ハリソン君の素晴らしいブログZ

新旧の刑事ドラマを中心に素晴らしい作品をご紹介する、実に素晴らしいブログです。

『裏刑事/URADEKA』1992

2019-03-16 00:00:15 | 刑事ドラマ HISTORY









 
1992年の春シーズン、テレビ朝日系列・火曜夜9時枠で全12話が放映された、フィルム撮影によるアクション刑事ドラマ末期の作品。制作は松竹芸能&朝日放送。

コカイン密輸組織の罠により射殺された警視庁捜査一課の敏腕警部が、ハイテク手術により奇跡的に復活。顔と名前を変え、書面上はこの世に存在しない「裏刑事」となって、法律では裁けない悪を抹殺して行くというストーリー。

司法関係OB等による「超法規委員会」という元締めがいて、毎回ギャラを貰って仕事するのは時代劇の『必殺』シリーズを彷彿させ、やはり藤竜也さんが'85年に主演された連ドラ『特命刑事ザ・コップ』のリメイク的意図も感じさせます。

また、殉職刑事がハイテク手術で蘇る展開はSF映画『ロボコップ』、引いては国産特撮ヒーロー物の影響も見て取れます。リモコン1つで停止可能な特殊ペースメーカーにより、主人公の生死がクライアントに掌握されてる点も非常にロボコップ的です。

そんなハードな設定ゆえ、後年の類似ドラマ『ジョーカー/許されざる捜査官』における「神隠し(要は島送り)」みたいに曖昧なお仕置きはしません。弾丸をぶち込んで射殺する一部始終を、しっかり映像で見せてくれます。

格闘アクションにも手抜かり無く、しかもおっぱいヌード有りのお色気サービスまで取り揃えた、まさにB級娯楽アクションのフルコース! エクセレント!!

主人公の裏刑事=岩城丈二を演じるのは勿論、当時51歳の藤 竜也さん。ラフな衣装がトレードマークだったそれまでの刑事役と違って、今回は普通にスーツスタイルなのがかえって新鮮です。

だけどシャープなアクションには全く衰えが感じられず、長回しで見せてくれる格闘シーンに私は鳥肌が立ちました。相変わらずカッコいい!

そんな岩城と共謀する悪徳弁護士に近藤正臣さん、裏刑事仲間に西村和彦さん、山田雅人さん、そしてクライアント役が『特命刑事ザ・コップ』と同じく高松英郎さん。

リアリティー重視のドラマもそれはそれで素晴らしいけど、それ一辺倒じゃつまんない。悪党を容赦なくぶっ殺し、キレイなお姉ちゃんをハダカにするドラマがもう一方に無いとアンバランスだし不自然です。

そんな『裏刑事/URADEKA』を彩る女優さんたち。まずはセクシー担当、岩城より先に潜入捜査を開始してた裏刑事第1号=中里小夜子に扮する、小林沙世子さん(当時27歳)。

ターゲットに接近する為なら平気でセックスもしちゃうビッチなキャラで、初回からヌード&濡れ場も厭わず、ボインぼよよ~ん!と素晴らしいオッパイを披露してくれます。

月刊「PLAY BOY」のプレイメイトジャパン・グランプリ受賞でボインぼよよ~ん!と芸能界入りし、女優として『あきれた刑事』『ゴリラ/警視庁捜査第8班』他にゲスト出演。レギュラーは『裏刑事』のみと思われます。

岩城にクライアントの指令を伝え、拳銃を手渡すエージェント=芦沢雅子に扮するのは、当時28歳の戸川京子さん。

子役からスタートし、『ウルトラマンA』『仮面ライダーストロンガー』等の特撮ヒーロー物から時代劇まで幅広く活躍、『太陽にほえろ!』にも2回ゲスト出演されてます。バラエティー番組で拝見する限り快活なイメージだったのに、2002年に自ら他界されました。

三枝弁護士(近藤正臣)の助手=マリコに扮するのは、三上朱美さん。詳細は不明です。

そして本作のヒロイン、敏腕外科医=長谷香織に扮する財前直見さん、当時26歳。

1984年に沖縄キャンペーンガールに選ばれ芸能界デビュー、その年にTVドラマ初出演にして初主演。以来、現在に至るまで絶えず第一線でご活躍、そのほとんどが主演かレギュラーという、思えば凄い女優さんです。

『スチュワーデス刑事』シリーズ、『北海道警察』シリーズ等、刑事ドラマは2時間ドラマが中心で、『裏刑事』みたいなレギュラーは珍しいかも知れません。

ハイテク手術で蘇生させた岩城刑事を「私の最高傑作」と呼び、まるで実験台のように扱いながら、内心は惹かれていく女心を繊細に演じておられます。
 

 

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