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ハリソン君の素晴らしいブログZ

新旧の刑事ドラマを中心に素晴らしい作品をご紹介する、実に素晴らしいブログです。

『監察の一条さん』2022.6.29

2022-07-01 23:45:47 | 刑事ドラマ2000年~

2022年6月に放映された、テレビ朝日&東映の制作による単発スペシャルドラマ。

警視庁捜査一課のキャリア組=結城まりあ警視(吉岡里帆)が、結婚を機に管理部門への異動を希望するも、挙式当日に婚約者からドタキャンを食らっちゃう。



しかし異動願は受理されてしまい「警察内の警察」すなわち警務部・監察係に配属され、歳上だけど階級はずっと下のお調子者、一条善太郎 巡査部長(吉田鋼太郎)とコンビを組む羽目に。



監察係の松岡係長に南果歩、同僚の諏訪監察官に矢柴俊博、同じく笹塚監察官に伊島空が扮するほか、鈴木伸之、金山一彦、菅原大吉、渡辺光、金澤美穂、松長ゆり子etc…といったキャスト陣が脇を固めてます。



見所はなんと言っても、吉岡里帆さんと吉田鋼太郎さんの軽妙かつ絶妙な掛け合いに尽きます。お二人ともホント芸達者だから確実に笑わせてくれます。

特に吉岡里帆さんは『時効警察はじめました』や数々のCMで垣間見せたコメディエンヌぶりがいよいよ開花。お陰で相手役の吉田鋼太郎さんも安心してやりたい放題、弾けまくっておられますw

そう、タイトルは『監察の一条さん』だけど実質の主人公は結城まりあで、同じ警察の仲間たちを密かに調べる監察官の職務に葛藤したり、憧れの王子様だった先輩イケメン刑事が真犯人だったりなんかして、悩み傷つきながら成長していく姿が描かれてます。



けれど深刻ぶらず、あくまでコメディータッチを貫いてくれる作風が私好みで、是非これはシリーズ化、連ドラ化に期待したいところ。監察の仕事をこんなに明るく描いた作品はたぶん空前絶後でしょうw

これはもしかしたら、吉岡里帆さんの代表作になるやも知れません。それくらい輝いておられます。ついでにおっぱいも見せてくれたらレジェンド確定です。

行き詰まった世の中を明るくするのは結局、おっぱいしかないんですよ! この機会に何卒、おしりとセットでよろしくお願い致します。


 


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『警視庁・捜査一課長』最終回

2022-06-18 17:00:09 | 刑事ドラマ2000年~

なんとも不思議な、本当に不思議な最終回でした。どうやら冗談抜きでシリーズ完結編ってことで、後先を気にせずやりたい放題やっちゃった感じw

毎週「不思議ちゃん」なヒロインが登場して来たけど、今回はまた不思議ちゃんの中の不思議ちゃん。なんとV.R.(バーチャル・リアリティ) 空間の中にいる女の子に殺人容疑が掛かっちゃう!



しかも彼女はV.R.を操作する人のアバターとかじゃなく、A.I.が制御してるモブキャラ(名もなきエキストラ)だって言うからますますワケが解らない!

V.R.世界で「秋野胡桃」と呼ばれるそのキャラを演じたのは、元モーニング娘。で戦隊ヒーロー『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』のルパンイエローこと早見初美花を演じた、工藤遥さん。



実は書いてる私自身もチンプンカンプンなんだけど、今回、大岩純一捜査一課長(内藤剛志)はアバターを利用した殺人犯の正体を突き止めるため、捜査員全員をV.R.空間に送り込む!

しかも謎が解ける直前まで、彼らがV.R.空間と現実世界を行き来してるのを我々視聴者に明かさないもんだから、ほんと摩訶不思議ワールドなんですよね。

で、一課長の奥さん(床嶋佳子)が自分の旦那そっくりな京都府警の刑事と出くわしたりしちゃう。そう、『科捜研の女』の土門さん(内藤剛志)ですw



そんなお遊びも混じえつつ、実に『マトリックス』的な世界観でミステリーが展開され、モブキャラ=胡桃ちゃんの活躍により真犯人が暴かれて、現実世界で逮捕される。

けど、本来なら決められた「ルーティン」をこなすだけのモブキャラが予定外の行動を起こすと、A.I.がシステム上の「バグ」と認識してその存在を消してしまう。彼女はそれを承知の上で一課長らに協力したワケです。

「いつかどこかで、また私たち3人と出逢えるように、頑張って」



「私みたいなモブキャラなんかで良ければ、是非また、どこかで」

そんな爽やか切ない別れがあって、最後のエピローグ。今度はV.R.世界の中で事件が起こり、またもや一課長らがそこへ出動すると、見覚えある顔の婦警さんに出迎えられる。

「一課長、現場へご案内します!」



異常なほど「ルーティン」が多い作品で、満開のハッピーエンドもその1つ。バッドエンドは絶対にあり得ません。そこがまた好きなんですよね。

今回はシリーズ集大成ってことで、その「ルーティン」をはじめ「マンネリ」とか「ふざけ過ぎ」とかw、番組の特長そのものがドラマのテーマになってました。

例えば、白羽ゆりさん扮するネットニュース記者が、捜査一課の不祥事を問い詰めるシーン。



「だから、ふざけてると言われるんですよ! 大岩さんが一課長の間に、捜査一課の空気がずいぶん緩んだって話、聞いたことありますよね? 周りの人達にしてみれば今の状況は、致命的に面白くないそうですよ!」

間違いなく、番組に寄せられた辛口批判をそのままセリフにしてますよねw

私は逆にますますハマッちゃったけど、エスカレートする一方のコミカル描写には眉をひそめる視聴者の方が多かったみたいです。

ギャグの質が「ナンセンス」で、それを解説する「ツッコミ」もいっさい入らない。私はそういうマニアックな笑いが一番好きなのに、多数派の皆さんは違うみたいです。

だから、もし仮に、まだまだシリーズが続く予定だったなら、ここまでマニアックを貫き通すことは出来なかった(許されなかった)でしょう。ほんと寂しいけど、ここで終わって正解だと思います。まさに有終の美!

ラストシーンにおける大岩一課長のナレーションにも、身勝手な視聴者たちへの皮肉がこめられてます。↓

「マンネリと言われても、変わり過ぎと叩かれても、未来は変えられると信じて、走り続ける我々の想いは、永遠に変わることは無い」



主役トリオ(内藤剛志さん、金田明夫さん、斉藤由貴さん)も『警視庁・捜査一課長』には特別な思い入れがお有りだったそうです。

そりゃあ、普通に謎解きするだけの番組を10年も続けたら、絶対に飽きるでしょう。随所にユーモアを挟める方が、役者さんにとっては数倍のやり甲斐がある筈です。その楽しさが画面から伝わって来ました。

まぁしかし、つくづくヘンな刑事ドラマですw コメディータッチの番組は幾多あれど、笑いのとり方が唯一無二。もうこんなテレビドラマは現れないかも知れません。ほんと寂しいです、私は。

だから工藤遥さんのおしりショットを載せます!


 

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『警視庁・捜査一課長』6ー#08

2022-06-05 19:19:03 | 刑事ドラマ2000年~

今、どの番組よりも毎週楽しみにしてる刑事ドラマがコレ。ここまで好きになるとは思ってませんでした。

毎回面白いんだけど、特にこないだ放映されたシーズン6第8話は面白く、ちょうど前回のブログ記事「サバサバしてるフリすな!」とリンクする内容だったもんでレビューすることにしました。

物語は、2人の若い女性を中心に展開していきます。まず1人目は、立川中央署の地域課に勤める交番巡査=尾山田すずめ(藤野涼子)。



内気で人と接するのが苦手な「陰キャ」で、そんな自分を変えたくて警察官になったものの、壁にぶち当たるばかりで目下、辞職を検討中。そんな彼女が殺人事件の第一発見者になってしまい、本庁捜査一課のベテランたちと一緒に捜査することに。

そしてもう1人は、その尾山田すずめと高校で同級生だった「陽キャ」の女性=陽木渚(長見玲亜)。



ちなみに私が若かった頃は陰キャ=ネクラ、陽キャ=ネアカと言われてました。呼び方は変われど、いつの時代も人をカテゴリー分けしたがるのが日本人です。



で、聞き込み先で2人は再会するワケだけど、すずめは気づいてしまう。事件当夜、現場近くで目撃した地味な服装の女が、渚だったことに。

渚は一晩中クラブで踊ってたと言うんだけど、ちょうど犯行時間にクラブを抜け出してたことも判明。わざわざ地味な服装に着替えてる=変装したとも解釈できるから実に怪しい!

もちろんセオリー通り、真犯人は他にいるワケだけど、そんなことはどーでもいい。注目すべきは「陽キャの中の陽キャ」でいつも派手に振る舞う渚が、なぜあの時、地味な服装に着替えてクラブを抜け出したのか?という点。

犯人でないなら、なぜそんなことする必要があったのか? その謎を解く鍵は、高校時代のすずめとの関係にありました。



高校時代の2人は、クラスメートではあっても住む世界が明らかに違ってました。いつもクラスの中心で目立ってる渚とは対照的に、すずめは折り紙クラブでひたすら折り紙ばかり折る、本人いわく「陰キャの中の陰キャ」でした。

なのに、彼女には「フェニックス」という一見不相応なあだ名がつけられ、それも悩みのタネだった。そのあだ名をつけたのが誰あろう、渚なんです。

きっかけは、学園祭で出品しようとしてた力作=フェニックスの折り紙を誰かに壊されたすずめが、一晩でみごとに修復させたのを見た渚が「フェニックスじゃん!」って言ったこと。

それを陽キャ連中はからかいのネタにしちゃうワケだけど、皆さんお察しのとおり、実は渚自身にそんな意図はなく、ただ素直に感動して口から出た言葉がフェニックスだった。

取調室で再びすずめと対面した渚は、いきなり「陽キャなのはフェニックスだよ」と言いだして彼女を困惑させます。

ずっと日陰の存在で、人と接するのが苦手で、そんな自分を変えたくて警察官になったけど、やっぱり挫折して辞めようとしてる自分が、フェニックス? 陽キャ?



そんなすずめに、大岩捜査一課長(内藤剛志)が言います。

「誰にだって苦手なことはある。だが、それを克服しようとする勇気は、誰にだってあるもんじゃない。キミは壊されたフェニックスを一晩で直した。くじけても、何度でも立ち上がる。まさに不死鳥だ」

そして小山田管理官(金田明夫)と平井主任(斉藤由貴)も。

「フェニックス……俺は立派なあだ名だと思うぞ」

「そうだよ、私なんか大福だよ?」



さて、この辺りで笹川刑事部長(本田博太郎)が奇抜なコスプレで登場し、事件解決の糸口となる訓示を垂れるのが恒例なんだけど、なぜか今回は久々に、ふつうの格好で現れました。そんなに毎回毎回、お金をかけて趣向を凝らし、パフォーマンス出来るワケが無いとおっしゃるw



「私にだってオフは必要だ。いつもいつも全力投球できる者などいないのだ!」



もちろん今回も、それが事件解決のヒントになっているのだ! すずめは気づきます。

「一課長! 陽キャに疲れた陽木さんは、どこかで息抜きしてたのかも知れません!」



そう。実のところ渚は、根っから明るい性格じゃなかった。いつも無理をして「陽キャ」を演じてた。事件当夜もクラブを抜け出し、実は折り紙教室に逃げ込んで本来の自分に戻ってた。けど、それは誰にも言いたくない秘密なのでした。

そして渚にはもう1つ、ずっと抱えてきた秘密がありました。高校時代、学園祭前夜にすずめの折り紙=フェニックスを壊したのは、実は渚だった!

なぜなら、すずめに対してコンプレックスを抱いてたから。無理して「陽キャ」を演じてる渚とは対照的に、いつもありのままの自分を見せてるすずめに、彼女はずっと嫉妬してたのでした。だから本当の意味での「陽キャ」はすずめってワケです。



「ごめんなさい、尾山田さん」

「……フェニックスでいい」

「え?」

「フェニックスがいい!」



前回の記事で、やたらサバサバした態度で人と接する女性に覚える違和感、不快感について書きました。今回の渚と同じです。どこか無理をして「演じてる」のが透けて見えちゃうから気持ち悪いんです。

ヤクザが凄んで見せるのと同じで「滑稽だ」とも書きました。他者から見下されるのが怖い、嘲笑されるのが怖いっていうハートの弱さまで感じるからです。

やれ陽キャだ陰キャだとカテゴリー分けしたがること自体が弱さですよね。何とかして自分が優位に立ちたい、笑われないグループに属してたいっていう必死さ。ほんと滑稽です。

昔のドラマだと、陰キャだった子が陽キャの仲間入りを果たしてハッピーエンドだったのが、ようやく変わって来ましたよね。人間、そんな簡単に変われるもんじゃないし、異物を受け入れる寛容さも持ち合わせてない。世間はそんなに甘くない。

群れたいヤツらは勝手に群れてりゃいいし、少数派は少数派で堂々と振る舞えばいい。独りぼっちでも全然構わない。やっと、そういう自然な価値観が根づきつつあるのかも知れません。良いエピソードでした。

ストーリーも良かったけど、今回のエピソードが頭抜けて面白かったのは、尾山田すずめ巡査を演じられたゲスト=藤野涼子さんの演技力&吸引力の賜物でもありましょう。最高でした!



映画『ソロモンの偽証』でいきなり主演デビューされ、NHKドラマ『腐女子、うっかりゲイに告る。』等でも注目された演技派の、とってもシリアスな女優さんってイメージを勝手に抱いてたもんで、そんな藤野さんがこんなユルい番組に出てくれるとは!ってw、もうそれだけで私は嬉しかったです。



他にも、鑑識課員役で元オリンピアの増田明美さん、折り紙教室の先生役でお笑い芸人の吉住さんが登場されたりして、本作のゲスト陣はいつも多彩です。(劇団EXILEのメンバーも出てたみたいだけど知った事じゃありませんw)

というワケで、ポートレートは藤野涼子さんと、渚を演じられた長見玲亜さんです。


 

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『警視庁・捜査一課長』6―#01

2022-04-17 00:33:17 | 刑事ドラマ2000年~

2022年春シーズン、現行のシリーズ物で私が一番楽しみにしてる刑事ドラマ『警視庁・捜査一課長』のシーズン6がテレビ朝日系列・木曜夜8時「木曜ミステリー」枠でスタートしました。

なぜ私が楽しみにしてるのか、上画像のポスタービジュアルを観れば解って頂けるかと思います。とにかく普通じゃないんですよねw なぜ、猫が?

主人公=大岩純一捜査一課長(内藤剛志)が自宅で飼ってる愛猫=ビビも確かにレギュラーメンバーだけど、普通はこんなに大きく扱わないw

しかも「謎の大型新人がレギュラー入り!」なんて宣伝されてるもんだから、いったい誰が!?ってワクワクしてたら、その正体はこの御方でした。↓



刑事ドラマですよ?w 人を食ってるというか、まさに我れ我が道を行く俺ジナルな姿勢。だから好きなんです!



お馴染みのレギュラーメンバーは前述の大岩捜査一課長を筆頭に、小山田管理官(金田明夫)、平井主任(斉藤由貴)、奥野運転担当刑事(塙 宣之)、そしてこの人!



笹川刑事部長(本田博太郎)w 都内全ての警察官のトップに立つ警視庁捜査一課長の大岩さんが、常に最敬礼するほど偉い人なのに、この有様w

シリーズを重ねる毎に奇行がエスカレートし、いよいよ狂人の域に入って来ちゃいましたw



いや、笹川刑事部長だけじゃなく、あらゆる登場人物たちの言動、掛け合い、そして事件の内容に至るまでが、もはや「シュール」としか言いようない領域にまで達してる! ナンセンス・コメディー大好きな私でさえついて行くのがやっとですw

例えば、聞き込み先のオフィスにこんな上司がいても誰もツッコまない!




お笑いにおけるツッコミって、言わばそのギャグの何が面白いかを創り手が解説してるようなもんで、裏を返せば我々観客から考える余地を奪ってる。確かにそうした方が不特定多数を笑わせ易いだろうけど、何も考えずに笑ってる我々はアホになってく一方です。

その点でこの番組は、どこが面白くてなぜそれが可笑しいのか、その判断を全て我々自身に委ねてくれてるワケです。それこそが理想的なコメディーの在り方だと私は思う。本来この番組はコメディーじゃなかった筈だけどw

だからこそ、同じ「刑事がただ突っ立って謎解きするだけ」の番組でも、『相棒』とか『刑事7人』とかよりよっぽど(私にとっては)面白い。真犯人だの裏切り者だのが誰であろうと心底どうでもいい! んなもん大真面目にやってどうすんねん?って話です。



そんなワケで、私はますますハマってます。けど、ちゃんとしたミステリーを期待する人にはオススメしません。この番組はもはや、そこに力を入れてないw



↑初回ゲストは、殺された個人投資家役の小手伸也さんと、自称 ITベンチャー社長役の平井亜門くん、レストラン店員役の石川翔鈴さん。



↑そして大岩捜査一課長の隠し子(?!)でタイムトラベラー(?!)役の新谷ゆづみさん。



↑その母親(の若い頃)役の比嘉梨乃さん。

ポートレートは石川翔鈴さん、新谷ゆづみさん、比嘉梨乃さんです。


 


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『特捜9』5ー#01

2022-04-09 12:17:03 | 刑事ドラマ2000年~

2022年春シーズンの新番組がぼちぼち始まってます。と言ってもこの『特捜9』(テレビ朝日系列・水曜夜9時枠) は前身の『警視庁捜査一課9係』スタートから16年目!という長寿シリーズ。『特捜9』としてはシーズン5、通算すると17シーズン目に当たります。

だから新鮮味は無いし、はっきり言って初回は全然面白くなかったんだけど、レギュラーメンバーの交代があったので記録としてレビューしておきます。



旧シリーズから不動のレギュラーは、警視庁捜査一課特別捜査班メンバーである井ノ原快彦、羽田美智子、吹越満、田口浩正に加え、監察医の原沙知絵、イノッチ妻の中越典子。

そして渡瀬恒彦、寺尾聰からバトンを引き継いだ係長の中村梅雀に、今やすっかり売れっ子になっちゃった新米刑事の山田裕貴。



今回はどうやら、この山田くん扮する新藤刑事の怪しげな「裏の顔」がサイドストーリーとして描かれるみたいだけど、なんで今さら?って思うし、いつも書いてるように、そんな小賢しい謎設定で興味を引くんじゃなくて、1本1本のストーリー、その内容の面白さだけで勝負せえや!って私は思う。

そういう点で今回はホントに酷かった。特捜9らしい躍動感が無く、なんかやけにダークな要素が入って来て『相棒』やら『刑事7人』やらに雰囲気が近づいちゃってるように感じました。

それら主流の謎解き「紙芝居」番組とはひと味違う、独特なフットワークの軽さが『特捜9』の魅力だと私は思ってたので、今さらダークな作風に舵を切っちゃうのは如何なもんか? マンネリ対策にせよ方向性が間違ってませんか?って言ってやりたいです。



で、前シーズン最終回で捜査支援分析センターへ異動となった村瀬刑事(津田寛治)に代わり、どうやら特捜9の新メンバーとなりそうなのが、今のところ品川東署の捜査課に所属する新米刑事=高尾由真。演じるのは「乃木坂46」の元メンバー、深川麻衣さん。

アイドルグループ出身とはいえ10年近い女優のキャリアがあり、舞台演劇で主演もされてるだけあってしっかりした芝居をされてます。

恐らく村瀬の相棒だった小宮山刑事=羽田美智子さんと女性どうしのペアを組むでしょうから、今後の『特捜9』が私にとって面白い作品となり得るかどうか、この深川麻衣さんに懸かってると言っても過言じゃありません。



そして初回ゲストが女優兼ファッションモデルの黒崎レイナさん。この方も若くして10年近いキャリアをお持ちで、『やっぱりおしい刑事』や『欠点だらけの刑事』等、なぜか残念な刑事が主人公のドラマにばかりゲスト出演されてますw

もちろんセクシーショットは深川麻衣さんと黒崎レイナさん。初回が面白くなかったのにレビューしたのは、この素晴らしいグラビアを載せる為に決まってます。↓


 

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