■京都上空の自衛隊機
紅葉の見頃である。先ほど、清水寺に行ってきたが今日あたり、次に雨が降れば葉が落ちてしまうかもしれない。しかし、この絶景、上空から俯瞰したらどんなに爽快だろうか。そんなことを思いつつ撮影した写真を掲載。時間が無いのでコネタなのはご愛嬌。
南禅寺に向かう途中、聞き覚えのあるローター音が聞こえてきた。重なるような乾いたローター音は、もしかしたら、と思いレンズを構えると見えてきたのは航空自衛隊のCH-47J輸送ヘリコプター。入間基地の機体だろうか、主にレーダーサイトなどへの輸送に充てられている機体で、飛来の方向から奈良の航空自衛隊幹部候補生学校あたりから来たのだろうか。
こちらは、多分賀茂川かどこかの堤防から撮影したもの。C-1輸送機。2㌧搭載のC-46輸送機の後継として8㌧搭載を期して開発された航空自衛隊の主力輸送機である。後継機のC-XはやはりXC-2という名称になるのだろうか。XC-2,初飛行は一般に12月頃といわれている。
こちらはキャンパスから撮影したもの。海上自衛隊のP-3C哨戒機。厚木基地?鹿屋基地?那覇基地?何処から来た機体であろうか。定期整備を行う川崎重工岐阜工場が所在する岐阜基地では年末の引渡しに向けてXP-1の試験飛行が実施されているとの話で、撮影したいが、岐阜基地まで展開する時間の余裕がないので我慢。
陸上自衛隊の多用途ヘリコプターUH-1.南禅寺から撮影。なかなか低空であった。方向から比叡山を越えてきたようなので、滋賀県北部の饗庭野演習場から八尾駐屯地に向かう機体だろうか。八尾駐屯地の中部方面航空隊か、第3飛行隊所属の機体なのかな、と。この距離では所属部隊など判別できないのが残念。
こちらは大徳寺近辺にて撮影したもの。観測ヘリコプターOH-6D,同じく比叡山の方向から飛来したので、演習に参加していたのか、もしくは訓練か、北区上空で旋回し、奈良方面に飛行して行った。
遊覧飛行ではないので、紅葉を良く見ることは出来ないかもしれないが、ふと目に飛び込む絶景は中々のものであろう。
HARUNA
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)