAS-39は戦闘行動半径が小さく、現状の自衛隊基地に配備しては要撃体制が維持できません。また、F-35であれば2050年代の脅威にも十分対抗できる第五世代戦闘機としての性能を有していますがJAS-39ではこうした運用はできません。一機100億円前後のJAS-39-NG、しかし同時にF-35も必要で、ほかにも必要そうな優先度の高いものあるため、この機数でも厳しいのですが。
Simg_2162 もしくはAV-8Bのような垂直離着陸機、正確には実用化されている垂直離着陸可能な戦闘攻撃機はハリアーしかないので、必然的にこのハリアー一択なのですけれども、この機体であれば、元々イギリス軍が欧州のソ連軍大規模侵攻に際し前線基地での運用を行うべく開発された機体ですし、米海兵隊がA-4攻撃機の後継として滑走路が使えない第一線での航空支援用に採用した航空機ですので、前線運用となる南西諸島での運用では、滑走路が破壊された場合でも運用が継続可能で、理想的な機体です。
Simg_0821 ただ、生産が完全に終了しているため、イギリス空軍が国防予算削減のため早期退役させたハリアーGR7,その近代化改修型であるハリアーGR9について、中古機として部品取用に取得している米海兵隊との交渉が必要となります。部品扱いの航空機の形をしたものを作戦気にするのか、と色々な方に呆れられそうですが、このハリアーGR9ですが、製造元のBAEシステムズが当初2018年までの運用を契約していたもので、一部の機体は早期運用終了の僅か数年前に胴体換装改修を受けているので、一部は飛行可能なものもあるとのこと。
Simg_0823 正直なところ、自衛隊には未経験の航空機で、制空戦闘を前提とした航空優勢確保を最大の任務として勤めてきた自衛隊、基地が破壊される危惧の産物で誕生したこのハリアー、全く運用基盤の無い航空機ではありますが、ハリアーは軽空母からの運用を念頭にスペインとイタリアへ、初期型はインドと、中古機がタイへ輸出され、少数機であっても運用が可能となっています。もっとも、タイへ輸出された7機のハリアーは予算不足で保管状態となっており、整備及び搭乗員といった要員の訓練が継続できていないようですけれども。
Simg_9091 他方、ハリアーは既に性能的に過去のものとなりつつある機体ですので、将来のF-35Bへの置き換えを前提として海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦に搭載し、機動運用したほうが現実的ではないか、とも考えます。第一線機へAPG-65レーダとAMRAAMのみで対抗は、かつてハリアー艦上運用に求められた爆撃機の洋上迎撃という任務と比べ厳しいですが、艦載機は艦対空ミサイルが警告か撃墜かという狭まった選択肢しか無い部分に警告という運用の柔軟性を付与出来ます。もっとも、那覇基地のF-15戦闘行動半径圏内では不用ですが。
Simg_3812 ただ、航空機そのものの運用基盤構築と併せ、例えば6機程度の少数機導入でも整備費用は1000億円に迫るものとなります。これにより、例えば弾道ミサイル防衛体制の整備延期、基地防衛装備の取得延期、新輸送機の取得数削減、次期練習機の導入計画延期、様々な弊害があるでしょう。加えて、南西諸島に飛行基地を創設する場合、既存飛行場の利用であっても、航空機整備施設の新設に既設飛行場の誘導路工事、騒音対策の住宅工事や周辺環境整備事業等に少なくない予算が必要となります。
Simg_9271 多くの方は、予算の問題は十分配慮しなければ防衛計画そのものが破綻してしまうとの認識を持っています。無理な国防費の支出を続けてきた米軍が歳出強制削減措置の勧告を2012年1月に受けていたのですが、これをもととした五年間で4900億ドルの削減措置でも不十分であり、今年3月に予算均衡法に基づく1兆2000億ドルの強制削減措置を強いられ、大打撃を受けました。国防は何事にも優先されるべきとの視点から、必要な予算は必要なだけじゃぶじゃぶ使えると夢を見られている方がいますが、アメリカは上記の通りになりました。
Simg_9840 現状の防衛費では、一割程度増額しても既存装備を定数代替することが難しくなってきています。必要な装備が不十分である現状で、新しい装備体系を少数とはいえ導入することは、果たして事業評価の面でどうなのか、特に那覇基地からのF-15で対応できる部分も大きいことから、そこまで先島諸島に部隊を配置させるよりは、那覇基地の能力を高め、併せて新戦闘機として調達されるF-35の配備数を造成することや、F-15の近代化改修の強化などを優先してすすめるべきではないのでしょうか。

北大路機関:はるな

(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)

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岩国F-35B配備は、八重山諸島に戦闘機との論点... (軍事オタク)
2013-04-16 13:30:18
岩国F-35B配備は、八重山諸島に戦闘機との論点からはずれてしまいますが、空母艦載を考えた場合、岩国はいい場所であるというだけです。
呉に近いしね。空母を横付けできるしね。岸壁は主に米用だが、海自でも使える。

俺としては、さらに埋め立てて液状化と津波対策施した巨大な海自専用施設と岸壁も希望していますがね。

八重山や尖閣防衛の今の現状なら少数のF-15下地島配備でしょう。
そして、ゆくゆくは1個以上の飛行隊の配備です。

しかし、お気持ちはわかりますが、サーブ 39 グリペンもハリアーも配備の可能性はゼロだと思います。

主様が弾道弾対策をかなり念頭におかれているので、それならF-35という手もあるよとお話しただけです。そのお話がふくらんで海自念願の空母搭載を念頭に岩国にとお話したまで。南方防衛にも空母は有用ですからね。

これから大幅に防衛費を増額したとしても、すぐには戦闘機が増えませんから、皆さんがお話している少数のF-15をまずは下地島や新石垣等の前線配備が妥当だと思っていました。

そして、ゆくゆくは飛行隊配備ということです。
今すぐの課題と、5年10年20年先とでは目標が違います。

第一候補は3000Mで空き地も広い下地島だろうけど、
住民の納得が得やすいのは新石垣になるのかなあ?
市長が受け入れてくれそうだしねえ。
2000Mだけど、北海道の八雲基地も1800Mしかないが、有事想定で戦闘機降りてるし、緊急用のバリアーを付けたりすれば、それなりに使えるからね。
さらに石垣に陸自を配備するだろうから周辺安全保全も有利だし、津波にも強く、下地島のように橋で宮古島に繋がれた島ではなくて、石垣本島だし、水の心配も少ないはず。尖閣にも少しちかい。
防衛省は尖閣防衛に血眼になっていますので、
自治体が受け入れてくれるのであればどちらでも話を進めるでしょう。

●石垣に配備の後は下地島でダブル配備も考えられる。
下地島に移転配備しようとしたら、いやいや行かないでくれ~石垣にも残ってくれ~となるやもしれません。
色々と唾を着けておきたいですからね。
返信する
はるなさま (ドナルド)
2013-04-16 00:16:00
はるなさま

一つだけ。

先島諸島への前方展開は、今回の件に限り有効であるというのが、私の意見です。それは、中国が新石垣空港を攻撃することは考えられないからです。「沖縄の有人島」を攻撃した場合に中国が受けるダメージは、あまりにも巨大です。

ただしそれは、石垣の方々の理解を得ることが前提となります。

機体はF-15で良いと思います。機体整備の上では、那覇基地からの前方展開/前線基地として扱い、実際の機体は本土から展開すれば良いでしょう(前も議論しましたね:笑)。
返信する
ドナルド 様 どうもです (はるな)
2013-04-15 19:45:44
ドナルド 様 どうもです

やはり、この特集で過去に掲載したように、先島諸島へ戦闘機部隊の前進配置は必要ないですよね・・・

JAS-39,これは、基本、南西諸島に前進配備する戦闘機がどうしても政治的に必要だったなら、という意味の御話しでして、はつゆき型巡視船案のように政治主導で求められた場合を除き、先島諸島に置くべきではないし、那覇を強化するべきだ、と考えるところ
返信する
軍事オタク 様  (はるな)
2013-04-15 19:42:44
軍事オタク 様 

>滑走路ずたずたた対策ならF-35Bを配備すれば?

F-35は前線運用を考えていません

>岩国の新滑走路なら市街地から距離あるので騒音もだいぶ緩和している。

尖閣諸島の近くに基地を、という論点で何故に岩国なのですか、岩国は山口県、山陽本線沿線ですよ

>下地島には既に3000M滑走路あるから、シェルターや兵舎、周辺施設をこさえて

その予算を使うと那覇基地は廃止ですね

充分な支援を必要とする航空機は分散運用するのではなく拠点基地に集約するべきです

変な策を講じるくらいならば一機でもF-35を増勢し、F-15を近代化改修し、那覇から運用するべきです

その唯一の抜け道が、前線運用可能な航空機なのですが、基本的に本文冒頭に挙げたようにその案は反対で、政治的に行うのならば、というはなし
返信する
>KGBtokyo氏 (ユーリ)
2013-04-13 11:58:39
>KGBtokyo氏
それは産経新聞の誤報です。
韓国が60機の戦闘機を調達するので、
候補のF-35AとF-15SEがそれぞれ許可を取ったものです。
産経はF-35とF-15を各60機買うという記述はさすがに訂正しましたが、訂正後でもF-15も買うかもしれないというあきらめの悪い書き方になってしまっており実に軍事記事に弱い新聞社だなと思います。
返信する
はるなさま (ドナルド)
2013-04-13 01:12:06
はるなさま

#技術論です。

提示いただいた試案を見ても、グリペンやハリアーの少数配備は、やはりコストの割にメリットが小さく、防衛力強化につながらないと思います。

1:八重山諸島に分遣隊を出す場合

中国が相手なので、有事を想定する必要はないと考えます。彼の国は、沖縄の有人島に武力行使したら、国際的に自国が受けるダメージを理解できないほど、愚かではありません。日本としてはゲームのルールをよくわきまえて、平時の外交ゲームを有利に進めるために、いかに「楽」にスクランブル体制を維持するかを考えるべきです。従って、F-15 4機ほどの分遣隊で問題ないと考えます。平時のスクランブルが任務なので、弾薬も機体に取り付けたものだけでよい(定期的に那覇に帰る)。

かつこの機会を活かして、(脅威がそこにあるわけですから)八重山の皆さんの自衛隊への「理解」を深めていただくことに、努力をすべきです。こうした地道な活動こそが、結果として、我が国の防衛に大きく寄与すると思います。いま、「石垣市」尖閣諸島を守るために行動しているのですから、展開するなら、新石垣空港の一択だと考えます。


2:グリペンやグリペンNG

この機体、私も好きなのですが、なかなか日本の要求にマッチしません。敢えて使うチャンスがあるとすれば、「F-35と hi/lo mix」とし、60-100機近くを整備した時だけだと思います。

タイのグリペンCバッチ2の6機の購入価格は、3.2億ドル -> 300億円程度で、単価50億円以下です(AEWを1機含んでいるため)。グリペンNGが、「一機当たりのライフサイクルコスト」でF-35の何分の一なのかが重要ですが、これは私には分かりません。仮に、1/2から1/3としましょう(能力も低いので、それだけで優劣はつかない)。

すると、「F-4 x40 + F15 preMSIP x100」の置き換えに、「F35 x60+Gripen NG x80」とかも空想は出来ます。現行計画と比べて、コストは安くなるでしょう。有事の防空能力は下がるでしょうが、平時のアラート能力はほとんど変わらない。グリペンNGは、航続距離もF-35にそれほど劣らないし、最高速度も似たようなもの。1飛行時間辺りのコストも低い。つまり、バンバン飛ばせます。AAM x2と機銃だけでいいのだから、結構使えるはず。

そして、浮いたコストを使って、無人戦闘機の研究や配備が出来るかもしれません。(個人的には無人戦闘機の単価が有人戦闘機より安くなる理由が一つも思いつかない(安くなりうるのは維持費)ので、その整備を考えるには、ここで示したよりも大胆なコストカットが必要かもしれません。(完全に別話題ですが。。。:笑))

ただし、この hi-lo mix 案も、正直、確信を持ってお薦めしているわけではありません。手持ちの情報では分からないことが多いからです。なので、あくまで「空想」として。。。
返信する
市民の目殿。 (通りすがりの者。)
2013-04-12 22:23:58
市民の目殿。

とうとう本音が出ましたな。
その発言が日中友好を遠ざけてる事に気づけよ。
返信する
市民の目>それはひょっとしてギャグで言っている... (FPSマニア)
2013-04-12 18:31:34
市民の目>それはひょっとしてギャグで言っているのか!?   まあ中国と同じくらいの戦略的装備を持ってもいいんですね? ひょっとしてまさか「中国のミサイルは綺麗なミサイル」とでもおっしゃるのですか?もしそうなら最初っから私は中国人ですとか毛沢東主義者ですとか言えばいいんですよ? でも正直これ以上中国のイメージは下がりようが無いんで大丈夫ですよ しかもここに来ているような人たちは中国の好戦性を言われなくてもわかっているので(あなた以外)
返信する
市民の目氏 (Unknown)
2013-04-12 16:10:48
市民の目氏
>>そうやって中国のイメージを悪くするような事は書かないでください。印象操作をやるのではなく、科学的軍事考察に努めてください。
中国のイメージが悪くなるから、事実を事実として書くなと?
中国のイメージとやらの為に、中国の軍事侵略を美化しろと?
ふざけてんの?
他人に科学的軍事考察に努めろと要求する前に、まずは自分が中国が現実に行っている侵略行為や数々の問題行為を正視して、その事を教えてくれた方々に感謝の言葉を述べ、自分の過ちを謝罪しろ

>>中国には中国の立場があります。
日本には日本の立場があるのに、それを無視して、日本に一方的に中国への服従を要求しているあんたが、それをいうのか?
中国や北朝鮮の立場しか考えていない奴が、さも他国の立場を考慮しているように振舞うのは今すぐに止め、その無礼な態度に対して謝罪しろ

>>チベット云々言いますが、日本だって琉球を植民地併合して今に至っていますよ
今、沖縄が日本に所属しているのは、日本への帰属を望んだ沖縄県民の総意であり、その意思の下、アメリカから返還されたからだ
過去の植民地支配うんぬんは関係ない
日本の沖縄返還要求は国際社会にも認められている
中華人民共和国建国者である毛沢東も、日本の沖縄返還は支持していた事だ
情報ソース(ttp://blog.goo.ne.jp/jiritsukokka/e/429931008dccfc759b92537a3d6bedeb)
それをさも侵略したかのように語るのは、日本への復帰を求めて行動した沖縄県民と日本人全てに対する侮辱行為だ
今すぐに日本人と琉球人全てに謝罪しろ

>>ね?琉球でも独立のための各種組織もできています。国会議員でも琉球独立を主張する方もいます。日本が中国のチベットを言うなら、中国も琉球独立を考えます
何がね?だ
沖縄県民から支持されていない、得票率1%も取れない政治運動屋を、さも沖縄県民の総意であるかのように語るな
あんたのやっている事こそが印象操そのものだ。それも『極めて悪質な』だ
だいたい、沖縄で沖縄独立をとなえている政治団体なんてかりゆしクラブくらいしか思い当たらないんだけど、そのかりゆしクラブはウイグル、チベット、台湾の独立を賛成している奴らだが、それ理解していないだろ?
あんたの悪質かつ卑怯卑劣な印象操作によって名誉を侵害された沖縄県民全てに対して謝罪しろ


亡国のイージス氏
>>ほとんど脅迫ですね
いいえ、これは脅迫そのものです
それも極めて攻撃的な『脅迫』です

PS
なんで、友好を唱える人間は、友好の為に、○○をしろというんだ?
それは言い換えれば、○○しなければ、敵対するぞという脅迫行為そのものだ
全然、友好的な態度じゃないし、何かしなければいけない友好なんて、友好でもなんでもないわ
返信する
滑走路ずたずたた対策ならF-35Bを配備すれば? (軍事オタク)
2013-04-12 11:24:23
滑走路ずたずたた対策ならF-35Bを配備すれば?
さらに空母保有して機動運用も可能にします。

まあ、航続距離短いがね。
下地島なら住民少ないし、騒音対策経費も少なくて済む。

最新鋭の機体を中国に一番近いところに配備する可能性は低いがね。
2~3十年もすれば旧式化するしね。
いずれ下地島に戦闘機は配備されるでしょう。

騒音問題対策や、滑走路破壊対策、基地のスペース、空母運用等の機動運用的には有効ですね。

実は本当の俺の狙いは岩国にF-35B配備して空母運用を考えていたんだけどね。
岩国の新滑走路なら市街地から距離あるので騒音もだいぶ緩和している。
まあ地域住民は反対するし、スペースの問題もあるが、できないことはない。さらに沖を埋め立てますか!

那覇空港埋め立て拡張完了するまで年数かかるが、下地島には既に3000M滑走路あるから、シェルターや兵舎、周辺施設をこさえて、まずは少なくとも9機くらい配備しとけば、尖閣アラート対策にはなるんじゃない?
ご提案のローテーションでもいいしね。

でも那覇基地ももちろん拡張大賛成です。
計画決まった滑走路2本に、さらに周辺埋め立てて戦闘機全機体をシェルター運用可能にするべきでしょう。



返信する
はるな様 (KGBtokyo)
2013-04-12 10:46:18
はるな様

2020年代台湾防波堤無力化後考えると、日中戦東シナ海戦域での中国航空優勢阻止には日米500機程度の配備は必要でしょう。

かつての米国絶対制空権状態のように嘉手納に露天駐機大量配備は無理でしょう。

また戦域への距離という地の利は重要です。
中国本土、沖縄本島から尖閣への距離は200海里程度、石垣、宮古なら100海里程度で戦域上空での滞空時間延ばすことができます。

弾道ミサイルといっても通常弾頭では、強固に防備された基地への被害は限定的で、故に準軍事的価値は低く西側では使われなくなった。
日本の基地応急対応能力の欠如は311で露呈しましたが・・・・・・

石垣空港や下地島なども有効活用しなければ到底追いつかないでしょう。
シェルターや弾薬、燃料地下化は当然必要でしょうし、弾道ミサイルより精度の高い巡航ミサイル対処(基地防空)も必要。
石垣・下地島・宮古・那覇・嘉手納・普天間・喜界島・奄美さらに一部は九州から
このぐらい基地展開必要。

中途半端な少数機調達は無意味です。
予算措置ができて緊急調達するならF-15E系列でしょう、生産リードタイム短く発注から2年で納入開始できそうです。
韓国はF-35 60機+F-15K?60機追加調達ですね。

今の予算では到底無理ですが、理想的にはF-35Bも調達し艦載、地上基地併用運用が日中戦での日本の地理特性で言えば効果的でしょう。

北朝鮮が暴発し実戦勃発で日本が大きな被害でも受けない限り防衛費大幅増は難しい。
そうでもなければ安倍首相が頑張っても1,2%増が限界。

根本的に防衛体制再構築すべき時。
防衛費大幅増できないなら、航空戦力最優先で陸自大削減も止む無し。
また戦力をいかに短期間で先島、沖縄に集中させるかもポイント。

それらできないなら、前にも書いたように航空優勢諦め、大戦末期のように各諸島に玉砕覚悟の守備隊貼り付け、航空優勢ないなかで大型艦も無意味。

返信する
市民の目様 (亡国のイージス)
2013-04-12 10:33:05
市民の目様

「中国のイメージを悪くする様なことはかかないでください。」
私も以前同じことを書かせてもらいましたが、事実じゃないですか。
「科学的軍事考察」?
偏見の塊であるあなたから。驚きです。
事実を指摘されたら今度は論点をすり替えて「琉球の独立」ですか?
ほとんど脅迫ですね。
返信する
 尖閣防衛するのに、先島にも航空基地を作るべき。 (久我山のチ那ッピー)
2013-04-12 10:30:14
 尖閣防衛するのに、先島にも航空基地を作るべき。
 下地島空港を自衛隊移管して、航空基地に、那覇空港の混雑緩和です。
 F15,P3C,E2C、E767が運用できるように
整備するべき。
 あんな辺鄙なところで、宮古島が考えているような
航空貨物のハブ空港なんて、今、那覇空港でANAがやっていることで十分。
 海埋め立てて、那覇空港のの第二滑走路建設なんて必要ないですよね。
 尖閣まで、那覇から往復500km 下地島からは
250km スクランブルの燃料代の節約で、下地島空港の年間維持費6億円なんてすぐに出る。
 沖縄なんて、交付金でゆすりたかりやっているのだから、下地島空港を渡せといえばいい。
 ANAの訓練なんて、神戸や関空でやればいい。
どうせ、発着枠余っているんだから。
 下地島には、例の宿泊施設があるから、自衛隊が
購入、ゴルフ場と畑を買い上げて、島全体を自衛隊の基地にすればいいこと。
 去年度の一括交付金で、宮古島の不法投棄ゴミを処理するような過疎の島、ジモピーが捨てたゴミ処理だろうが、自主財源でやれよ。
 自衛隊の配備で与那国みたいに迷惑料10億円要求なんて、甘えたことをさせる必要なし。
 下地 宮古市長 雇用対策のために、格納庫整備ですよ。
 魚釣島に自衛隊を駐屯させよう。灯台、レーダー、ミサイル基地をつくるだけでいいよね。
返信する
お疲れ様です。沖縄の2個飛行隊化が叫ばれて久し... ()
2013-04-12 10:21:02
お疲れ様です。沖縄の2個飛行隊化が叫ばれて久しいですが、聞き知る限りではどうやら予備空港の整備と石垣等への少数前線配備が空幕の思惑のようですね。
とは言っても主様ご指摘のように地方空港の滑走路ではF15クラスの戦闘機は運用が難しいですから、統合運用と言う観点からも防衛省全体で対応作を考えていく段階なのでしょう。
F35Bについてですが、海自は既にひゅうが型ないし22DDHでの運用を考えているようです。安倍政権になり防衛省も提案しやすくなったでしょうから今年に制定予定の大綱に目が離せませんね。
返信する
こんにちは。 (浜虎)
2013-04-12 09:33:35
こんにちは。
那覇から尖閣方面へのスクランブル回数が最近非常に増えているという記事をみた覚えがあります。
これは使用機体の劣化速度が予定を越したり、燃料消費も尋常じゃないということで予算を食いませんか?
尖閣問題はここ数年で決着するようなことはないと思います。
長期でみればより近い場所に空自基地を作るか、海に滑走路もった船を浮かべる(笑)
船ならもし他に必要な地域があれば移動できますし。
やはりF-35B10機程度積める船3~4隻欲しいなという気持ちになります。
でも維持費がすごいことになりそうですね。
返信する
はるな君へ (市民の目)
2013-04-12 09:03:42
はるな君へ

そうやって中国のイメージを悪くするような事は書かないでください。印象操作をやるのではなく、科学的軍事考察に努めてください。
中国には中国の立場があります。チベット云々言いますが、日本だって琉球を植民地併合して今に至っていますよね?琉球でも独立のための各種組織もできています。国会議員でも琉球独立を主張する方もいます。日本が中国のチベットを言うなら、中国も琉球独立を考えますよ
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市民の目殿へ。 (通りすがりの者。)
2013-04-12 00:53:05
市民の目殿へ。

一方の視点でけでしか見て書くレスは、かなり恥ずかしいよw
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中国の不幸は、武力で主張を強行する愚行を明確に... (はるな)
2013-04-12 00:06:37
中国の不幸は、武力で主張を強行する愚行を明確に止める友好国が居なかったことにあります

中国は繰り返し我が国の第二次大戦中の大陸政策を挙げ、被害者は決して忘れることはないと強調してきました

しかし、中国は1953年のチベット侵攻、1954年の台湾金門島攻撃、1965年のインド侵攻、1969年のソ連侵攻、1979年のヴェトナム侵攻、1988年のヴェトナム環礁攻撃、1995年のフィリピン環礁武力奪取、360°大半に戦争を仕掛け、本当の友好国が居なくなってしまいました

攻撃を受けた国は忘れていません

日中友好を真剣に考えるのならば、今まさに中国が行おうとしている行動を実力で阻止し、こうしたことは利益とならないことを証明することこそ、必要なのではないか、とも
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>>中国を刺激します。反対です (ぬるねこ)
2013-04-11 22:57:12
>>中国を刺激します。反対です
ミサイルで周辺国を脅かす国は弁護する癖に、日本が自国の権利を守る事に対しては、刺激するからやめろというのだねw

少しは平和的に解決する気のない北朝鮮や中国にも同じ事をいったらどうなんだ?

周辺国を刺激するからミサイル開発は止めろとか、周辺国を刺激するから空母の保有を始めとした軍事力の増強を今すぐに止めろとね

北朝鮮のロケット開発は国連安保理決議で禁止されているし、中国がやろうとしている第一列島線は『他国を侵略する事』前提のものものだからな
どちらも反対されて当然のものだし、警戒するのは当たり前の事だからな

日中友好を唱える癖に、日本のやる事なす事に対して何も考えずに文句を垂れ、中国の非道から目をそらすのは、卑怯千万・卑劣無比だ
友好をもっとも遠ざける行為だ
あんたみたいな人間が中国の領土拡大欲を刺激させ、日中関係をここまで悪化させたんだ
今すぐに反省しろ
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じゃあ、市民の目が解決しにいけよw (ぬるねこ)
2013-04-11 22:29:51
じゃあ、市民の目が解決しにいけよw
そうすれば、解決だろ?
さっさとやってこい、今すぐで良いよw
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中国を刺激します。反対です。外交で解決するべき... (市民の目)
2013-04-11 20:45:41
中国を刺激します。反対です。外交で解決するべき問題です。
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