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【京都幕間旅情】北野天満宮-梅花,京都夜桜生中継蕾桜並木放映するなか京都は梅の季節いよいよ大団円

2025-03-26 20:00:23 | 写真
■北野観梅紀行
 梅の季節もいよいよという頃合いです。

 京都夜桜生中継というKBS京都とBS211の番組が本日放映されていますが、なんとなく想像できると思うのですが今の京都はまだ梅の季節となっています。まったく咲いていないかと云えばしだれ桜は一輪二輪咲いているところもあるのですけれども。

 開花宣言はまだ、梅の季節が続いています。開花時期が難しいという話は前々から哨戒しているのですけれども、この北野天満宮は例年一月頃に開花していましたから、御土居の梅林などは早めに公開していたのですけれど、公開と開花は別という。

 北野天満宮の梅林一般公開は、行ってみる都度にちょっとわらってしまうのが、一般公開の終わるシーズンが張り紙の上書きでどんどん延長されていまして、そう、もう少し一般公開されているという状況ですので柔軟な対応とは云えますけれども。

 満開前に一般公開を終えてしまう梅林がある中で、この北野天満宮の柔軟さは見習って欲しい、と思うのです。これは、まあ、今夜放映している京都夜桜生中継が開花時期に合わせられないような、そんな構図とは区別してほしいものですから。

 京都夜桜生中継、KBS京都とBS211の番組ですが、この数年は外すことが多い、昨年は早すぎた開花時期と満開時期が過ぎる様子を四月初旬だったか今頃だったか放映してしまったために、生中継することには全部葉桜だっらという出来事があって。

 開花時期の早まりというのが昨年でしたから、葉桜が寂しく感じられた一方、今年のように開花前になってしまいますと、葉桜は青葉溢れる、という風景を醸してくれるのですが、開花前は桜は枝とつぼみしか無いというのは哀しいところ。

 夜梅生中継、こう番組を構成することは出来ない物だろうかなあ、梅というのは開花の時期が長いのです。この北野天満宮の写真は3月初旬に撮影したものでして近海練習航海部隊と外洋練習航海部隊が江田島基地を出航する前に撮影したもの。

 梅の季節が長いというのは、いまが26日、つまり月末と云いますか年度末ですから、丸々一ヶ月、というほどではないにしても見頃の始まりから終わりまでは三週間ほどあります、それならばテレビ生中継をかなり前から計画できるということ。

 花の季節にも梅の季節といいますのは、長いのですし、もともと貴族貴人の愉しみとしての花見は梅花の観梅からはじまったということですから、さくらの花見よりも原点回帰で愉しめるのではないか、風情があるのではないかとおもうのです。

 年度末、観梅がそれほど花見の代名詞とならないのは、開花の季節が多忙な年度末に重なるからでは無いかなあ、とは思うのですが。その昔は観梅は厳しい冬を越せたという実感とともに木々の芽吹きを祝うというものだったのですから。

 厳しい冬というのは文字通りで、中世の冬というのは穀物はじめ保存などの備蓄計画を誤ったり、黴が生えたり虫が涌くなど管理を誤った場合は簡単に命を飢餓により失う季節でしたので、これを乗り越えた観梅というのはそれなりの意味があった。

 年を越せた、こういう意味で花見を考えますと、新年度に咲くさくらというのは、厳しい年度末の多忙を乗り越えた、こういう意味があったのかもしれません。ただ、テレビ中継で年に一度の二時間番組が咲いていないと、寂しいのですよね。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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