■輸送機の夜間飛行
11月6日、1715時頃、C-130H輸送機の二機編隊が飛行しているのを発見、望遠レンズでも確認できたので撮影を実施した。双眼鏡で確認すると航空自衛隊所属の機体のようである。
シルエットから辛うじてC-130輸送機であると判別できる。C-130EかC-130Hか、と問われれば解答に困る不鮮明な写真だが、前述のように航空自衛隊の機体であったのでH型。撮影は300㍉望遠を用いてISO1600で撮影。シャッター速度は1/80に落とし、IMAGE STABILIZERの手ブレ補正機能を利用し撮影。
C-130は二機編隊で飛行していた。F値が2.8くらいの300㍉望遠か、500㍉以上の超望遠レンズならもう少し良好な写真を撮影できたのだろうか。ただ、嵩張り重量も重くなる、何より高い。SIGMAのAPO170-500㍉F5-6.3DGレンズなど、航空祭用に欲しくなるが、現用の手ブレ補正仕様のCANON70-300㍉ISレンズの方が駐屯地祭を撮影するには良好だったりする。
さて、既報記事にて航空自衛隊では小牧基地での事故の関連でF-2が飛行停止措置が採られ対領空侵犯任務から離れている。また、F-15もアメリカにおける事故の関係から飛行停止となり対領空侵犯任務から離れており、現在、若干数(8機との情報も)が那覇基地の第302飛行隊から百里基地に展開し、防空任務を補完している。
現在の状況が長期化するならば、日本周辺においてこの状況に興味を持ち始める国が出てくる。F-4戦闘機のみが対領空侵犯任務に対応できる現在、航空団の全飛行隊がF-15を運用し、日本海の防空を担う小松基地、北方から防空識別圏への接近に備える千歳基地へもF-4を転地するであろうし、その整備要員や整備器材などを展開させるために輸送航空団はピストン輸送を行う必要があろう。
HARUNA
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