大魔王とは伊藤美誠選手(女子卓球)の別名です。
混合ダブルスの決勝戦、マシーンにしか見えない無敵の中国ペアを見て私は正直「こりゃムリやろ」って怖じ気づいたのに、大魔王様はずっと楽しそうにニコニコ、ニヤニヤしておられましたw
挙げ句には勝っちゃうし、それではしゃぎはするけど涙は見せず冷静だし、卓球マシーンとは全然違う(あくまで人間としての)芯の強さが頼もしいにも程があります。弱冠20歳!
日本ペアが勝てたことで、中国選手もやっぱり人間なんだと思い直したんだけど、続くシングルス戦では大魔王が中国に完敗しちゃいました。アイツら、やっぱマシーンですw
同じ日の3位決定戦で、大魔王は石川佳純選手を負かしたシンガポールの選手に天罰を下し、銅メダルを獲得。女子シングルスでは史上初の快挙だけど、三冠を目指してた彼女は「嬉しいけど99%は悔しい」と初めて涙を流しました。
でもねえ……マシーンみたいになっちゃう位なら、メダルなんか獲らなくていいよと私は正直思っちゃう。福原愛さんが中国で大人気だったのは、自国の選手には無い魅力が彼女にあったからでしょう?
それは何かと言えば「人間らしさ」だろうと私は思う。もし私が中国人だったとしても、ただ勝ちさえすりゃいいマシーンのファンには絶対ならないと思う。よく知りもせず印象だけで言うべきじゃないけど、そう感じたんだから仕方ありません。
卓球と言えば、男子選手の「チョレイ!」とかいう掛け声が無闇にうるさくて私は嫌いなんだけど、大魔王様とペアを組んだ水谷準くんは適度な音量で良かったです。
混合ダブルスの準々決勝だったかで、フランスの男性選手が「ヨシ!」とか「ヨッシャアーッ!!」って、日本語で叫んでおられたのは妙にキュートでしたw 大きな身体を窮屈そうにかがませながら卓球されてる姿も、なんか可愛かったですw
女子卓球の次に注目してたのが女子ソフトボール。こちらも決勝の対戦相手であるアメリカチーム、特にオスターマン投手が登場した時には「で、でかっ!」「 足、長っ!!」ってw、こんなのに勝てるワケない!って思ったのに勝っちゃいました。
かつて「なんも言えねえーっ!」って言ってた水泳の北島康介選手が今、NHKの五輪中継でコメンテーターを務めておられるのが感慨深いですw
コメントを求められても「なんも言えねえ!」を繰り返すんじゃないかとヒヤヒヤしたけど、すっごいちゃんとしたコメントされてます。(そりゃそうやろw)
そして「野獣」呼ばわりされてた柔道の松本薫さんがまた、お綺麗になられて! いや、元からお綺麗なんだけど闘志を剥き出しにされてたあのお姿が今も眼に焼きついてますからね。まさにギャップ萌えで萌え萌えしちゃいます。
コメンテーターと言えば、福原愛さんもすっかりオトナ。気がつきゃバツイチのお母さんですからね。ちっちゃな頃からテレビで観てきたオジサンはしみじみしちゃうし、お綺麗でうっとりもしちゃいます。
PS. 私はサザンオールスターズのデビュー時からのファンだけど、桑田さんが唄われてるオリンピック中継(テレ朝)の主題歌にはなんか違和感があります。国際スポーツって柄じゃないでしょう桑田さんはw
柔道女子選手は確かに皆さんチャーミングです。闘う姿とのギャップがまた輝かせるんでしょうね。