いや〜、楽しかったです。前回アップしたようなディスプレイを眺めるだけで楽しいし、掘り出し物を探して歩き回るのも散財するのも、コレクターにとっては至福のひとときです。
大阪まで出向いたからには手ぶらで帰りたくないし、モヤモヤした気分を晴らす為にも普段より財布のヒモを緩めて臨みました。結果、以下のお買い上げでございます。
そんなに高価なのは買ってません。せいぜい3千円前後までに収まるもの、サイズ的にも小さいものばかりです。なにせ飾るスペースがもう、自分の部屋に残ってないw
↑海洋堂「リボルテックヤマグチ」シリーズのNo.74、OAV版ゲッタードラゴン。
ソフトビニール製の可動ミニフィギュアで、アクティブなポーズを取らせることを主眼に置いた製品ゆえ、私が好きな「素立ち」をさせるのが逆に難しく、こういうポーズを取らせました。
かなり前にリリースされた商品で、もう普通の値段じゃ買えないだろうと思ってたのに、中古で「箱に傷みがあるから」という理由で本来の定価より安かった。
私はパッケージ状態なんか全然気にしないけど、箱に入れたまま飾る人とか、いずれ売るつもりの人にとっては大事なポイントなんでしょう。コレクターも色々です。
↑バンダイ社が「超合金魂」シリーズの大型商品に対応できる台座として、かつて発売した「魂STAGE」の売れ残りが叩き売られてたので買いました。乗ってるマジンガーZは以前から持ってるやつです。
↑マクジーマァ社のダイキャスト製フィギュア「新合金アフロダイA」。
これは掘り出し物でした。なにせ、こんなキチガイじみた「マジンガー」コレクターの私が、いつ、どんな形で売られた商品なのかまったく知りませんから。
パッケージだけ見て、あえてレトロを狙った(昔の超合金シリーズみたいな)プロポーションを期待したのに、箱から出したら意外とスマートで拍子抜けしましたw
たぶん、バンダイ社がアフロダイAやビューナスAを「超合金魂」でリリースする以前の商品で、その当時は貴重だったのかも知れません。
↑ノスタルジックヒーロー社の「よい子のプラモデル」シリーズ、鉄人28号!
これはもう、こだわらない筈のパッケージ(昭和レトロな箱)に釣られて買いました。10分もかけずに作れそうなプラモですw
発売時期は不明だけど、昭和プラモの復刻ではなく、それっぽく見えるよう新規に開発された商品みたいです。
↑バンダイ社のプラモデル、1/144スケール「フォレスティエリ02」。
何のキャラクターなのか全く知らないけど、ディスプレイされた完成品を見てビビッと来たので買いました。生物的な意匠を感じさせない、機械そのものでしかないロボットが私は好きみたいです。
↑委託販売のショーケースで発見した、おそらくプラモデルの完成品。これも何のキャラクターなのか全く知りません。
まさに「機械そのものでしかない」感じで、すっごくレトロなのにガンダムばりのビーム砲と盾を装備してるというw、そのギャップに惹かれました。カラーリングも俺ジナルに溢れてるし。
何にせよ、ベースに「昭和」を強く感じさせるものに私はビビッと来るみたいです。
↑これはガシャポン。てっきり昭和レトロなテレビの「模型」が入ってると思ったら、クリアポーチでしたw 騙された!
↑これもガシャポンで、可愛い女子高生による直筆の応援メッセージが綴られた、ただの紙ですw
どっかの爺さんが書いた「どーでもいい豆知識」と、どっちにするか迷ったんだけどw、このブログ的には女子高生の方が笑えるだろうと判断しました。
つまり単なるネタとして買っただけなのに、職探しが控えてる今の私に妙なシンクロニシティがあったりして。あやかちゃん、有難う!w
プータローになった暁にやりたかった事の1つが、買ったまま放置してたプラモデルの組み立て。
週末だし、外は雪だし、帰宅してる母の面倒も見なくちゃいけないし……ってのを言い訳にして、役所や病院の用事は来週に回し、まずはこれから始める事にしました。
昨年末に超合金魂の最新版マジンガーZを買って、久々にフィギュア熱が再燃しちゃったせいもあります。
まずは1つ目、土曜日に作ったのがこれ。バンダイ社の食玩「スーパーミニプラ」シリーズのゲッターロボ第2弾=OVA版ゲッタードラゴン。
昨今のプラモデルは凄い! 全長約10センチというミニサイズなのに、ほぼアニメそのまんまのプロポーション!
しかも塗装が要らない! 接着剤も要らない! パーツを1つ1つ切り取り、組み立てて、ちょっとシールを貼っただけでこのクオリティー! 全身可動で素立ちもバッチリ決まります。
もちろん塗装したりカスタマイズすればもっと格好良くなるけど、これで充分ですよね。
↑左が’70年代のテレビアニメ『ゲッターロボG』で活躍したゲッタードラゴンの、’00年頃に発売された食玩フィギュア。そして今回のプラモは1998年にリリースされたOVAシリーズ『真(チェンジ!)ゲッターロボ/世界最後の日』に登場する、量産型のゲッタードラゴン。どっちも格好よくて甲乙つけがたいです。
↑そして2つ目、日曜日に作ったのがこれ。グッドスマイルカンパニー社と千値練社の共同開発によるプラモデル「MODEROID」シリーズのマジンカイザーに、装甲パーツを着せて「ゴーバリアン」に変身させるという、アニメには無かった完全オリジナルの設定でリリースされた「マジンカイザー アームドユニット/ヴァリアンダガー」!
↑これがベースとなるMODEROIDマジンカイザーで、私が3〜4年前に作ったもの。
↑これは千値練社が完成品フィギュアとしてリリースしたゴーバリアン。’80年代に放映されたTVアニメ『サイコアーマー ゴーバリアン』の主役ロボだけど、私は観たことない番組ですw
が、マジンガーシリーズと同じ永井豪&ダイナミックプロが手掛けた作品であり、そのデザインはまさに次世代のマジンガー(あるいはガンダム寄りのマジンガー)と言えるもの。
マジンカイザーもそれなりに格好良いけど、生物的なニュアンスが入ったデザインが私の好みじゃない。それをよりメカニカルで兵器的なゴーバリアンに変身させられるなら願ったり叶ったり!と思って購入したのが、このアームドユニットってワケです。
↑パッケージ右側の写真が「ヴァリアンダガー」で、この機体がパーツごとに分散し、マジンカイザーに装着されて「ゴウヴァリアン」になる設定。よくそんなこと思いつきますよね!
しかし、買ったはいいものの、パーツの多さにビビって作るのを躊躇し、かれこれ3年くらい放置してましたw すでに出来上がったプラモに装甲パーツを「着せるだけ」と思って甘く見てたんですよね。
時間と勢いがある今こそ作らねば、宝の持ち腐れになっちまう! まあ、仕事と仲間を失った寂しさを紛らわせたい気持ちもあり、せっせとシコシコと作りました。
マジンカイザーから取り外すパーツは、パイルダー(操縦席)と胸の放熱板のみ。残りは全部生かしたまま、さてどんな姿に変身するのか?
外した操縦席と放熱板の部分が入れ替わり……
腕と腰にも装甲が加わる。これだけで充分カッコいいけど、最終的には……
こうなって「ゴウヴァリアン」の完成です。簡単そうに見えるでしょうが、この装甲パーツ1つ1つが独立したプラモデルなんです。全部組むのに5時間近くかかりました。慣れてる人ならもっと早いでしょうけど。
しかし、頑張った甲斐あってカッコよく仕上がりました。これも塗装なし、接着剤なし。ホント今のプラモデルって凄い!
出来れば完成品で売ってくれた方が有難いけどw、自分で組み立てたら愛着もひとしおだし、安値で色々楽しめるのがプラモデルの魅力ですよね。
そんなワケで、またコレクションが増えました。もう置き場所がありませんw
バンダイ社から発売されたばかりの、超合金魂 GX−105「マジンガーZ/革進 -KAKUMEI SHINKA-」です。
TVアニメ『マジンガーZ』の放映スタートが1972年の12月で、50周年という大きな節目に凄いアイテムが出るんじゃないかと期待してたけど、通常の超合金魂シリーズ最新作に収まった結果で、ちょっとガッカリ。
最初の超合金魂(GX−01 マジンガーZ、1997年12月発売)は物珍しさもあって大ヒットしたけど、今やユーザーは慣れてしまい、私みたいなマジンガーに特化したコレクターしかもう買わないだろうし、2012年に定価3万円越えの「DX超合金魂マジンガーZ」も出ちゃってますから、物価高のご時世にそれ以上の豪華アイテムは売れないと判断されたんでしょう。
ゆえにか、超合金魂には必ず装備されてきた台座も今回はオミットされ、付属品は最小限に抑えられてます。
生誕50周年記念ってことで、今回のマジンガーZはアニメ最初期のデザインを忠実に立体化するのがコンセプト。言わば前期マジンガーZで、劇場版『マジンガーZ対暗黒大将軍』をモチーフにした2017年リリースの超合金魂GX−70 「マジンガーZ/D.C.(ダイナミック・クラシックス)」が、言わば後期マジンガーZ。
↑左が「D.C.」で右が「革進」。どこが違うねん?って思われるでしょうが、違うったら違うんです!w 操縦席=パイルダー(ホバーとジェット)の違いもあるけど、後期の方がよりスマート体型なんですね。
アニメ(平面)で見るとスマートな方がカッコいいけど、立体化すると華奢でなんだか頼りない。スタイル的には「革進」の方がマジンガーZらしいです。(個人的にはもうちょいマッチョな方がいい)
当時のアニメは複数のスタジオが(手描きで)作画してたから、回によってマジンガーが太くなったり細くなったり、面相もバラバラだったりして、実はコレ!っていう正解が無いんですよね。
最初の超合金魂マジンガーZのリニューアル版(GX−01R)が私の持つイメージに一番近いんだけど、モデルガンの話以上に共感ナッシングでしょうからw、これくらいにしときます。
以下、通販サイトから拝借した画像。
いちばん「革進」したのは可動域で、初期の超合金魂じゃ有り得なかったアクティブなポージングが可能になりました。
が、私は「素立ち」のまま飾っとく派なもんで、可動は別にどーでもいいw(とはいえ、可動域が広いと素立ちも安定させやすい利点があります)
ロケットパンチがパーツの差し替え無しで撃てるようになったのは、たぶん超合金魂シリーズでは初。これも「革進」ですね。
これはパーツの差し替えが必要だけど、お腹の「ミサイルパンチ」も実際に撃てます。が、なぜか爆発はしません。
ジェットスクランダーも前期デザインで再現されてます。
前作「D.C.」はシリーズ化され、グレートマジンガー、グレンダイザー、ゲッターロボがリリースされたけど、今回はそのバリエーションみたいなもんだから、もう続きは無さそうです。
部屋に置き場所も無くなってきた事だしw、有終の美ってことで良いんじゃないでしょうか。
今年は個人的にも世間的にも暗い話題が多かったので、せめて最後に楽しい記事を。これを楽しいと感じるのは私だけかも知れないけどw
ボーナス商戦でトイガンも新製品が色々リリースされてる中、数年ぶりにリニューアル再販されたコレを買いました。
タナカ・ワークス社のモデルガン「S&W M360PD .357マグナム 1-7/8インチ」です。
以前から欲しかったけど、すでに持ってる日本警察仕様の「M360J “SAKURA”」と同型モデルなもんで我慢してました。が、このたびヘビーウエイト仕様で復活!と知っては無視できず。ああ仕方がない!
実銃はJフレームのコンパクトボディーで357マグナム弾が撃てるよう、シリンダーが頑丈な別素材で造られてる(だから色が違う)のがSAKURAとは異なる大きな特長。モデルガンはそれをセラコート仕上げで再現してます。
というワケでSAKURAとのツーショット。
基本は同じモデルでも印象がかなり違う。好みは岐れるでしょうが、私は甲乙つけがたいです。
そしてもう1つ、ネットオークションで見つけたパックマイヤー社の木製グリップ。昨年買った、あのリボルバー用です。
そう、新進メーカー「A!CTION」社が放った衝撃の日本産リボルバー「ミロク・リバティチーフ.38 SPECIAL」ヘビーウェイト・モデルガン。
本来は「S&W M36 チーフスペシャル」用だった木グリを、出品者さんがリバティチーフに合うよう内側を加工されたそうです。
普通にカッコいいですよね? リバティは絶妙な「イモっぽさ」が魅力と言えば魅力で、それは頭でっかちな形状のグリップに因るところが大きかった。
オリジナルはこんなんです。↓
グリップを替えちゃうとリバティらしさが無くなるし、これくらい細い方が私は握りやすいんだけど、やっぱカッコいいに越したこと無いワケですw
当然チーフスペシャルにも流用できますから、いずれ元に戻すかも知れないけど、今はとにかく「カッコいいリバティチーフ」を楽しみたいと思います。
しかし、こうしてオークションで掘り出し物を探すのも、これで最後にしなくちゃいけません。プータローにこんな贅沢は許されません。
……が、新製品や再販でまた魅力的なモデルガンが出たら、そりゃそんときは仕方ない。ああ困った困った小松政夫。
月刊「アームズマガジン」誌で毛野ブースカさんが企画・監修され、ネット通販にて限定発売された「S&W Kフレームラウンドバット対応カスタムグリップ」が我が家に届きました。
毛野さんがタナカ製S&W M19 PC 3インチ "Kコンプ" に「フィンガーチャンネルが無いチェッカリング入り木製グリップを装着したい!」と思われたのが企画のスタートだったらしく、私はそのモデルの銀色バージョン "Fコンプ" を持ってるので「硬くて立派な俺のアレにも装着したい!」と思い勃ち、即予約注文した次第です。
最大の特長は、日本人の小さな手でも握り易いよう配慮された、この薄さ。
私の短小な人差し指でも難なくトリガーに掛かります。欲しい!と思った最大の理由はそこ。誰が短小やねんコラ💢
以前着けてたアルタモント社のサービスタイプも握り易かったけど、これに比べるとトリガーがやや遠かったし、銃本体のゴツさに対して華奢だったから、ルックス的にもこっちの方がバランス良い!
↑ちなみにこのFコンプはエアガンなので、弾丸はただの飾りです。これを買った後に発売されたモデルガンも欲しいところだけど、キリが無くなるから我慢。
↑今回のカスタムグリップをデザインするにあたって参考にされた……かも知れない、アルタモント社の木製ターゲットグリップを着けた、ハートフォード製ヘビーウェイト・スマイソン4インチ。
このスマイソンは2度目の登場ですが、あれからトリガーをワイドタイプに替えてあります。
グリップはやっぱり木製が良い。ラバー製もカッコいいし利便性で優るかも知れないけど、冷たい鉄(プラスチックだけど)に温かい木材のコントラスト、その手触り、木目の美しさ、高級感、そして何より、銃を操作した時に発する音が、ラバーやプラのグリップを着けてる時より断然イイ!
というワケで、以下、これまでご紹介する機会が無かった、私のお気に入り木製グリップの画像を載せておきます。腕前を上げた私の撮影テクをご覧くださいw
↑以前「COLTパイソン357マグナム」を特集した時はまだ我が家に無かった、タナカワークス製のパイソン・ヘビーウェイトモデルガン「Rモデル」4インチ。
パイソン4インチの決定版として以前から欲しかったけど、艶消しブラックの塗装がどうしてもイヤで躊躇してました。思い切って「ブルーイング・カスタム」を買おうともしたけど、オークションで7万とか8万もの値がついてやがるので断念。
そしたら「ブルースチール」のスプレーで塗装した中古が、本来の定価とそんなに変わらない値でオークションに出てたので、めでたく落札。
ガンブルー液で染めて磨いた「ブルーイング・カスタム」の美しさには遠く及ばないけど、そこまでのクオリティーを私は求めてない。なにせABSの黒い地肌が一番だと思ってる位だし。
これくらいのツヤと金属っぽさがあれば、私には充分。しかもバレルとシリンダーのインサートが見えにくいよう加工もしてあって、それで定価と変わんない値段なら買わないワケにいきません。
で、グリップはタナカワークス社の純正、ウェイト入り木グリ。さらにC-Tec製のフルサイズダミーカートを装填すれば、けっこうな重量になります。
実銃のパイソン用グリップは色んなタイプがあるけど、中でもたぶん一番握り易いタイプのが再現されており、もちろん信頼のタナカ製品ですから銃の作動もパーフェクト。まさに決定版のパイソン4インチとなりました。
↑MGC製のABSモデルガン・COLTトルーパーMk-III 6インチ。グリップはいつもオークションに出品されてる職人さんのハンドメイド。高級家具に使用される木材が使われてるので、なんだか気品を感じます。
↑マルシン製のヘビーウェイト・モデルガン、S&W M586の4インチ。以前ご紹介した激安ブルーイング・カスタムだけど、その後グリップをラバーから木製に替えました。
トルーパーのと同じ職人さんによるハンドメイドで、やや作りが粗いけど、ローズウッドの色合いが銃本体の深いブルーと相性バッチリ!
↑コクサイ製の金属モデルガン、S&W M19の2.5インチ。グリップはちょっと珍しい、パックマイヤー社(ラバーグリップの第一人者)による実銃用の木グリ。
ネットオークションで写真を見て「握り易そう!」と思って買ったんだけど、届いた実物は意外とゴツくて、私の手に合いませんw たまにはこういう事もありますw
↑で、以前Fコンプに着けてたアルタモント製サービスタイプ木グリは今、コクサイのABS製モデルガン・S&W M64の2インチに着けてます。
私にはやっぱり、こういう短小なリボルバーが一番お似合いですね。 短小な。
短小な。
………………。