北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

APEC首脳会議出席で来日のロシア国家元首メドメージェフ大統領専用機を撮影

2010-11-14 22:34:05 | 世界の艦艇

◆Il-76戦術輸送機

 ロシアのメドページェフ大統領がAPEC首脳会議出席のため来日中ですが、その専用機を撮影することが出来たので掲載します。

Img_8338  大統領専用機にはイリューシンIl-76輸送機が任務に当たっています。Il-76はAn-12輸送機の後継として1960年より開発が開始され、1970年に初飛行した四発大型輸送機で、全幅50.5㍍、全長46.59㍍、最大離陸重量は190㌧で最大ペイロードは50㌧。航続距離は7300kmあり、乗員は6名、人員140名か空挺隊員125名を輸送することが可能です。量産は1975年より開始され、約1000機が生産、ソ連空軍やロシア空軍の主力輸送機として運用されています。ロシア空軍には150㌧を搭載可能なアントノフAn-124輸送機約40機が導入されましたが、数の上ではIl-76が主力です。

Img_8368  今回意外だったのは、メドページェフ大統領の専用機ということで足を運ぶ際、アエロフロートが誇る四発大型旅客機のIl-96旅客機がチャーター機として使われるのか、ロシア空軍でも輸送機として運用されているTu-154旅客機で来日するものだと思っていたのですが、まさか軍用の戦術輸送機で来日するとは、驚きました。ちなみに後部に自衛用の23㍉連装機関砲を搭載できるのですが、これは取り外していたようです。しかし、大統領が戦術輸送機、プーチン首相なら、ツポレフTu-160,これは超音速爆撃機ですが、こういう個性的な機体で来日するのでしょうか(違)。

Img_8378  今回の写真は中部国際空港に駐機中のところを撮影しました、メドページェフ大統領は羽田空港にて礼砲とともに迎えられましたが、羽田空港は空港面積の関係から駐機する機数に上限があり、アメリカのように在日米軍の横田基地に置く訳にも行きません、そういう関係から愛知県の中部国際空港が選ばれたようで、貨物ターミナルの奥の方に駐機されていました。やや機体後部の塗装が剥がれていたのが少々気になったのですが、ロシアの大統領が外遊する時にも、こうした機体が普通に使われるのでしょうかね、不整地離着陸能力は高い機体なのですが、日本の空港ではこの性能は決して必要ではないのでしょうし、不思議に思いました。

HARUNA

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コメント (4)
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